【北海道】道の木:エゾマツ(蝦夷松)、道の花:ハマナス(浜茄子)
道の木:エゾマツ(蝦夷松)
由来・特徴
エゾマツは、北海道の広大な大地を代表する針葉樹であり、寒冷な気候に適応し、広範囲にわたって自生しています。
強い寒さに耐える力
北海道の冬は厳しく、降雪量が多くなりますが、エゾマツはその厳しい環境にも負けずに成長する強靭な木です。これは道民の忍耐力や開拓精神を象徴するとも言えるでしょう。北海道の建築・産業に貢献
エゾマツは、建築材や製紙の原料として利用され、北海道の産業において欠かせない木です。特に明治時代の開拓期には、多く伐採され、家屋や船、鉄道の枕木などに使用されました。自然景観のシンボル
エゾマツの美しい緑が広がる風景は、多くの観光客や地元の皆さんに親しまれています。大雪山系や知床などの国立公園にも豊富に生息し、北海道の原生林の重要な構成要素となっています。
選定の経緯
エゾマツは、北海道の森林を代表する樹木であり、寒冷地に適応する強さと地域の産業に果たす役割から、昭和41年(1966年)に「道の木」として選定されました。
道の花:ハマナス(浜茄子)
由来・特徴
ハマナスは、北海道の海岸沿いに自生するバラ科の植物で、可憐な花と強い香りが特徴的です。
北海道の沿岸部を彩る美しい花
ハマナスは、道内の海岸線や砂丘地帯に多く自生し、初夏になると赤やピンクの鮮やかな花を咲かせます。その美しい姿は、道民にとって馴染み深いものです。香り高く、多用途に利用
ハマナスの花は、香水やお茶、ジャムなどの加工品としても利用されており、北海道の特産品の一つとなっています。特にその香りは非常に上品で、リラックス効果があるとされています。厳しい環境に負けない生命力
海岸線という厳しい環境でもしっかりと根を張り、風雪に耐えて花を咲かせるハマナスの姿は、北海道に暮らす人々のたくましさと重なります。その生命力の強さから「不屈の花」とも呼ばれます。
選定の経緯
ハマナスは、北海道の沿岸部に広く分布し、道民にとって身近な花であること、その美しさと香りの魅力から、昭和57年(1982年)に「道の花」として正式に選ばれました。