バタフライピー(蝶豆)の育て方と使い方|青いハーブティーで彩る夏の庭
バタフライピーの育て方|青い花を楽しむハーブの特徴・種まき・収穫方法まで解説
バタフライピーは、鮮やかな青い花を咲かせるつる性のハーブです。花を乾燥させてハーブティーにすると美しい青色になり、レモンなど酸性のものを加えると紫色からピンク色へ変化することでも知られています。
熱帯アジア原産の植物で、暑さに強く、夏によく育ちます。つるを伸ばして成長するため、フェンス、支柱、ネット、トレリスなどに絡ませて育てると、グリーンカーテンや夏の花としても楽しめます。
一方で、寒さには弱く、日本では一年草として扱われることが多い植物です。また、食用やハーブティーとして利用する場合は、農薬管理や体質への注意も必要です。
この記事では、バタフライピーの特徴、育て方、種まき、植え付け、水やり、肥料、誘引、剪定、花の収穫、乾燥保存、枯れる原因、鉢植えや庭植えで育てるときの注意点まで詳しく解説します。
バタフライピーの基本情報
和名:チョウマメ、蝶豆
流通名:バタフライピー
学名:Clitoria ternatea
科名:マメ科
属名:チョウマメ属
分類:つる性多年草、日本では一年草扱いされることが多い
原産地:東南アジア、インド周辺など
草丈・つるの長さ:1〜3mほど
開花期:6月〜10月頃
花色:青、紫、白、八重咲きなど
種まき時期:4月〜6月頃
植え付け時期:5月〜7月頃
収穫時期:開花期に随時
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
栽培難易度:初心者〜中級者向き
バタフライピーとは?青い花を楽しむつる性ハーブ
バタフライピーは、マメ科チョウマメ属のつる性植物です。蝶のような形をした青い花を咲かせることから、和名では「チョウマメ」と呼ばれます。
花には青い色素が含まれており、乾燥させた花をお湯に浸すと鮮やかな青色のハーブティーになります。レモンやライムを加えると色が変わるため、見た目にも楽しいハーブとして人気があります。
花を楽しむだけでなく、夏のつる植物として庭やベランダに取り入れることもできます。支柱やネットに絡ませれば、涼しげなグリーンカーテンとしても利用できます。
バタフライピーの特徴
鮮やかな青い花を咲かせる
バタフライピーの大きな魅力は、鮮やかな青い花です。
花は蝶のような形をしており、深い青色が印象的です。夏の庭やベランダに涼しげな雰囲気を加えてくれます。品種によっては紫色、白色、八重咲きの花もあります。
青い花はハーブティーやドリンクの色付けにも利用されます。
ハーブティーに利用できる
バタフライピーの花は、乾燥させてハーブティーに使われます。
お湯を注ぐと青色になり、レモンなどを加えると紫色やピンク色に変化します。この色の変化は、花に含まれる色素が酸性に反応するためです。
味や香りは比較的穏やかで、レモングラス、ミント、レモンバーム、はちみつなどと組み合わせても楽しめます。
暑さに強い
バタフライピーは熱帯原産の植物で、暑さに強い性質があります。
気温が上がる春から夏にかけてよく成長し、つるを伸ばして花を咲かせます。日本の夏でも育てやすく、夏向きのハーブとして楽しめます。
一方で、寒さには弱いため、気温が下がると生育が止まり、冬越しは難しくなります。
つる性で支柱が必要
バタフライピーはつるを伸ばして成長します。
そのため、支柱、ネット、フェンス、トレリスなど、つるを絡ませる場所が必要です。支えがないと地面を這うように伸びたり、株元が混み合って管理しにくくなったりします。
早めに支柱を立て、つるを誘引して育てると美しく仕立てられます。
マメ科の植物
バタフライピーはマメ科の植物です。
