グミ(茱萸)とは?ナツグミ・アキグミ・ビックリグミの違いと育て方を紹介
グミの育て方|庭で赤い実を楽しめる果樹の特徴・剪定・管理方法を解説
グミは、春から初夏、または秋に赤い実をつける落葉または常緑の果樹です。小さな実は甘酸っぱく、品種によっては生食や果実酒、ジャムなどに利用できます。昔ながらの庭木として親しまれてきた植物で、実をつまんで楽しめる素朴な果樹です。
グミの仲間には、ナツグミ、アキグミ、ビックリグミ、トウグミ、ナワシログミなどがあります。種類によって、実の時期、樹形、葉の性質、味わいが異なります。家庭で収穫を楽しむなら、実が大きく食べやすい品種を選ぶとよいでしょう。
グミは比較的丈夫で、日当たりのよい場所に植えると育てやすい果樹です。やせ地にも比較的強く、根に共生する菌の働きによって窒素を取り込む性質があります。ただし、枝がよく伸びるため、庭では剪定で大きさを抑える管理が必要です。
この記事では、グミの特徴、主な種類、育て方、水やり、肥料、剪定、実がならない原因、収穫、鉢植え管理、病害虫、庭に植えるときの注意点まで詳しく解説します。
グミの基本情報
和名:グミ(茱萸、胡頽子)
別名:グイミ、グミノキ
学名:Elaeagnus spp.
科名:グミ科
属名:グミ属
分類:落葉低木〜小高木、常緑低木、果樹
原産地:日本、東アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど。種類により異なる
樹高:1m〜5mほど。種類により異なる
開花期:春または秋。種類により異なる
花色:白、淡黄色、クリーム色など
収穫期:5月〜7月頃、または秋〜冬。種類により異なる
実の色:赤、橙赤色、赤褐色など
植え付け時期:11月〜3月頃、または3月〜4月頃
植え替え時期:鉢植えは11月〜3月頃、または3月頃
成長速度:普通〜早い
耐寒性:強い種類が多い
耐暑性:強い種類が多い
栽培難易度:初心者向き。日当たり、剪定、実つき管理がポイント
グミとは?
グミは、グミ科グミ属に分類される果樹の総称です。日本にも自生する種類があり、山野や庭木として親しまれてきました。赤く色づいた実は小さく、口に入れると甘酸っぱさと渋みを感じるものがあります。
果実は品種によって味わいが異なります。野生種に近いものは渋みが強い場合がありますが、ビックリグミや大実系の品種は実が大きく、家庭果樹として楽しみやすくなります。
グミは果樹としてだけでなく、庭木、生垣、野鳥を呼ぶ木、自然風の植栽にも利用されます。花は小さく目立ちにくいものの、香りを持つ種類もあります。葉の裏に銀白色の毛がある種類では、葉の質感も観賞ポイントになります。
グミの特徴
赤い実を楽しめる
グミの魅力は、赤く色づく小さな実です。
実は丸形から楕円形で、種類によって大きさが異なります。熟した実は甘酸っぱく、生食できるものもあります。渋みがある場合は、果実酒やジャムにすると利用しやすくなります。
丈夫で育てやすい
グミは比較的丈夫な果樹です。
日当たりと水はけのよい場所であれば育てやすく、庭植えでは大きな手間が少ない植物です。やせ地にも比較的強く、乾燥にもある程度耐えます。
種類が多い
グミには多くの種類があります。
春から初夏に実るもの、秋から冬に実るもの、落葉するもの、常緑のものがあります。庭に植える場合は、実の時期や樹高、葉の性質を確認して選ぶことが大切です。
枝がよく伸びる
グミは枝がよく伸びる種類が多くあります。
放任すると枝が混み合い、樹形が乱れることがあります。実を収穫しやすくするためにも、剪定で枝を整理しましょう。
野鳥が実を食べる
グミの実は野鳥にも好まれます。
収穫を楽しみたい場合は、熟す時期に鳥に食べられる前に収穫します。野鳥を呼ぶ庭づくりをしたい場合には、自然な雰囲気を楽しめる果樹です。
グミの主な種類
ナツグミ
ナツグミは、初夏に実をつける落葉性のグミです。
赤く熟した実は食べられますが、やや渋みがあります。自然風の庭や雑木風の植栽に合います。
アキグミ
アキグミは、秋に実をつける落葉性のグミです。
赤い小さな実がたくさんつき、野鳥にも好まれます。やせ地にも強く、丈夫な性質があります。
ビックリグミ
ビックリグミは、大きな実をつける品種として知られます。
