カメムシ対策まとめ|臭いを出させない捕まえ方・発生しやすい植物・防除方法

カメムシとは?果実や野菜を吸汁する害虫の特徴・被害・駆除方法を解説

カメムシ

カメムシは、庭木、果樹、野菜、草花などに発生する身近な害虫です。刺激すると強い臭いを出すことで知られていますが、園芸では植物の汁を吸う吸汁性害虫として注意が必要です。果実や新芽、葉、茎、豆類の莢などに口針を刺し、汁を吸って植物を弱らせます。

果樹では、ナシ、モモ、カキ、ミカン、リンゴ、ブドウなどの果実に被害を出します。吸汁された果実は、変形したり、硬い部分ができたり、落果したりします。野菜では、トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、インゲン、オクラなどで被害が見られます。

カメムシは種類が多く、緑色、茶色、黒色、斑模様など姿もさまざまです。成虫は飛んで移動するため、一度駆除しても周囲から飛来することがあります。発生を完全に防ぐのは難しいため、防虫ネット、早期発見、捕殺、薬剤、防除環境づくりを組み合わせることが大切です。

この記事では、カメムシの特徴、被害症状、発生しやすい植物、見つけ方、駆除方法、予防策、臭いを出させない対処法まで詳しく解説します。

カメムシの基本情報

  • 名前:カメムシ

  • 漢字表記:亀虫、椿象

  • 分類:カメムシ目に属する昆虫

  • 体長:5mm〜20mmほど。種類により異なる

  • 体色:緑色、茶色、黒色、灰褐色、斑模様など

  • 発生時期:主に4月〜11月頃

  • 被害部位:果実、葉、新芽、茎、莢、つぼみ、花

  • 被害内容:吸汁、果実の変形、落果、葉の変色、莢や豆の不良、株の衰弱

  • 発生しやすい植物:ナシ、モモ、カキ、ミカン、リンゴ、ブドウ、トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、インゲン、オクラなど

  • 発生しやすい環境:果樹や野菜が多い場所、雑草が多い場所、山林や空き地に近い場所、暖かい時期

  • 駆除の難易度:成虫は飛ぶためやや難しい。発生初期の捕殺と防虫ネットが重要

  • 対策のポイント:防虫ネット、早期発見、捕殺、雑草管理、落果処理、薬剤の適切な使用

カメムシとは?

カメムシは、カメムシ目に分類される昆虫の総称です。体は平たく、背中が盾のような形をしている種類が多くあります。強い臭いを出す昆虫として知られていますが、植物にとっては吸汁被害を起こす害虫でもあります。

カメムシは、口針と呼ばれる針のような口を植物に刺し、汁を吸います。葉をかじる害虫とは違い、表面に大きな穴をあけるわけではありません。そのため、被害に気づきにくいことがあります。

特に問題になりやすいのは果実への被害です。果実がまだ若い時期に吸汁されると、変形したり、表面がへこんだり、内部がスポンジ状になったりします。収穫直前の果実でも、吸汁跡が品質低下につながることがあります。

カメムシの特徴

強い臭いを出す

カメムシの大きな特徴は、刺激を受けると強い臭いを出すことです。

手でつかむ、強く押す、掃除機で吸うなどの刺激で臭いを出すことがあります。駆除するときは、つぶさずに捕まえることが大切です。

植物の汁を吸う

カメムシは植物の汁を吸う吸汁性害虫です。

葉や茎だけでなく、果実、豆類の莢、つぼみ、新芽にも被害を出します。吸汁された部分は変色したり、へこんだり、形が悪くなったりします。

飛んで移動する

カメムシの成虫は飛ぶことができます。

庭や畑の外から飛来するため、発生源を完全になくすのは難しい害虫です。果樹や野菜を育てている場所では、周辺環境も含めた対策が必要です。

種類が多い

カメムシには多くの種類があります。

緑色のもの、茶色いもの、黒いもの、斑模様のものなど、姿はさまざまです。園芸では、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシ、ホソヘリカメムシ、アオクサカメムシなどが問題になることがあります。

