チドリソウ(千鳥草)の育て方|ラークスパーを長く咲かせる種まき・摘心を解説

チドリソウの育て方|ラークスパーを長く咲かせる種まき・摘心・切り花を解説

チドリソウ

チドリソウは、青、紫、ピンク、白などの花を穂状に咲かせるキンポウゲ科の一年草です。

すらりと伸びた花穂と繊細な花姿が美しく、花壇やナチュラルガーデン、切り花として人気があります。英名の「ラークスパー(Larkspur)」でも知られています。

比較的寒さに強く、秋まきで育てると春から初夏にかけて美しい花を咲かせます。一方で、高温多湿を苦手とするため、日本では一年草として育てられることが一般的です。

この記事では、チドリソウの特徴、種類、育て方、種まき、水やり、肥料、摘心、支柱、切り戻し、増やし方、病害虫、枯れる原因まで解説します。

チドリソウの基本情報

・和名:チドリソウ(千鳥草)
・別名:ラークスパー
・英名:Larkspur
・学名:Consolida ajacis(※現在は Delphinium ajacis とされる場合もある)
・科名:キンポウゲ科
・属名:コンソリダ属(デルフィニウム属に含める分類もある)
・分類:一年草
・原産地:南ヨーロッパ、西アジア
・草丈:50〜120cmほど
・開花期:5月〜7月頃
・花色:青、紫、ピンク、白、水色など
・種まき時期:9月〜10月頃
・植え付け時期:10月〜11月頃
・耐寒性:強い
・耐暑性:弱い
・栽培難易度:初心者〜中級者向き

チドリソウとは?

チドリソウは、キンポウゲ科に分類される一年草です。

細く伸びた茎の先へ、小さな花を穂状に咲かせます。

花の後ろへ距(きょ)と呼ばれる細長い突起が伸びることが特徴で、デルフィニウムによく似た姿をしています。

草丈が高く、風に揺れる姿が美しいため、イングリッシュガーデンやナチュラルガーデンによく利用されています。

チドリソウの特徴

花穂が美しい

チドリソウは、まっすぐ伸びた花穂に花をたくさん咲かせます。

立体感のある花壇を作ることができます。

花色が豊富

青や紫を中心に、白、ピンク、水色などの花色があります。

複数の色を植えることで華やかな景観になります。

切り花として人気

花もちが比較的よく、切り花としても人気があります。

ブーケやフラワーアレンジメントにもよく利用されます。

寒さに強い

秋に種をまくことで、冬を越して春に元気よく育ちます。

暖地では屋外で冬越しできます。

暑さに弱い

高温多湿を苦手とします。

梅雨から夏にかけて株が弱るため、日本では一年草として栽培されます。

チドリソウとデルフィニウムの違い

チドリソウはデルフィニウムによく似ていますが、別種です。

チドリソウは一年草で比較的育てやすく、デルフィニウムは多年草で夏越しが難しい種類が多くあります。

また、チドリソウの葉は細かく切れ込み、花もやや小ぶりです。

チドリソウの主な種類・品種

インペリアルシリーズ

草丈が高く、切り花向きの人気シリーズです。

アールグレイ系

淡い青紫色の花を咲かせます。

ナチュラルガーデンに人気があります。

ミックス品種

青、白、ピンクなど複数色が楽しめます。

花壇にもおすすめです。

チドリソウの苗の選び方

茎が太い苗を選ぶ

徒長していない丈夫な苗を選びます。

葉色が濃い苗を選ぶ

葉が鮮やかな緑色で元気な苗がおすすめです。

病害虫がない苗を選ぶ

アブラムシやうどんこ病がない苗を選びましょう。

チドリソウの育て方

日当たり・置き場所

日当たりと風通しのよい場所で育てます。

日照不足では茎が細く伸び、倒れやすくなります。

用土

水はけのよい土を好みます。

市販の草花用培養土で育てられます。

水やり

鉢植えは土が乾いたらたっぷり水を与えます。

過湿を避けましょう。

地植えの水やり

根付いた後は降雨だけでも育ちます。

乾燥が続く場合のみ水を与えます。

肥料

植え付け時に緩効性肥料を施します。

生育期には液体肥料を2〜3週間に1回程度与えます。

チドリソウの種まき

種まき時期

9〜10月頃が適期です。

秋まきすると春に開花します。

種まき方法

種を薄く覆土します。

発芽まで乾燥させないよう管理します。

発芽後

本葉が数枚になったら間引きます。

大きくなったら植え付けます。

チドリソウの植え付け

秋が適期です。

根鉢を崩さず植え付けます。

チドリソウの株間

25〜30cmほど空けます。

風通しを確保することで病気を予防できます。

チドリソウの鉢植え

7号鉢以上がおすすめです。

高性品種は深鉢を利用します。

チドリソウの摘心

摘心すると枝数が増える

草丈20〜30cmほどで摘心すると、側枝が増え花数も多くなります。

摘心しない育て方

一本立ちで大きな花穂を楽しみたい場合は摘心しません。

切り花用では摘心しないこともあります。

チドリソウの支柱

草丈が高くなるため支柱が必要です。

風で倒れる前に設置しましょう。

チドリソウの花がら摘み

咲き終わった花穂は早めに切り取ります。

種を採る場合は一部だけ残します。

チドリソウの切り戻し

花後に花茎を切ります。

一年草のため、そのまま栽培を終了することが一般的です。

チドリソウの花が咲かない原因

日照不足

十分な日光が必要です。

肥料不足

春に追肥すると花付きがよくなります。

窒素肥料が多い

葉ばかり茂ることがあります。

株が小さい

十分に生育していないと花芽が付きません。

チドリソウの増やし方

種まき

もっとも一般的な方法です。

花後に採種して翌年まくことができます。

チドリソウの夏越し

一年草のため夏越しは行いません。

花後に種を採取して翌年育てます。

チドリソウの冬越し

秋まきした苗は寒さに比較的強く、暖地では屋外越冬できます。

寒冷地では霜よけすると安心です。

チドリソウの病気

うどんこ病

乾燥と風通しの悪さで発生しやすくなります。

灰色かび病

花や葉に発生することがあります。

根腐れ

過湿で発生します。

チドリソウの害虫

アブラムシ

新芽や花穂に発生します。

ナメクジ

若い苗を食害します。

ヨトウムシ

葉を食べることがあります。

チドリソウが枯れる原因

水の与えすぎ

根腐れを起こします。

高温

夏になると自然に枯れます。

日照不足

花付きが悪くなります。

蒸れ

梅雨時は株元が傷みやすくなります。

チドリソウを庭や鉢植えで楽しむ方法

花壇

草丈を生かして花壇後方へ植えると立体感が出ます。

ナチュラルガーデン

オルレア、ジギタリス、デルフィニウム、ニゲラなどとの相性がよく、自然な雰囲気を演出できます。

切り花

花もちがよく、ブーケにも人気があります。

チドリソウの花言葉

チドリソウの代表的な花言葉には、「陽気」「軽やかさ」「清明」などがあります。

風に揺れる軽やかな花姿に由来するとされています。

まとめ

チドリソウは、春から初夏に美しい花穂を咲かせる一年草です。

寒さに強く、秋まきで育てることで春にたくさんの花を楽しめます。

日当たりと風通しのよい場所で育て、水はけのよい土を使用することが元気に育てるポイントです。

草丈が高くなるため支柱を設置し、花後は花穂を切り取ることで美しい株姿を保てます。

ナチュラルガーデンや切り花にも適した、春を代表する人気の草花です。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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