カスミソウの育て方|白い小花を咲かせる種まき・水やり・切り戻し

カスミソウの育て方|春から初夏に咲く白い小花の種まき・切り戻し・夏越しを解説

カスミソウ

カスミソウは、細く枝分かれした茎に白や淡いピンク色の小さな花を多数咲かせる植物です。

ふんわりと広がる花姿が霞のように見えることから、カスミソウと呼ばれています。花壇や鉢植えだけでなく、切り花やドライフラワーとしても人気があります。

一年草タイプと多年草タイプがあり、種類によって種まきの時期や夏越し、冬越しの方法が異なります。

日当たりと水はけのよい場所を好み、過湿を苦手とします。特に梅雨から夏の高温多湿では株が蒸れやすいため、風通しを確保することが大切です。

この記事では、カスミソウの特徴、種類、種まき、植え付け、水やり、肥料、切り戻し、増やし方、夏越し、冬越し、病害虫、花が咲かない原因まで解説します。

カスミソウの基本情報

・和名:カスミソウ
・別名:ムレナデシコ、ベビーズブレス
・学名:Gypsophila
・科名:ナデシコ科
・属名:カスミソウ属
・分類:一年草、多年草
・原産地:ヨーロッパ、アジアなど
・草丈:20〜100cmほど
・開花期:5月〜7月頃
・花色:白、ピンクなど
・種まき時期:9月〜10月頃、3月〜4月頃
・植え付け時期:10月〜11月頃、3月〜4月頃
・植え替え時期:3月〜4月頃、10月頃
・耐寒性:普通〜強い
・耐暑性:弱い〜普通
・栽培難易度:初心者〜中級者向き

カスミソウとは?

カスミソウは、ナデシコ科カスミソウ属に分類される植物の総称です。

細い茎を何度も枝分かれさせ、その先へ小さな花を多数咲かせます。

満開になると株全体が白い霞に包まれたように見えることが、和名の由来です。

切り花では、バラやカーネーションなど大輪の花を引き立てる脇役として利用されることが多くあります。

単独で飾ると繊細で軽やかな雰囲気になり、ナチュラルな花束やドライフラワーにも適しています。

カスミソウの特徴

小さな花を多数咲かせる

カスミソウは、細い枝の先へ直径1cm前後の小さな花を咲かせます。

一輪ずつの花は小さいものの、多数の花が一斉に咲くことで、株全体が華やかになります。

一重咲きと八重咲きがあります。

白い花が代表的

最も一般的な花色は白です。

白花は、ほかの花色を引き立てやすく、花壇や切り花に幅広く利用できます。

淡いピンク色や濃いピンク色の品種もあります。

一年草と多年草がある

カスミソウには、一年草として育てる種類と多年草として育てる種類があります。

一年草タイプは種をまいた年に花を咲かせ、開花後に枯れます。

多年草タイプは地下部が残り、環境が合えば翌年も芽を出します。

直根性で移植を嫌う

カスミソウは、太い根を地中深くへ伸ばす直根性です。

根を傷つけると生育が悪くなるため、何度も植え替えることを嫌います。

種から育てる場合は、育てる場所へ直接まくか、一株ずつポットで育苗すると管理しやすくなります。

乾燥を好む

カスミソウは、水分の多い土より、やや乾燥した環境を好みます。

土が常に湿っていると根腐れや立枯病が発生しやすくなります。

鉢植えは、土の表面が乾いてから水を与えましょう。

高温多湿を苦手とする

カスミソウは、夏の高温多湿を苦手とします。

特に多年草タイプは、梅雨から真夏に蒸れや根腐れによって枯れることがあります。

水はけのよい土と風通しのよい環境が重要です。

カスミソウは一年草?多年草?