秋に家へ入ることがある

カメムシは秋になると、越冬場所を求めて家の中に入ることがあります。

窓、網戸、換気口、洗濯物、外壁のすき間などから侵入することがあります。園芸被害だけでなく、生活害虫としても嫌われる理由です。

カメムシの被害症状

果実が変形する

果樹では、カメムシの吸汁によって果実が変形することがあります。

若い果実が吸汁されると、成長するにつれて吸汁部分がへこみ、いびつな形になります。ナシやモモ、カキなどでは商品価値が大きく落ちます。

果実の表面がへこむ

吸汁された部分は、表面が小さくへこむことがあります。

外から見ると小さな点やくぼみに見えることがありますが、内部が傷んでいる場合もあります。食味や保存性に影響することがあります。

果肉が硬くなる

吸汁された果実では、果肉の一部が硬くなることがあります。

ナシやリンゴなどでは、吸汁部周辺がコルク状になったり、スポンジ状になったりする場合があります。

落果する

幼果期に吸汁されると、果実が落ちることがあります。

小さな実が多く落ちる場合は、受粉不良や生理落果だけでなく、カメムシなどの吸汁害虫も原因として考えられます。

豆が太らない

エダマメやインゲンなどでは、莢を吸汁されることがあります。

吸汁されると豆が太らない、莢が変形する、豆に傷が入るなどの被害が出ます。収穫したときに中身が少ない場合、カメムシ被害の可能性があります。

新芽や葉が変色する

カメムシが新芽や葉を吸汁すると、変色やしおれが出ることがあります。

被害が軽い場合は見逃しやすいですが、苗や若い株では生育に影響することがあります。

カメムシが発生しやすい植物

カメムシは多くの植物に発生します。庭や家庭菜園で注意したい植物は次の通りです。

  • ナシ

  • モモ

  • スモモ

  • ウメ

  • カキ

  • リンゴ

  • ブドウ

  • ミカン

  • レモン

  • ユズ

  • キンカン

  • ブルーベリー

  • イチジク

  • トマト

  • ミニトマト

  • ナス

  • ピーマン

  • パプリカ

  • オクラ

  • エダマメ

  • インゲン

  • ソラマメ

  • ダイズ

  • トウモロコシ

  • キュウリ

  • カボチャ

  • ゴーヤ

  • ヒマワリ

  • キク

  • バラ

  • 雑草類

特に果樹と豆類では、収穫物の品質に直接影響します。果実や莢を守るには、発生時期の観察と防除が重要です。

カメムシが発生しやすい時期

春から活動し始める

カメムシは、春になると活動を始めます。

越冬していた成虫が出てきて、植物に移動します。庭木や果樹の新芽、花、幼果に被害を出すことがあります。

初夏から夏に増えやすい

初夏から夏は、カメムシの活動が活発になります。

果樹では幼果から肥大期にかけて被害が出やすく、野菜では実や莢への被害が目立ちます。気温が高い時期は飛来も多くなります。

秋にも注意が必要

秋は果実の収穫期と重なるため、カメムシ被害に注意が必要です。

カキ、ミカン、リンゴ、ナシなどでは、収穫前の吸汁被害が品質低下につながります。さらに秋は越冬場所を探して家の周辺に集まることがあります。

暖かい年は発生が長引く

気温が高い年は、発生期間が長くなることがあります。

晩秋までカメムシが見られる場合もあります。家庭菜園や果樹では、収穫終了まで観察を続けましょう。

カメムシが発生しやすい環境

果樹が多い場所

果樹園や家庭果樹が多い場所では、カメムシが集まりやすくなります。

ナシ、カキ、ミカン、モモ、ブドウなどは被害を受けやすいため、果実がつく時期に注意しましょう。

豆類を育てている場所