細長い莢をつけ、その中に種ができます。種を採って翌年の栽培に利用することもできます。花をすべて収穫せず、一部を残しておくと種採りができます。
バタフライピーの主な種類
青花タイプ
もっとも一般的なバタフライピーです。
鮮やかな青色の花を咲かせ、ハーブティーやドリンクの色付けに利用されます。バタフライピーらしい魅力を楽しみたい場合は、青花タイプがおすすめです。
白花タイプ
白い花を咲かせるタイプです。
青花ほど色素を利用する目的には向きませんが、清楚な印象があり、観賞用として楽しめます。ナチュラルガーデンや白花の植栽にも合わせやすい品種です。
八重咲きタイプ
花びらが重なったように咲くタイプです。
一重咲きより華やかで、観賞価値が高いのが特徴です。花を楽しむ目的で育てる場合に向いています。
紫花タイプ
青紫や紫色の花を咲かせるタイプもあります。
青花とは少し異なる落ち着いた色合いで、庭のアクセントになります。品種によって花色や咲き方が異なるため、購入時に確認するとよいでしょう。
バタフライピーの育て方
日当たり
バタフライピーは日当たりのよい場所を好みます。
半日以上しっかり日が当たる場所で育てると、つるがよく伸び、花つきもよくなります。日照不足になると、つるばかり伸びて花が少なくなることがあります。
夏の暑さには強いですが、鉢植えでは真夏の強い西日で鉢土が乾きすぎることがあります。水切れしやすい環境では、午前中によく日が当たり、午後は少し陰る場所でも育てやすいです。
用土
バタフライピーは、水はけのよい土を好みます。
鉢植えやプランターでは、市販の草花用培養土や野菜用培養土を使えます。水はけをよくするため、軽石やパーライトを少し混ぜてもよいでしょう。
地植えでは、植え付け前に土を耕し、腐葉土や堆肥を混ぜておきます。水はけが悪い場所では根腐れしやすくなるため、排水性を改善してから植え付けます。
種まき時期
バタフライピーの種まきは、4月〜6月頃が適期です。
発芽には暖かさが必要なため、気温が十分に上がってからまきます。寒い時期にまくと発芽しにくく、発芽しても生育が遅くなります。
暖地では5月頃、寒冷地では遅霜の心配がなくなってからまくと安心です。
種まき前の準備
バタフライピーの種は硬いため、そのままでは発芽に時間がかかることがあります。
種まき前に一晩水に浸けると、発芽しやすくなることがあります。また、種皮を軽く傷つける方法もありますが、深く傷つけすぎると種を傷めるため注意が必要です。
初心者は、水に浸けてからまく方法が扱いやすいでしょう。
種まき方法
ポットや育苗トレーに種をまき、薄く土をかぶせます。
発芽までは土を乾かさないように管理します。発芽後は日当たりのよい場所に置き、苗が徒長しないように育てます。
本葉が数枚出て、根がしっかりしてきたら植え付けます。直まきする場合は、最初から支柱やネットの近くにまくと管理しやすくなります。
苗から育てる方法
初心者には苗から育てる方法もおすすめです。
苗を購入する場合は、葉色がよく、茎がしっかりしているものを選びましょう。つるが長く伸びすぎて絡まっている苗は、植え付け時に扱いにくいことがあります。
植え付け後は、早めに支柱やネットへ誘引します。
バタフライピーの植え付け
植え付け時期
バタフライピーの植え付けは、5月〜7月頃が適しています。
気温が十分に上がってから植え付けると、根付きやすくなります。寒さが残る時期に植えると株が弱りやすいため、最低気温が安定してから作業しましょう。
植え付け方
ポット苗を植える場合は、根鉢を崩しすぎないようにします。
根鉢の表面が地面や鉢土の表面と同じ高さになるように植え付けます。深植えにすると株元が蒸れやすくなるため注意しましょう。