一年草タイプ

一年草の代表種には、Gypsophila elegansがあります。

秋または春に種をまき、春から初夏に花を咲かせます。

花後に種を作ると株は枯れます。

生育が早く、種から育てやすいため、花壇や切り花用に向いています。

多年草タイプ

多年草の代表種には、Gypsophila paniculataがあります。

宿根カスミソウとも呼ばれ、切り花として流通するカスミソウの代表的な種類です。

冬に地上部が枯れても、地下部が生きていれば翌春に新芽を伸ばします。

矮性タイプ

草丈が低く、地面を這うように広がるタイプもあります。

鉢植え、ロックガーデン、花壇の縁取りなどに利用できます。

小さな花を株いっぱいに咲かせる品種があります。

カスミソウの主な種類

一年草カスミソウ

種から簡単に育てられるタイプです。

草丈は30〜60cmほどになります。

白やピンクの小花を多数咲かせ、春の花壇や切り花に利用できます。

宿根カスミソウ

多年草として育てられるタイプです。

草丈は60〜100cmほどになり、大きく枝分かれします。

切り花として流通する白い八重咲きのカスミソウは、宿根タイプが中心です。

ジプシーシリーズ

草丈が比較的低く、鉢植えや寄せ植えに向くタイプです。

株がこんもりとまとまり、小さな花を多数咲かせます。

白花やピンク花があります。

ピンクカスミソウ

ピンク色の小花を咲かせるタイプです。

白花より柔らかく可愛らしい印象があります。

鉢植えや花壇、切り花にも利用できます。

八重咲きカスミソウ

小さな花弁が幾重にも重なるタイプです。

一重咲きより花にボリュームがあり、切り花として人気があります。

宿根タイプに多く見られます。

カスミソウと宿根カスミソウの違い

一般に「カスミソウ」という名前は、カスミソウ属全体や一年草タイプ、多年草タイプをまとめて指す場合があります。

宿根カスミソウは、多年草として毎年育てられる種類です。

一年草タイプは花後に株が枯れますが、宿根カスミソウは冬に地上部が枯れても地下部が残ります。

宿根タイプは一年草タイプより大きく育ち、切り花として利用される品種が多くあります。

カスミソウの苗の選び方

株元がしっかりした苗を選ぶ

茎が細すぎず、株元から複数の枝が伸びている苗を選びます。

株がぐらつく苗は、根が十分に張っていない可能性があります。

徒長していない苗を選ぶ

節と節の間が詰まり、株全体がコンパクトな苗がおすすめです。

茎が細長く伸びている苗は、日照不足によって徒長している可能性があります。

葉色を確認する

葉が緑色で、下葉まで残っている苗を選びます。

黄色い葉が多い株や、株元が黒く変色している苗は避けましょう。

根詰まりしていない苗を選ぶ

カスミソウは移植を嫌います。

ポットの底から根が大量に出ている苗は、植え付け後に弱ることがあります。

若いうちに植え付けられる苗を選びます。

カスミソウの育て方

日当たり・置き場所

カスミソウは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。

一日に6時間程度日光が当たる場所が適しています。

日照不足になると、茎が細く伸び、花数が少なくなります。

多年草タイプは、梅雨から夏に蒸れやすいため、風が通る場所へ植えましょう。

半日陰で育てられる?