エダマメやインゲンなど、豆類を育てている畑ではカメムシが発生しやすくなります。

莢や豆を吸汁されると収穫品質が落ちます。開花後から莢が太る時期に特に注意します。

雑草が多い場所

雑草はカメムシの隠れ場所や発生源になることがあります。

畑や庭の周辺に雑草が多いと、そこから野菜や果樹へ移動することがあります。株元や周囲の雑草を整理しましょう。

山林や空き地に近い場所

カメムシは周辺の樹木や草地から飛来します。

山林、雑木林、空き地、河川敷などに近い場所では、庭や畑へ飛んでくることがあります。完全に防ぐことは難しいため、ネットや袋かけなどの物理的対策が有効です。

外灯や明かりがある場所

カメムシの種類によっては、夜間の明かりに集まることがあります。

家の外灯、玄関灯、ベランダの照明に寄ってくることがあります。室内侵入を防ぐには、網戸やすき間対策も大切です。

カメムシと似た害虫

グンバイムシ

グンバイムシもカメムシ目の仲間です。

葉裏で吸汁し、葉を白くかすれさせます。ツツジ類やアセビでよく見られます。一般的なカメムシより小さく、葉裏に黒い排泄物が残る点が特徴です。

アブラムシ

アブラムシも吸汁性害虫です。

新芽や若葉、つぼみに群がり、葉の縮れやすす病を引き起こします。カメムシより小さく、群れで発生しやすい点が異なります。

ハダニ

ハダニは葉裏に発生し、葉を白くかすれさせます。

乾燥した環境で増えやすく、葉裏に細い糸が見えることがあります。カメムシのように果実へ大きな吸汁痕を残すことは少ないです。

コガネムシ

コガネムシは葉や花をかじる害虫です。

カメムシは汁を吸うため、葉に大きな食害穴を作ることは少ないです。葉が穴だらけになっている場合は、コガネムシやヨトウムシなどの食害も疑いましょう。

カメムシの見つけ方

果実を確認する

果樹では、果実の表面を確認します。

小さなへこみ、変形、黒っぽい点、硬くなった部分がないか見ます。果実にカメムシが止まっている場合は、吸汁中の可能性があります。

葉や茎を見る

カメムシは葉や茎にも止まります。

葉裏、枝の分かれ目、果実の周辺、莢の周辺を確認しましょう。種類によっては葉の色に紛れて見つけにくいことがあります。

豆類の莢を見る

エダマメやインゲンでは、莢の周辺を確認します。

カメムシが莢に止まっていたら、吸汁被害が出る可能性があります。莢が太る時期は特に注意します。

朝や夕方に確認する

カメムシは日中に動き回りますが、朝や夕方は比較的見つけやすいことがあります。

動きが鈍い時間帯なら捕まえやすくなります。暑い日中は飛んで逃げやすいため、捕殺は早めの時間帯が向いています。

家の外壁や網戸も見る

秋には、カメムシが家の外壁や網戸に集まることがあります。

洗濯物に付着することもあるため、取り込む前に確認しましょう。

カメムシの駆除方法

見つけたら捕殺する

カメムシを見つけたら、早めに捕殺します。

ただし、手でつぶすと強い臭いを出します。つぶさずに容器へ落として処分する方法が扱いやすいです。

ペットボトルで捕まえる

カメムシの駆除には、ペットボトルや空き容器を使う方法があります。

容器に少量の水と中性洗剤を入れ、カメムシを落とします。刺激してつぶさないため、臭いを抑えやすくなります。

ガムテープで取る

室内や網戸についたカメムシは、ガムテープで包むように取る方法があります。

強く押しつぶさないように注意し、密閉して処分します。臭いを出させにくい方法です。

防虫ネットを使う

家庭菜園では、防虫ネットが効果的です。

トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、インゲンなどでは、カメムシの飛来を防ぎやすくなります。ネットの隙間をなくし、成虫が入り込まないようにしましょう。