家庭で食用に楽しむなら、実が大きく収穫しやすいビックリグミが選ばれることがあります。ただし、1本では実つきが悪い場合があり、受粉樹を近くに植えると収穫しやすくなります。
トウグミ
トウグミは、比較的大きめの実をつける落葉性のグミです。
果実利用に向く種類として扱われることがあります。庭木としても育てやすく、家庭果樹の候補になります。
ナワシログミ
ナワシログミは、常緑性のグミです。
秋に花を咲かせ、翌年の初夏頃に実をつけます。葉の裏が銀白色を帯びることがあり、常緑の庭木としても利用できます。
マルバグミ
マルバグミは、丸みのある葉を持つ常緑性のグミです。
暖地向きの性質があり、常緑の葉を楽しめます。生垣や庭木として使われることがあります。
グミの育て方
日当たり
グミは日当たりのよい場所を好みます。
日照不足では花つきや実つきが悪くなります。収穫を目的にするなら、庭の中でも日当たりのよい場所を選びましょう。
半日陰でも育つことはありますが、枝が間延びし、実が少なくなることがあります。赤く色づいた実をたくさん楽しみたい場合は、日なたが向いています。
風通し
グミは風通しのよい場所で育てます。
枝が混み合うと、病害虫が発生しやすくなります。内側の枝にも光と風が入るように、剪定で枝を整理しましょう。
用土
グミは、極端に水はけが悪い土を嫌います。
庭植えでは、植え付け時に腐葉土や完熟堆肥を混ぜて、根が張りやすい土に整えます。やせ地にも比較的強いですが、植え付け直後は土壌を整えたほうが根づきやすくなります。
鉢植えでは、赤玉土を主体にした水はけのよい用土や、果樹用培養土を使います。
植え付け時期
落葉性のグミは、11月〜3月頃の落葉期に植え付けます。
常緑性のグミは、3月〜4月頃、または寒さが落ち着いた時期が向いています。真夏や厳寒期の植え付けは避けましょう。
植え付け方法
植え穴は根鉢より大きめに掘ります。
掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥を混ぜ、苗を植え付けます。植え付け後はたっぷり水を与え、根づくまで乾燥させないようにします。
枝が伸びやすい種類では、支柱を立てて風で株が揺れないようにすると安心です。
水やり
地植えの水やり
地植えのグミは、根づいた後は基本的に雨水で育ちます。
乾燥にも比較的強いですが、植え付け直後や夏に雨が少ない時期は水を与えます。実が大きくなる時期に強く乾燥すると、実の肥大や品質に影響することがあります。
鉢植えの水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
鉢底から水が流れるまで与え、受け皿の水は捨てます。鉢植えは地植えより乾きやすいため、春から秋は水切れに注意しましょう。
春の水やり
春は新芽が伸び、花や実の準備が進む時期です。
鉢植えでは水切れに注意します。花の時期や実がふくらみ始める時期に乾燥しすぎると、落花や落果につながることがあります。
夏の水やり
夏は乾燥しやすい時期です。
地植えでは乾燥が続くときに水を与えます。鉢植えでは朝にしっかり水を与え、乾きが早い場合は夕方にも確認します。
冬の水やり
落葉性のグミは冬に休眠します。
地植えでは基本的に水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾きすぎない程度に控えめに水を与えます。常緑性のグミも冬は水やりを控えめにします。
肥料
グミは、肥料を多く必要としない果樹です。
根に共生する菌の働きで窒素を取り込みやすい性質があるため、肥料を与えすぎると枝葉ばかり伸びることがあります。地植えでは、冬から早春に寒肥として完熟堆肥や少量の有機質肥料を与える程度で十分です。
鉢植えでは、春と秋に緩効性肥料を少量与えます。実つきをよくしたい場合も、肥料を多く与えるより、日当たりと剪定、受粉環境を整えることが大切です。
グミの剪定
剪定が必要な理由
グミは枝がよく伸び、放任すると樹形が乱れます。
枝が混み合うと、日当たりと風通しが悪くなり、実つきも悪くなります。収穫しやすい高さに保つためにも、剪定で枝を整理しましょう。
剪定時期
落葉性のグミは、落葉期の12月〜2月頃に剪定します。
常緑性のグミは、収穫後や春に軽く整える剪定が向いています。種類によって実のつく時期が違うため、花芽や実をつける枝を切りすぎないように注意します。