明るい半日陰でも育つ場合がありますが、日当たりのよい場所より花付きが悪くなります。

午前中に数時間日光が当たる場所であれば育てられます。

一日中暗い場所は避けましょう。

用土

カスミソウは、水はけと通気性のよい土を好みます。

市販の草花用培養土を使用できます。

水持ちがよすぎる場合は、軽石小粒やパーライトを加えましょう。

土を配合する場合は、赤玉土小粒6、腐葉土2、軽石小粒またはパーライト2が目安です。

土壌酸度

カスミソウは、強い酸性土壌を苦手とします。

地植えでは、植え付けの2週間ほど前に苦土石灰を少量混ぜ、酸度を調整します。

石灰を大量に入れる必要はありません。

水はけを改善しながら、中性に近い土を作ると育てやすくなります。

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いてから十分に水を与えます。

毎日決まった時間に水を与える必要はありません。

土が湿っている間は水やりを控えましょう。

花や葉へ水をかけると蒸れや病気の原因になるため、株元へ与えます。

地植えの水やり

植え付け直後から根付くまでは、土が乾いたら水を与えます。

根付いた後は、基本的に降雨だけで育てられます。

長期間雨が降らず、葉がしおれる場合だけ水を与えましょう。

肥料

植え付け時に、緩効性肥料を少量施します。

カスミソウは、多量の肥料を必要としません。

鉢植えでは、生育期に薄い液体肥料を2〜3週間に1回程度与えます。

地植えでは、葉色や生育がよければ追加の肥料を控えられます。

窒素肥料を与えすぎると、茎葉ばかりが伸びて花付きが悪くなります。

カスミソウの種まき

種まきの時期

暖地では、9月〜10月頃の秋まきが適しています。

秋に発芽させ、苗の状態で冬を越すと、翌春から花を楽しめます。

寒冷地では、3月〜4月頃の春まきが適しています。

直まき

カスミソウは移植を嫌うため、花壇へ直接種をまけます。

土をよく耕し、水はけを整えます。

種を重ならないようにまき、種が隠れる程度に薄く土をかぶせます。

発芽までは土を乾燥させすぎないように管理します。

ポットまき

育苗する場合は、一つのポットへ2〜3粒ずつ種をまきます。

発芽したら元気な苗を一本残して間引きます。

根がポットいっぱいになる前に植え付けましょう。

発芽後の管理

発芽した苗は、日当たりのよい場所へ移します。

日照不足では徒長しやすくなります。

密集して発芽した場合は、早めに間引いて風通しを確保しましょう。

カスミソウの植え付け

植え付けは、秋の10月〜11月頃または春の3月〜4月頃が適しています。

苗をポットから静かに抜き、根鉢を崩さず植え付けます。

太い根を切ったり、根をほぐしたりしないようにしましょう。

根鉢の表面と地面の高さが同じになるように植えます。

植え付け後は十分に水を与え、根付くまでは極端に乾燥させないようにします。

カスミソウの株間

一年草タイプは、株間を20〜30cmほど確保します。

宿根タイプは大きく広がるため、30〜50cmほど空けます。

密植すると株の内部へ湿気がこもり、梅雨時期に病気が発生しやすくなります。

苗の時点では隙間があっても、成長すると枝を大きく広げます。

カスミソウの鉢植え

一年草タイプは、5〜6号鉢へ一株が目安です。

宿根タイプは、7〜8号以上の深さがある鉢を使用します。

直根を伸ばすため、浅い鉢より深めの鉢が適しています。

鉢底へ鉢底ネットと鉢底石を入れ、水はけのよい培養土を使用します。

鉢皿へ水をためないようにしましょう。

カスミソウの摘心

摘心の目的

摘心すると脇芽が増え、枝数と花数を増やせます。

草丈を抑え、株をこんもりと仕立てる効果もあります。

摘心の時期

苗の草丈が10〜20cmほどになった頃に行います。

植え付け後に根付き、新しい葉が伸び始めてから行いましょう。

摘心の方法

茎の先端を、葉の付け根の少し上で切ります。

下の節から新しい枝が伸びます。