果実に袋かけをする

果樹では、袋かけが有効な場合があります。

ナシ、モモ、リンゴなどでは、果実を袋で保護することで吸汁被害を減らせます。家庭果樹でも、数が少ない場合は袋かけで守りやすくなります。

薬剤を使う

被害が多い場合は、カメムシ類に対応した薬剤を使うことがあります。

ただし、カメムシは飛来性が高いため、薬剤を散布しても再び飛んでくることがあります。薬剤だけに頼らず、防虫ネットや捕殺、雑草管理を組み合わせましょう。

カメムシに使える薬剤

カメムシの防除には、カメムシ類に対応した園芸用殺虫剤を使うことがあります。使用できる薬剤は、対象植物や作物によって異なります。

果樹や野菜では、作物名に登録のある薬剤を選ぶ必要があります。ナシに使える薬剤がカキやミカン、トマトに使えるとは限りません。必ずラベルを確認しましょう。

薬剤を使うときのポイントは次の通りです。

  • 対象植物に使える薬剤を選ぶ

  • 「カメムシ類」への効果が記載されているか確認する

  • 野菜や果樹では収穫前日数を必ず守る

  • 使用回数を守る

  • 希釈倍率や使用量を守る

  • 果実や葉裏にも丁寧に散布する

  • 高温時や強風時の散布を避ける

  • 花に散布する場合はミツバチなど訪花昆虫に注意する

  • 子どもやペットが近づかない時間帯に作業する

  • 散布後は手や道具を洗う

食用作物では、収穫前日数と使用回数が特に重要です。薬剤はラベルの記載を最優先にして、安全に使いましょう。

カメムシの予防方法

防虫ネットで飛来を防ぐ

野菜では、防虫ネットが有効です。

苗の時期からネットで覆うことで、カメムシの飛来を防ぎやすくなります。特にエダマメやインゲンなどの豆類では、莢が太る時期まで守ると被害を減らしやすくなります。

果実の袋かけをする

果樹では、袋かけが予防になります。

果実に直接カメムシが触れないようにすることで、吸汁被害を減らせます。ナシやモモなどでは、家庭果樹でも取り入れやすい方法です。

雑草を減らす

カメムシは雑草にも集まります。

畑や庭の周囲の雑草を整理し、発生源や隠れ場所を減らしましょう。特に豆科雑草やイネ科雑草が多い場所では注意が必要です。

落果や傷んだ果実を片付ける

落ちた果実や傷んだ果実を放置すると、害虫が集まりやすくなります。

果樹の下は清潔に保ち、落果は早めに片付けましょう。腐った果実を放置しないことも大切です。

周囲の植物を確認する

カメムシは周囲の植物から移動してきます。

一つの作物だけでなく、庭全体、畑の周辺、雑草、果樹、豆類を確認します。発生源を早めに見つけることで被害を抑えやすくなります。

家への侵入を防ぐ

秋はカメムシが家の中へ入ることがあります。

網戸のすき間、換気口、窓枠、エアコン配管まわりを確認しましょう。洗濯物を取り込む前に、カメムシがついていないか確認することも大切です。

果樹に発生するカメムシ対策

果樹では、カメムシによる吸汁被害が収穫品質に大きく影響します。

ナシ、モモ、カキ、リンゴ、ミカン、ブドウなどでは、果実が変形したり、果肉が硬くなったり、落果したりすることがあります。家庭果樹でも、果実が少ない年は一つひとつの被害が目立ちます。

果樹での対策は次の通りです。

  • 果実の表面をこまめに確認する

  • カメムシを見つけたら捕殺する

  • 果実に袋かけをする

  • 落果や傷んだ果実を片付ける

  • 周囲の雑草を整理する

  • 必要に応じて果樹に使える薬剤を選ぶ

  • 収穫前日数を必ず確認する

果樹では収穫期が近づくほど薬剤の選択に注意が必要です。袋かけや捕殺など、物理的な対策も組み合わせましょう。

トマト・ナス・ピーマンに発生するカメムシ対策

トマト、ナス、ピーマンなどの果菜類にもカメムシが発生します。

果実や茎、新芽を吸汁されると、果実の表面に傷や変色が出ることがあります。苗が小さい時期や実がつき始める時期は注意しましょう。

果菜類での対策は次の通りです。

  • 果実と葉裏を確認する

  • カメムシを見つけたら捕殺する

  • 防虫ネットを活用する

  • 雑草を整理する

  • 収穫残さを片付ける

  • 薬剤を使う場合は作物名に登録のあるものを選ぶ

  • 収穫前日数を必ず守る

トマトやナスは収穫期間が長いため、薬剤使用時は収穫前日数を確認しながら防除しましょう。

エダマメ・インゲンに発生するカメムシ対策

豆類では、カメムシ被害が特に問題になりやすいです。

エダマメやインゲンの莢を吸汁されると、豆が太らない、莢が変形する、収穫品質が落ちるなどの被害が出ます。見た目ではわかりにくく、収穫してから中身が悪いことに気づく場合もあります。

豆類での対策は次の通りです。

  • 開花後から莢が太る時期に注意する

  • 防虫ネットで覆る

  • 莢にカメムシがついていないか確認する

  • 見つけたら捕殺する

  • 周囲の雑草を減らす

  • 収穫後の残さを片付ける

  • 薬剤を使う場合は作物名と収穫前日数を確認する

エダマメは莢が太る時期の被害が収穫品質に直結します。開花後から収穫までの管理が重要です。

室内・家まわりのカメムシ対策

カメムシは秋になると、越冬場所を求めて家の中へ入ることがあります。

外壁、網戸、窓枠、ベランダ、洗濯物に付着することが多く、室内で臭いを出すと不快です。園芸被害とは別に、生活空間への侵入対策も必要になります。

家まわりでの対策は次の通りです。

  • 網戸の破れやすき間を直す

  • 窓枠や換気口のすき間を確認する

  • 洗濯物を取り込む前に確認する

  • 外壁や網戸についた個体を早めに除去する

  • 室内ではつぶさずに容器やテープで取る

  • 掃除機で吸う場合は臭いが残ることに注意する

室内で見つけた場合は、つぶさないことが大切です。容器やテープで密閉して処分しましょう。

カメムシの臭いを出させない駆除のコツ

つぶさない

カメムシは、強く刺激すると臭いを出します。

手でつぶす、強く押す、掃除機で吸うなどの方法は臭いが残ることがあります。できるだけ静かに捕まえましょう。

容器に落とす

ペットボトルや空き瓶に落として捕まえると、臭いを抑えやすくなります。

容器に水と少量の中性洗剤を入れておくと、捕まえた後に逃げにくくなります。

テープで包む

室内や網戸では、ガムテープで包む方法もあります。

押しつぶさず、そっと貼りつけて包みます。密閉して処分すると臭いが広がりにくくなります。

掃除機で吸わない

掃除機で吸うと、内部に臭いが残ることがあります。

どうしても使う場合は、紙パックやフィルターの処理に注意が必要です。基本的には容器やテープで取るほうが扱いやすいでしょう。

洗濯物は取り込む前に払う

洗濯物についたカメムシを室内に入れると、家の中で臭いを出すことがあります。

秋は洗濯物を取り込む前に、軽く振って確認しましょう。

カメムシ被害を放置するとどうなる?