植え付け後はたっぷり水を与え、根と土をなじませます。
植え付け間隔
地植えでは、株間を30〜50cmほどあけて植えます。
つるがよく伸びるため、株間が狭いと風通しが悪くなります。グリーンカーテンとして育てる場合も、詰めすぎず、つるを広げられる間隔を確保しましょう。
プランターでは、65cmプランターに1〜2株程度が目安です。
支柱・ネット・誘引
支柱が必要な理由
バタフライピーはつる性植物なので、支柱やネットが必要です。
支えがないと、つるが地面を這ったり、ほかの植物に絡みついたりします。花をきれいに見せ、風通しをよくするためにも、早めに支柱を用意しましょう。
仕立て方
鉢植えでは、あんどん支柱やトレリスを使うとコンパクトに仕立てられます。
地植えでは、フェンス、ネット、支柱、アーチなどに絡ませるとよいでしょう。グリーンカーテンにする場合は、ネットを張ってつるを誘引します。
誘引の方法
つるが伸び始めたら、支柱やネットにやさしく絡ませます。
自然に絡むこともありますが、最初のうちは麻ひもなどで軽く固定すると形を整えやすくなります。きつく縛ると茎を傷めるため、ゆるめに結びましょう。
水やり
地植えの場合
地植えのバタフライピーは、根付いた後は基本的に雨に任せて育てられます。
ただし、夏の乾燥期や植え付け直後は水やりが必要です。水切れすると葉がしおれ、花つきも悪くなります。
乾燥が続くときは、朝か夕方に株元へたっぷり水を与えましょう。
鉢植え・プランターの場合
鉢植えやプランターでは、土の表面が乾いたら水を与えます。
夏は生育が旺盛で、鉢土が乾きやすくなります。朝に水やりをし、乾きが早い場合は夕方にも確認すると安心です。
受け皿に水をためっぱなしにすると根腐れの原因になるため、余分な水は捨てましょう。
水やりの注意点
バタフライピーは夏によく育つ植物ですが、鉢植えでは水切れに注意が必要です。
一方で、常に土が湿った状態では根腐れを起こすことがあります。乾いたらたっぷり与える管理を基本にしましょう。
肥料
バタフライピーは、肥料を与えすぎないことが大切です。
マメ科植物なので、肥料が多すぎると葉やつるばかり伸び、花つきが悪くなることがあります。特に窒素分の多い肥料を与えすぎると、つるぼけしやすくなります。
植え付け時に緩効性肥料を少量混ぜておけば、基本的には育ちます。花つきが悪い場合は、リン酸分を含む肥料を少量与える程度にしましょう。
バタフライピーの摘心・剪定
摘心が必要な理由
バタフライピーは、摘心をするとわき芽が増え、つるの数が増えます。
つるが増えると花の数も増えやすくなり、グリーンカーテンとしてもボリュームが出ます。苗がある程度育ったら、摘心して枝数を増やすとよいでしょう。
摘心の時期
本葉が5〜6枚ほどになった頃に、先端を摘み取ります。
先端を摘むことで、葉の付け根からわき芽が伸びます。伸びたわき芽を支柱やネットに誘引し、全体に広がるように育てましょう。
剪定の方法
伸びすぎたつるや、混み合ったつるを切り戻します。
つるが混み合うと風通しが悪くなり、病害虫が出やすくなります。枯れた葉や傷んだ葉も早めに取り除きましょう。
強く切り戻しすぎると一時的に花が減ることがあるため、株の様子を見ながら整えます。
バタフライピーの花の収穫
収穫時期
バタフライピーの花は、開花期に随時収穫できます。
花がきれいに開いたタイミングで摘み取ります。朝の涼しい時間帯に収穫すると、花が傷みにくく、色もきれいに保ちやすいです。
収穫方法
花を指で摘み取るか、ハサミで切り取ります。
花は傷みやすいため、やさしく扱いましょう。ハーブティー用に使う場合は、傷んだ花や虫がついている花を避け、きれいな花を選びます。