切り花用に長い茎を育てたい場合は、品種や目的によって摘心を控える場合があります。

カスミソウの支柱

高性のカスミソウは、草丈80〜100cmほどになることがあります。

細い茎を多数伸ばすため、強風や大雨で倒れることがあります。

草丈が30〜40cmほどになった頃に支柱を立てると安心です。

一株ずつ支える方法のほか、複数の支柱を立ててひもで囲む方法もあります。

カスミソウの花がら摘み

咲き終わった花は、花茎ごと切り取ります。

細かな花が多いため、一輪ずつ摘む必要はありません。

花が一段落した枝をまとめて切ると、株姿を整えられます。

種を採らない場合は、花後の枝を早めに切ると株の消耗を抑えられます。

カスミソウの切り戻し

切り戻しの目的

花が一度咲き終わった後や、茎が伸びすぎた場合に切り戻します。

株の風通しがよくなり、蒸れを防げます。

多年草タイプでは、新しい枝を伸ばして再び花を咲かせることがあります。

切り戻しの時期

花が一段落した5月〜7月頃に行います。

梅雨前に株を整理すると、蒸れの予防にもなります。

切り戻しの方法

咲き終わった枝を、全体の3分の1から2分の1程度切ります。

健康な葉を残し、葉や脇芽の上で切りましょう。

枯れた枝や細い枝も取り除きます。

切り戻し後の管理

切り戻し後は、水を吸う量が減ります。

土の乾き具合を確認して水を与えます。

新芽が伸び始めたら、薄い液体肥料を与えられます。

カスミソウの花が咲かない原因

日照不足

カスミソウは日光を好みます。

日照不足になると茎が細長くなり、花芽が付きにくくなります。

日当たりのよい場所へ移しましょう。

肥料の与えすぎ

窒素肥料を多く与えると、葉や茎ばかりが成長します。

株は大きいのに花が少ない場合は、肥料を控えます。

水の与えすぎ

過湿によって根が傷むと、花付きが悪くなります。

土が乾いてから水を与えましょう。

水切れ

開花前に極端な水切れを起こすと、つぼみが枯れることがあります。

乾燥を好みますが、完全に乾燥した状態を長期間続けないようにします。

移植で根を傷めた

カスミソウは直根性です。

植え替えや植え付けで根を大きく傷めると、生育が止まることがあります。

根鉢を崩さず植え付けましょう。

高温多湿

梅雨や真夏に株が弱ると、花が咲かなくなることがあります。

多年草タイプは風通しのよい場所で管理し、長雨を避けましょう。

種まきが遅い

春まきが遅いと、株が十分に育つ前に高温期を迎えます。

暖地では秋まきのほうが大きな株に育ちやすくなります。

カスミソウの増やし方

種まき

一年草タイプは、種まきで増やす方法が一般的です。

秋または春に種をまきます。

親株から種を採取することもできます。

種の採取

花後に種を作らせます。

花がらや種子が茶色く乾燥したら、晴れた日に切り取ります。

風通しのよい日陰でさらに乾燥させ、種を取り出します。

紙袋などへ入れて、涼しく乾燥した場所で保存しましょう。

挿し芽

宿根カスミソウは、挿し芽で増やせる場合があります。

春から初夏に、健康な若い枝を5〜10cmほど切ります。

下部の葉を取り除き、赤玉土小粒や挿し木用土へ挿します。

明るい日陰で乾燥させないように管理します。

株分け

宿根タイプは株分けできる場合がありますが、太い根を傷つけると株が弱りやすくなります。

無理に細かく分けず、大きな株を必要最小限に分けます。

植え替えと同時に行いましょう。

カスミソウの夏越し

高温多湿を避ける

宿根カスミソウの夏越しで重要なのは、高温多湿を避けることです。

梅雨から夏に土が湿った状態が続くと、根腐れや立枯病が発生します。

風通しと水はけを確保しましょう。

花後に切り戻す

花が一段落したら、咲き終わった枝を切り戻します。

株をコンパクトにすると内部へ風が入りやすくなります。

枯れ葉や傷んだ茎も取り除きます。

鉢植えの置き場所

鉢植えは、梅雨の長雨を避けられる軒下へ移します。

真夏は午前中に日が当たり、午後は明るい日陰になる場所が適しています。