果実の品質が落ちる

果樹では、吸汁された果実の品質が大きく落ちます。

変形、へこみ、硬化、落果などが起こり、見た目や食味に影響します。

豆が太らない

豆類では、莢や豆がうまく太らないことがあります。

エダマメやインゲンでは、収穫してから中身の不良に気づくことがあります。

株が弱る

新芽や茎を吸汁されると、株が弱ることがあります。

苗や若い株では、被害が生育不良につながりやすくなります。

周囲の作物へ移動する

カメムシは飛んで移動します。

一つの作物で発生している場合、近くの野菜や果樹へ移ることがあります。庭や畑全体を確認しましょう。

室内へ侵入することがある

秋にカメムシを放置すると、家の中へ入ることがあります。

外壁や網戸に集まっている場合は、早めに除去し、すき間を確認しましょう。

カメムシ対策でやってはいけないこと

手でつぶす

カメムシを手でつぶすと、強い臭いが出ます。

臭いが手や服、室内に残ることがあります。捕まえるときは容器やテープを使いましょう。

少数だからと放置する

少数でも、果実や莢に被害を出すことがあります。

特に家庭果樹やエダマメでは、一つひとつの収穫物への影響が大きくなります。見つけたら早めに対応しましょう。

ネットの隙間を放置する

防虫ネットは、隙間があると効果が落ちます。

カメムシは小さなすき間から入り込むことがあります。端を固定し、破れがないか確認しましょう。

雑草を放置する

雑草が多いと、カメムシの隠れ場所や発生源になります。

畑や庭の周囲を整理し、作物へ移動しにくい環境を作りましょう。

食用作物に登録外の薬剤を使う

野菜や果樹では、使用できる薬剤が作物ごとに決まっています。

対象作物に登録のない薬剤を使うことは避けます。収穫前日数や使用回数も必ず確認しましょう。

カメムシ対策の年間管理

春は越冬したカメムシが動き始める時期です。

果樹の新芽や花、野菜苗を確認します。雑草を整理し、発生源を減らしましょう。

初夏

初夏は活動が活発になり、果実や野菜に被害が出やすくなります。

果実の表面、豆類の莢、野菜の葉裏を確認します。必要に応じて防虫ネットや袋かけを行います。

夏はカメムシの飛来が増えやすい時期です。

果樹、トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、インゲンなどを重点的に確認します。薬剤を使う場合は、収穫前日数を必ず守ります。

秋は収穫期の被害と家への侵入に注意します。

カキ、ミカン、リンゴなどの果実、秋野菜、豆類を確認します。家の外壁や網戸、洗濯物に付着していないかも確認しましょう。

冬はカメムシの活動が少なくなります。

畑の残さ、落果、雑草を片付け、翌年の発生源を減らします。家まわりでは、窓や網戸のすき間を修理しておくと安心です。

まとめ|カメムシは果実や豆類の吸汁被害に注意する害虫

カメムシは、果樹、野菜、豆類、庭木などに発生する吸汁性害虫です。口針を植物に刺して汁を吸い、果実の変形、へこみ、硬化、落果、豆の不良、新芽の生育不良などを引き起こします。

特に注意したい植物は、ナシ、モモ、カキ、ミカン、リンゴ、ブドウなどの果樹、トマト、ナス、ピーマン、エダマメ、インゲンなどの野菜です。果実や莢が育つ時期に被害が出ると、収穫品質に大きく影響します。

対策の基本は、防虫ネット、果実の袋かけ、早期発見、捕殺、雑草管理です。カメムシは飛んで移動するため、完全に防ぐことは難しいですが、物理的な防除とこまめな観察を組み合わせることで被害を減らせます。

駆除するときは、つぶさないことが大切です。ペットボトルや容器、ガムテープを使って静かに捕まえると、臭いを抑えやすくなります。薬剤を使う場合は、対象作物とカメムシ類に登録のあるものを選び、収穫前日数と使用回数を必ず守りましょう。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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