収穫のコツ
花をこまめに収穫すると、次の花が咲きやすくなります。
ただし、種を採りたい場合は、花をすべて収穫せず、一部を残しておきます。花後に莢ができ、種が成熟します。
バタフライピーの乾燥保存
乾燥方法
収穫した花は、風通しのよい日陰で乾燥させます。
ざるやキッチンペーパーの上に重ならないように広げ、直射日光を避けて乾かします。直射日光に当てると色が悪くなりやすいため、日陰で乾燥させるのが基本です。
完全に乾燥するまで、数日かけてしっかり乾かしましょう。
保存方法
完全に乾いた花は、清潔な密閉容器に入れて保存します。
湿気を吸うとカビの原因になるため、乾燥剤を入れると安心です。冷暗所で保存し、色と香りがよいうちに使い切りましょう。
乾燥が不十分な場合
乾燥が不十分なまま保存すると、カビが発生することがあります。
花の中心部までしっかり乾いているか確認してから容器に入れましょう。少しでも湿り気を感じる場合は、さらに乾燥させます。
バタフライピーの使い方
ハーブティーにする
乾燥させたバタフライピーの花にお湯を注ぐと、青いハーブティーになります。
味は穏やかなので、レモングラス、ミント、レモンバーム、はちみつなどと組み合わせると飲みやすくなります。
レモンで色の変化を楽しむ
バタフライピーの青いハーブティーにレモンやライムを加えると、紫色やピンク色に変化します。
見た目が美しく、アイスティーやドリンク、ゼリー、カクテル風ドリンクなどにも使われます。
お菓子や料理の色付けに使う
バタフライピーの青い色は、お菓子や飲み物の色付けにも利用できます。
ゼリー、寒天、シロップ、ラテ、炭酸ドリンクなどに使うと、涼しげな青色を楽しめます。ただし、色は酸性やアルカリ性によって変化するため、材料との組み合わせで仕上がりの色が変わることがあります。
観賞用として楽しむ
バタフライピーは、花そのものも美しい植物です。
夏の庭やベランダで青い花を楽しめるため、観賞用のつる植物としても魅力があります。グリーンカーテンにすると、葉と花の両方を楽しめます。
バタフライピーの種の採り方
種を採るタイミング
花後に莢ができ、時間が経つと茶色く乾いてきます。
莢がしっかり乾いたら、種を採るタイミングです。早く採りすぎると種が未熟な場合があるため、莢が乾いてから収穫しましょう。
種の保存方法
採取した種は、風通しのよい場所でさらに乾燥させます。
完全に乾いたら、紙袋や封筒に入れて冷暗所で保管します。湿気が多いとカビが出ることがあるため、乾燥した状態で保存しましょう。
翌年の種まきに使う
採った種は翌年の種まきに利用できます。
発芽率を保つため、できるだけ新しい種を使うのがおすすめです。春に気温が上がってからまきましょう。
バタフライピーの増やし方
種で増やす
バタフライピーは種で増やすのが一般的です。
春から初夏に種をまき、苗を育てます。種は硬いため、一晩水に浸けてからまくと発芽しやすくなります。
挿し木で増やす
暖かい時期であれば、挿し木で増やせることもあります。
元気なつるを切り取り、下葉を取り除いて水はけのよい土に挿します。ただし、家庭では種から育てる方が一般的で簡単です。
苗を購入する
確実に育てたい場合は、苗を購入する方法もあります。
苗から育てると、種まきよりも早く花を楽しめます。つるが伸び始める前に支柱やネットを準備しておくと管理しやすくなります。
バタフライピーの冬越し
日本では一年草扱いが基本
バタフライピーは本来多年草ですが、寒さに弱いため、日本では一年草として扱われることが多いです。
秋に気温が下がると生育が鈍り、寒さで枯れていきます。翌年も楽しみたい場合は、種を採って春にまき直す方法が現実的です。
室内で冬越しできる?