剪定方法
枯れ枝、交差枝、内向き枝、下向き枝、混み合った枝を切ります。
強く刈り込むより、不要な枝を根元から間引く剪定が向いています。木の内側に光が入るように、枝を整理しましょう。
伸びすぎた枝を切る
グミは勢いよく伸びる枝が出ることがあります。
長く伸びすぎた枝は、収穫しやすい高さや庭の広さに合わせて切り戻します。ただし、すべての枝を短く切りすぎると花や実が減ることがあります。
古い枝を更新する
古い枝が増えると実つきが悪くなることがあります。
数年に一度、古くなった枝を間引き、若い枝へ更新します。枝の世代を入れ替えることで、樹形と実つきを保ちやすくなります。
グミの花
グミの花は小さく、白色や淡黄色、クリーム色をしています。
派手な花ではありませんが、種類によっては香りがあります。花は葉の付け根付近に咲き、受粉すると赤い実になります。
ナツグミやビックリグミは春に花を咲かせ、初夏に実をつけるものが多くあります。ナワシログミなどは秋に花を咲かせ、翌年に実をつけます。種類ごとに開花と収穫の時期が異なるため、育てているグミの種類を確認しておきましょう。
グミの収穫
収穫時期
グミの収穫時期は種類によって異なります。
ナツグミやビックリグミは、5月〜7月頃に実が赤く熟します。アキグミは秋に実ります。ナワシログミは翌年の初夏頃に実をつけることがあります。
収穫の目安
実が赤く色づき、やわらかくなった頃が収穫の目安です。
未熟な実は酸味や渋みが強く、食べにくい場合があります。よく熟した実は甘みが増しますが、鳥に食べられやすくなるため、食べ頃を見逃さないようにしましょう。
収穫方法
実を指で軽くつまみ、やさしく収穫します。
熟した実はつぶれやすいため、強く握らないようにします。枝にトゲがある種類もあるため、手袋を使うと安心です。
収穫後の利用
グミの実は、生食のほか、加工して楽しめます。
利用方法には、次のようなものがあります。
生食
果実酒
ジャム
シロップ
ソース
ゼリー
砂糖漬け
ドライフルーツ風の加工
渋みがある実は、生食より果実酒やジャムにすると利用しやすくなります。
グミの実がならない原因
木が若い
植え付けて間もないグミは、実がならないことがあります。
まずは根と枝を育てる時期です。数年かけて株が充実すると、花や実が安定しやすくなります。
日当たりが悪い
日照不足では花つきや実つきが悪くなります。
枝葉は伸びても、花が少ない場合があります。実を収穫したい場合は、日当たりのよい場所で育てましょう。
剪定で花芽を切っている
剪定時期や切り方を間違えると、花芽を切ってしまうことがあります。
種類によって花の咲く時期や実のなる時期が異なります。育てているグミの種類に合わせて剪定時期を調整しましょう。
受粉できていない
グミは品種によって、1本では実つきが悪いことがあります。
特にビックリグミなどは、別品種を近くに植えると実つきがよくなる場合があります。花は咲くのに実が少ない場合は、受粉樹を検討しましょう。
肥料が多すぎる
肥料を与えすぎると、枝葉ばかり伸びることがあります。
グミは肥料を多く必要としないため、多肥にすると実つきが悪くなる場合があります。肥料は控えめにしましょう。
鳥に食べられている
実がならないと思っていても、実が色づいた直後に鳥に食べられている場合があります。
赤くなり始めたらこまめに確認し、収穫を急ぎましょう。必要に応じて防鳥ネットを使います。
グミの鉢植え管理
グミは鉢植えでも育てられます。
特にコンパクトに育てたい場合や、庭が狭い場合は鉢植えが便利です。鉢植えでは樹高を抑えやすく、移動もできます。
鉢の選び方
深さと安定感のある鉢を選びます。
果樹用の鉢や大きめの鉢が向いています。枝が伸びると上部が重くなるため、倒れにくい鉢を使いましょう。
置き場所
鉢植えのグミは、日当たりのよい場所に置きます。
日照不足では実つきが悪くなります。春から秋は屋外の日なたで管理し、夏の乾燥期は水切れに注意します。
植え替え
鉢植えでは、2〜3年に1回を目安に植え替えます。
根詰まりすると水や養分を吸いにくくなり、枝の伸びや実つきが悪くなります。落葉性のグミは落葉期、常緑性のグミは春に植え替えるとよいでしょう。
鉢植えで実をならせるコツ
鉢植えで実をならせるには、日当たりと剪定が重要です。