鉢同士を密着させず、風通しを確保します。

夏の水やり

土がしっかり乾いてから水を与えます。

夏だからと毎日水を与えると、過湿になることがあります。

朝の涼しい時間帯に株元へ水を与えます。

夏の肥料

高温期は肥料を控えます。

株が弱っている時期に肥料を与えると、根を傷めることがあります。

秋に新芽が動き始めてから追肥を再開します。

カスミソウの冬越し

一年草タイプ

一年草タイプは、開花と結実を終えると株が枯れます。

翌年も育てる場合は種を採取し、秋または春にまきます。

宿根タイプ

宿根カスミソウは、寒くなると地上部が枯れる場合があります。

枯れた茎は地際から切り取り、地下部で冬越しさせます。

春になると株元から新しい芽を伸ばします。

地植えの防寒

耐寒性は比較的ありますが、寒冷地では株元へ腐葉土やバークチップを敷くと安心です。

冬も水がたまる場所では根が腐るため、水はけを確保します。

鉢植えの冬越し

鉢植えは、強い凍結が続く地域では軒下へ移します。

暖房の効いた室内へ入れる必要はありません。

土が完全に乾燥し続けない程度に水を与えます。

カスミソウの病気

立枯病

株元や根が傷み、株全体がしおれて枯れます。

高温多湿、水の与えすぎ、風通しの悪さなどが原因になります。

水はけのよい清潔な土を使用し、密植を避けましょう。

灰色かび病

花、葉、茎に灰色のかびが発生します。

梅雨や長雨、枯れた花の放置などで発生しやすくなります。

咲き終わった花や傷んだ枝を早めに取り除きます。

うどんこ病

葉や茎に白い粉をまぶしたような症状が現れます。

株が密集した環境で発生しやすくなります。

症状のある部分を取り除き、風通しを改善しましょう。

根腐れ

水の与えすぎや、水はけの悪い土によって根が腐ります。

土が湿っているのに葉がしおれる場合は、根腐れの可能性があります。

鉢植えでは水やりを控え、必要に応じて水はけのよい土へ植え替えます。

カスミソウの害虫

アブラムシ

新芽、つぼみ、花茎に発生します。

植物の汁を吸い、生育を悪くします。

花数が多いため、開花前から株を定期的に確認しましょう。

ハダニ

高温で乾燥した時期に発生することがあります。

葉の裏から汁を吸い、葉が白っぽくかすれます。

鉢植えでは葉の状態を定期的に確認します。

ヨトウムシ

夜間に葉や新芽を食害します。

昼間は株元や土の中へ隠れます。

葉に大きな穴が開いた場合は、夜間に確認しましょう。

ナメクジ

若い苗や柔らかい新芽を食害します。

梅雨時期に発生しやすくなります。

鉢の下や落ち葉など、隠れ場所を減らしましょう。

カスミソウが枯れる原因

水の与えすぎ

カスミソウが枯れる大きな原因の一つが過湿です。

土が乾かないうちに水を与え続けると、根腐れを起こします。

土の表面が乾いてから水を与えましょう。

水はけの悪い土

粘土質の土や、雨の後に水がたまる場所では根が傷みます。

軽石や川砂などを加えて、水はけを改善します。

高温多湿

梅雨から真夏に株が急に弱る場合は、高温多湿が原因の可能性があります。

特に宿根タイプは、夏越しに失敗することがあります。

花後に切り戻し、風通しを確保しましょう。

日照不足

暗い場所では茎が細長く伸び、株が弱ります。

花付きも悪くなるため、日当たりのよい場所で育てます。

移植による根傷み

太い直根を傷つけると、植え付け後にしおれて枯れることがあります。

苗を移動するときは根鉢を崩さないようにします。

肥料の与えすぎ

肥料を多く与えると、根が傷むことがあります。

茎が軟弱になり、倒れやすくなる場合もあります。

肥料は控えめに使用します。

一年草として寿命を迎えた

一年草タイプは、花を咲かせて種を作った後に枯れます。

春から初夏に十分花を咲かせた後、夏頃に株が枯れることは自然な生育サイクルです。

病害虫

立枯病、根腐れ、アブラムシなどの被害が広がると株が弱ります。