暖かい室内や温室があれば冬越しできる可能性はあります。
ただし、日照不足や低温で葉が落ちたり、株が弱ったりしやすくなります。家庭では無理に冬越しさせるより、種を採って翌年育てる方が管理しやすいでしょう。
冬越しさせる場合の注意点
冬越しを試す場合は、寒くなる前に鉢植えを室内へ取り込みます。
日当たりのよい窓辺に置き、水やりは控えめにします。暖房の風が直接当たる場所は乾燥しすぎるため避けましょう。最低温度を高めに保てる環境が必要です。
バタフライピーが枯れる原因
寒さ
バタフライピーは寒さに弱い植物です。
秋以降、気温が下がると生育が止まり、葉が黄変して枯れていきます。これは自然な流れで、日本では一年草として考えると育てやすいです。
水切れ
夏の鉢植えでは、水切れが原因で葉がしおれたり、花が少なくなったりします。
特にプランターや鉢植えでは土が乾きやすいため、朝の水やりを基本に、乾燥が激しい日は夕方にも確認しましょう。
過湿による根腐れ
水を与えすぎたり、水はけの悪い土で育てたりすると、根腐れを起こします。
葉が黄色くなる、株元から弱る、土がいつまでも乾かない場合は過湿の可能性があります。水はけのよい土を使い、受け皿に水をためないようにしましょう。
日照不足
日当たりが悪い場所では、つるばかり伸びて花が少なくなります。
株も軟弱になり、病害虫に弱くなることがあります。花を楽しむには、日当たりのよい場所で育てましょう。
肥料の与えすぎ
肥料が多すぎると、つるや葉ばかり茂って花が咲きにくくなります。
特に窒素分の多い肥料を与えすぎると、花つきが悪くなることがあります。肥料は控えめにし、与えすぎないようにしましょう。
バタフライピーの病害虫
アブラムシ
バタフライピーには、アブラムシがつくことがあります。
新芽やつぼみに集まり、汁を吸って株を弱らせます。見つけたら早めに水で洗い流すか、手で取り除きましょう。
ハダニ
高温乾燥期には、ハダニが発生することがあります。
葉が白っぽくかすれる場合は注意が必要です。乾燥しすぎを避け、葉裏も確認しましょう。
ヨトウムシ
葉を食べる害虫として、ヨトウムシが発生することがあります。
夜間に葉を食べるため、葉に大きな食害がある場合は株元や葉裏を確認します。見つけたら取り除きましょう。
ナメクジ
湿気の多い場所では、ナメクジが若い芽や葉を食べることがあります。
鉢の下や株元に潜んでいることがあるため、食害がある場合は確認しましょう。
うどんこ病
風通しが悪い場所では、うどんこ病が出ることがあります。
葉に白い粉をふいたような症状が出たら、病気の葉を取り除き、つるを整理して風通しを改善します。
バタフライピーを育てるときの注意点
寒さに弱い
バタフライピーは暑さに強い反面、寒さには弱い植物です。
日本では、春に種をまき、夏から秋に花を楽しみ、冬前に種を採って終える一年草として育てると管理しやすいです。
支柱やネットを早めに用意する
つるが伸び始めてから支柱を立てると、つるが絡まって作業しにくくなります。
植え付け時に支柱やネットを用意し、早めに誘引しましょう。
肥料を与えすぎない
バタフライピーはマメ科植物なので、肥料を与えすぎると葉やつるばかり茂ることがあります。
花を楽しむためには、肥料を控えめにし、日当たりを確保することが大切です。
食用利用は農薬管理に注意する
花をハーブティーや料理に使う場合は、農薬の使用に注意が必要です。
観賞用として販売されている苗では、食用に適さない薬剤が使われている可能性があります。食用にする場合は、食用ハーブとして管理された苗や種を選び、栽培中の薬剤も食用作物に使えるものを選びましょう。
妊娠中・持病がある場合は利用に注意する
バタフライピーはハーブティーとして楽しまれますが、体質や状況によっては注意が必要です。
妊娠中、授乳中、持病がある方、薬を服用している方は、多量に飲むことを避け、必要に応じて専門家に相談しましょう。日常的に楽しむ場合も、飲みすぎず適量を意識することが大切です。
バタフライピーは鉢植えでも育てられる?