鉢の大きさに対して枝を茂らせすぎると、株に負担がかかります。肥料は控えめにし、枝を整理して光が入る樹形にしましょう。実つきが悪い品種では、受粉樹を近くに置くと改善することがあります。
グミの増やし方
挿し木
グミは挿し木で増やせる種類があります。
春から初夏、または落葉期に枝を使って挿し木します。清潔な用土に挿し、乾燥させないように管理します。種類によって発根のしやすさは異なります。
取り木
枝の一部を発根させて増やす取り木もできます。
太めの枝を利用して、根を出させてから親株から切り離します。確実に増やしたい場合に向く方法です。
種まき
実から採った種をまいて育てることもできます。
ただし、親と同じ性質になるとは限らず、実がなるまで時間がかかります。果実の品質を重視するなら、品種苗を購入するほうが確実です。
グミの病害虫
アブラムシ
新芽や若葉にアブラムシがつくことがあります。
吸汁によって葉が縮れたり、すす病の原因になったりします。少数なら水で洗い流すか、手で取り除きます。
カイガラムシ
枝や幹にカイガラムシがつくことがあります。
吸汁によって樹勢が落ち、排泄物によってすす病が発生することがあります。見つけたら歯ブラシやヘラでこすり落とします。
ハダニ
乾燥した環境ではハダニが発生することがあります。
葉が白くかすれる場合は、葉裏を確認します。葉裏への水かけや風通しの改善が予防になります。
イラガ
グミの葉にイラガの幼虫がつくことがあります。
刺されると強い痛みがあるため、素手で触らないようにします。幼虫が小さいうちに葉ごと取り除くと対処しやすくなります。
うどんこ病
葉に白い粉をふいたような症状が出ることがあります。
風通しが悪い場所や、枝が混み合った環境で発生しやすくなります。発生した葉を取り除き、剪定で風通しを改善します。
すす病
アブラムシやカイガラムシの排泄物に黒いカビが発生します。
葉や枝が黒く汚れる場合は、原因となる害虫を駆除しましょう。すす病だけを拭き取っても、害虫が残っていると再発します。
グミが枯れる原因
水はけの悪さ
グミは丈夫ですが、水はけの悪い土では根が傷むことがあります。
根腐れを起こすと、葉がしおれる、枝が枯れる、成長が止まるなどの症状が出ます。植え付け場所の排水性を確認しましょう。
日照不足
日当たりが悪い場所では、樹勢が弱りやすくなります。
枝が間延びし、花や実も少なくなります。実を楽しみたい場合は、日なたで育てましょう。
強剪定のしすぎ
一度に強く切りすぎると、株が弱ることがあります。
大きく樹形を変えたい場合は、数年かけて少しずつ整えると安心です。
鉢植えの水切れ
鉢植えでは水切れで弱ることがあります。
夏の乾燥期に水切れを繰り返すと、葉が落ちたり、枝が枯れたりします。鉢植えでは土の乾き具合をこまめに確認しましょう。
病害虫の放置
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ、イラガなどを放置すると、株が弱ります。
葉、枝、幹を定期的に確認し、早めに対処しましょう。
グミを庭に植えるときの注意点
枝が広がる
グミは枝がよく伸びる種類が多くあります。
小さな苗でも、数年で枝を広げることがあります。通路、駐車場、隣地境界、建物の近くに植える場合は、将来の大きさを考えましょう。
トゲに注意する
グミの仲間には、枝にトゲがある種類があります。
剪定や収穫の際に手を傷つけることがあるため、手袋を使いましょう。通路沿いに植える場合は、枝が人に当たらないように管理します。
鳥に実を食べられやすい
赤く熟した実は鳥に食べられやすくなります。
収穫したい場合は、色づき始めたら早めに確認します。鳥に分ける庭木として楽しむ場合は、野鳥観察にも向いています。
生垣に使う場合は剪定が必要
常緑性のグミは、生垣や目隠しに使われることがあります。
ただし、放任すると枝が乱れやすいため、定期的な剪定が必要です。実を楽しみたい場合は、刈り込みすぎると花や実が減ることがあります。
品種選びが大切
グミは種類によって実の味や大きさ、収穫時期が異なります。
食用を重視するなら、ビックリグミや大実系の品種を選ぶと収穫しやすくなります。野鳥や自然風の庭を楽しむなら、アキグミやナワシログミも候補になります。
グミは初心者におすすめ?