葉、茎、株元を定期的に確認しましょう。

カスミソウを切り花として楽しむ方法

切る時期

花が全体の3分の1から半分程度開いた頃に切ります。

つぼみがすべて固い状態で切ると、十分に開かない場合があります。

朝の涼しい時間帯に切ると、水揚げしやすくなります。

茎を長めに切る

切り花として利用する場合は、用途に合わせて茎を長めに切ります。

株元の葉をすべて取らず、株に十分な葉を残しましょう。

宿根タイプでは、葉を残すことで地下部へ養分を蓄えられます。

水に浸かる葉を取る

花瓶の水に浸かる部分の葉は取り除きます。

葉が水へ入ったままになると、水が腐りやすくなります。

花瓶の水をこまめに交換しましょう。

カスミソウをドライフラワーにする方法

カスミソウは、ドライフラワーにしやすい植物です。

花が十分に開き、傷みの少ない枝を選びます。

余分な葉を取り除き、数本ずつ束ねます。

風通しがよく、直射日光の当たらない場所へ逆さにつるします。

1〜2週間ほど乾燥させると、ドライフラワーとして利用できます。

湿度が高い場所では、花が茶色く変色したり、かびが発生したりすることがあります。

カスミソウを庭や鉢植えで楽しむ方法

花壇へまとめて植える

複数株をまとめて植えると、白い霞が広がったような景観になります。

ほかの花の間へ植えると、花壇全体を柔らかな印象にできます。

バラと組み合わせる

カスミソウは、バラとの相性がよい植物です。

大輪のバラの間へ小さな白花を配置すると、花の形や大きさに変化が生まれます。

ただし、カスミソウは乾燥気味の土を好むため、水を多く必要とする植物との混植では水管理に注意します。

ナチュラルガーデンへ植える

細い茎と小さな花は、自然風の庭によく合います。

ヤグルマギク、ニゲラ、エスコルチアなどと組み合わせると、草原のような景観を作れます。

鉢植えで育てる

矮性品種は、鉢植えや寄せ植えに向いています。

白やピンクの小花が鉢いっぱいに咲き、玄関やベランダを明るく彩ります。

相性のよい植物

カスミソウと組み合わせやすい植物には、次のようなものがあります。

・バラ
・ヤグルマギク
・ニゲラ
・ネモフィラ
・エスコルチア
・ラナンキュラス
・アネモネ
・デルフィニウム
・スイートピー
・パンジー
・ビオラ

草丈や開花時期、水分の好みを確認して組み合わせましょう。

カスミソウの花言葉

カスミソウの代表的な花言葉には、「清らかな心」「無邪気」「感謝」「幸福」などがあります。

小さな白い花が多数集まって咲く、清楚で繊細な花姿から付けられたとされています。

白いカスミソウには「清らかな心」、ピンクのカスミソウには「感激」などの花言葉が紹介されることもあります。

花言葉の内容は、資料によって異なる場合があります。

まとめ

カスミソウは、白やピンク色の小さな花を多数咲かせるナデシコ科の植物です。

細く枝分かれした茎に花を付け、満開になると霞が広がったような美しい姿になります。

一年草タイプと宿根タイプがあり、一年草は種をまいた年に開花して枯れます。宿根カスミソウは、環境が合えば地下部が冬を越して翌年も芽を出します。

日当たりと風通し、水はけのよい場所を好みます。

鉢植えは、土の表面が乾いてから水を与えます。過湿を嫌うため、水を与えすぎないことが大切です。

種まきは暖地では秋、寒冷地では春が適しています。直根性で移植を嫌うため、直まきまたは一株ずつポットで育苗しましょう。

摘心すると枝数が増え、多くの花を咲かせやすくなります。

花後に切り戻すと株の風通しが改善し、宿根タイプでは新しい枝を伸ばすことがあります。

梅雨から夏の高温多湿を苦手とするため、長雨と蒸れを避けることが夏越しのポイントです。

切り花やドライフラワーにも利用でき、庭だけでなく室内でも長く楽しめます。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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