バタフライピーは鉢植えでも育てられます。
鉢植えなら、ベランダや玄関先でも育てられ、支柱やトレリスを使ってコンパクトに仕立てられます。花を収穫してハーブティーに使いたい場合も、鉢植えは管理しやすい方法です。
鉢植え管理のポイントは次の通りです。
深さのある鉢を使う
水はけのよい土を使う
日当たりのよい場所で育てる
支柱やトレリスを用意する
土の表面が乾いたら水を与える
夏の水切れに注意する
肥料は控えめにする
咲いた花をこまめに収穫する
鉢植えでは、つるが伸びるスペースを確保することが大切です。あんどん支柱やトレリスを使うと、狭い場所でも育てやすくなります。
バタフライピーは地植えできる?
バタフライピーは地植えでも育てられます。
日当たりと水はけのよい場所に植えると、つるを伸ばしてよく育ちます。フェンスやネットに絡ませれば、夏の花を楽しめるグリーンカーテンとしても利用できます。
ただし、寒さに弱いため、冬には枯れることが多いです。地植えでは一年草として育て、秋に種を採って翌年まき直すとよいでしょう。
バタフライピーはグリーンカーテンに向いている?
バタフライピーは、グリーンカーテンにも利用できます。
つるをネットに絡ませると、葉が広がり、夏の庭やベランダに涼しげな雰囲気を作ります。青い花も咲くため、観賞性のあるグリーンカーテンになります。
ただし、ゴーヤやアサガオほど葉が密に茂るとは限りません。日よけ効果を強く期待するより、花と葉を楽しむ軽やかなグリーンカーテンとして考えるとよいでしょう。
バタフライピーと相性のよい植物
バタフライピーは、夏に育つハーブや草花、家庭菜園の野菜と組み合わせやすい植物です。
相性のよい植物には、次のようなものがあります。
レモングラス
ミント
レモンバーム
バジル
シソ
コリアンダー
イタリアンパセリ
マリーゴールド
ナスタチウム
ジニア
センニチコウ
アサガオ
ゴーヤ
ミニトマト
オクラ
唐辛子
ただし、バタフライピーはつるを伸ばすため、ほかの植物に絡みすぎないように配置しましょう。単独で支柱やネットに誘引すると管理しやすくなります。
バタフライピーは寄せ植えに向いている?
バタフライピーは寄せ植えにも使えますが、つる性のため単独の鉢で育てる方が管理しやすい場合があります。
寄せ植えにする場合は、鉢の後方に支柱やトレリスを立て、手前に低めの草花やハーブを植えるとバランスが取りやすくなります。
ただし、バタフライピーのつるがほかの植物に絡みつくことがあるため、こまめに誘引して整えましょう。
バタフライピーは家庭菜園初心者におすすめ?
バタフライピーは、暖かい時期であれば家庭菜園初心者にも育てられるハーブです。
種まきには少しコツが必要ですが、気温が上がってから育てればよく成長します。苗から始めると失敗が少なく、早く花を楽しめます。
つるを誘引する作業や花の収穫、乾燥保存など、育てる楽しみが多い植物です。青いハーブティーを作りたい方や、夏の庭に珍しい花を取り入れたい方におすすめです。
まとめ|バタフライピーは青い花と色変化を楽しめる夏のハーブ
バタフライピーは、鮮やかな青い花を咲かせるつる性のハーブです。花を乾燥させてハーブティーにすると美しい青色になり、レモンを加えると紫色やピンク色に変化します。観賞用としても、ハーブティー用としても楽しめる植物です。
育て方のポイントは、日当たりのよい場所で育てること、水はけのよい土を使うこと、支柱やネットを用意してつるを誘引することです。暑さには強い一方で寒さには弱いため、日本では一年草として育て、秋に種を採って翌年まき直すとよいでしょう。
鉢植えでも地植えでも育てられ、グリーンカーテンとしても利用できます。夏の庭やベランダに涼しげな青い花を取り入れたい方、ハーブティーを自分で作ってみたい方に、バタフライピーはおすすめの植物です。