グミは丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめしやすい果樹です。
ただし、実をしっかり収穫したい場合は、品種選びと受粉環境が大切です。枝がよく伸びるため、剪定で管理しやすい大きさに保ちましょう。
初心者が育てる場合は、次のポイントを意識します。
日当たりのよい場所に植える
水はけのよい土で育てる
肥料は控えめにする
枝が混み合ったら剪定する
実を収穫したいなら食用品種を選ぶ
実つきが悪い品種は受粉樹を考える
鳥に食べられる前に収穫する
トゲのある種類は手袋を使う
鉢植えでは水切れに注意する
病害虫を早めに見つける
グミと相性のよい植物
グミは自然風の庭、果樹のある庭、野鳥を呼ぶ庭に合う植物です。足元には、管理作業の邪魔になりにくい植物を合わせると育てやすくなります。
相性のよい植物には、次のようなものがあります。
ブルーベリー
ジューンベリー
ユスラウメ
フェイジョア
オリーブ
キンカン
カボス
ウメ
ヤマブキ
コデマリ
ユキヤナギ
ナンテン
アオキ
ヤブラン
フッキソウ
タマリュウ
ツワブキ
ギボウシ
クリスマスローズ
アジュガ
グミは枝を広げるため、足元を密植しすぎないようにします。剪定、収穫、施肥がしやすい空間を残して植えると管理しやすくなります。
まとめ|グミは赤い実を楽しめる丈夫な庭向き果樹
グミは、赤い実を楽しめる丈夫な果樹です。ナツグミ、アキグミ、ビックリグミ、トウグミ、ナワシログミなど種類が多く、実の時期や樹形、葉の性質が異なります。家庭で食用を楽しむなら、実が大きい品種を選ぶと収穫しやすくなります。
育て方の基本は、日当たりと水はけのよい場所に植えることです。地植えでは根づいた後の水やりは少なくて済みますが、植え付け直後や夏の乾燥期は水切れに注意します。鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
グミは肥料を多く必要としない果樹です。肥料を与えすぎると枝葉ばかり伸びることがあります。寒肥や春・秋の少量の肥料で十分な場合が多く、実つきをよくするには日当たり、剪定、受粉環境を整えることが大切です。
剪定は、枝が混み合わないように行います。落葉性のグミは落葉期、常緑性のグミは春や収穫後に軽く整えます。種類によって花や実の時期が異なるため、花芽を切りすぎないように注意しましょう。
実がならない原因には、木が若い、日照不足、剪定で花芽を切っている、受粉不足、肥料過多、鳥害などがあります。特にビックリグミなどは、受粉樹を近くに植えると実つきがよくなる場合があります。
グミは、丈夫で育てやすく、庭に自然な雰囲気を出せる果樹です。赤い実の収穫を楽しむだけでなく、野鳥を呼ぶ庭木としても魅力があります。庭の広さや目的に合う種類を選び、剪定しながら管理すると長く楽しめます。