猫が嫌がりやすい植物10選|庭のフン害対策に使える草木

猫よけになる草木とは?庭や花壇に植えたい猫が嫌がりやすい植物

庭や花壇、砂利敷きの場所に猫が入り込み、フンや尿、土掘り、苗の踏み荒らしに困ることがあります。市販の猫よけグッズを使う方法もありますが、庭の景観を保ちながら対策したい場合は、猫が嫌がりやすい香りの草木を植える方法もあります。

猫よけになる植物には、強い香りをもつハーブや、葉に独特のにおいがある植物、トゲや硬い葉で歩きにくい植物などがあります。ただし、植物を植えただけで必ず猫が来なくなるわけではありません。猫の個体差や庭の環境によって効果は変わります。

この記事では、猫よけに使われることがある草木や、庭で取り入れるときの注意点を紹介します。

猫よけ

猫よけに植物は効果がある?

猫よけに植物を使う方法は、一定の効果が期待できる場合があります。

猫は嗅覚が発達しているため、強い香りを嫌がることがあります。特に、柑橘系の香り、ミント系の香り、ハーブの強い香り、スパイスのような刺激的な香りを苦手とする猫がいます。

そのため、庭や花壇の入口、猫が通り道にしている場所、フンをされやすい場所の周辺に、香りの強い植物を植えることで、猫が近づきにくくなる可能性があります。

ただし、猫によって苦手なにおいは異なります。ある猫には効果があっても、別の猫にはあまり効かないこともあります。また、植えた直後は香りが弱かったり、雨で香りが薄れたりするため、植物だけで完全に防ぐのは難しいと考えましょう。


猫よけになる草木の特徴

猫よけに使われる草木には、次のような特徴があります。

  • 香りが強い

  • 柑橘系やハーブ系のにおいがする

  • 葉を触ると強い香りが出る

  • トゲがある

  • 葉が硬く、歩きにくい

  • 地面を覆って猫が掘りにくくなる

猫は、やわらかい土や砂利の場所を好んでトイレにすることがあります。そのため、猫が入りやすい場所を植物で覆ったり、香りの強い草木を境界付近に植えたりすると、対策として使いやすくなります。


猫よけに使われる草木10選

1. ローズマリー

ローズマリー

ローズマリーは、猫よけに使いやすい代表的なハーブです。葉に強い香りがあり、猫が嫌がることがあります。

常緑性で一年を通して葉を楽しめるため、庭の猫よけとしても取り入れやすい植物です。乾燥に強く、日当たりと風通しのよい場所を好みます。

立性タイプのローズマリーを境界沿いや花壇の縁に植えると、香りのある低い生垣のように使えます。料理用ハーブとしても利用できるため、実用性が高いのも魅力です。

ローズマリーの使い方

猫が通りやすい場所や、花壇の入口付近に植えるのがおすすめです。葉を軽くこすると香りが立つため、人が通る場所に植えても楽しめます。

2. ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーは、香りのよいハーブとして人気があります。人にとっては心地よい香りですが、猫によっては強い香りを嫌がることがあります。

日当たりと風通しのよい場所を好み、過湿を嫌います。梅雨時期に蒸れやすいため、水はけのよい土に植えることが大切です。

花も美しく、猫よけだけでなく観賞用としても楽しめます。庭の雰囲気を損なわずに対策したい人に向いています。

ラベンダーの使い方

花壇の縁や玄関まわり、猫が入り込みやすい通路沿いに植えるとよいでしょう。梅雨前に軽く剪定して風通しをよくすると、株が長持ちしやすくなります。

3. ミント

ミント

ミントは、清涼感のある強い香りをもつハーブです。猫が嫌がる香りとして使われることがあります。

ただし、ミントは繁殖力が非常に強く、地植えにすると地下茎で広がりすぎることがあります。庭に植える場合は、鉢植えやプランターで管理するのがおすすめです。

猫よけとして使う場合は、鉢植えのミントを猫が通る場所に置くと扱いやすいです。

ミントの使い方

地植えではなく、鉢植えやプランターで育てましょう。必要に応じて場所を移動できるため、猫の通り道が変わったときにも対応しやすくなります。

4. レモングラス

レモングラス

レモングラスは、柑橘系の香りをもつハーブです。猫は柑橘系の香りを嫌がることがあるため、猫よけとして使われることがあります。

細長い葉が茂り、夏の庭に爽やかな印象を与えます。ハーブティーや料理にも使われる植物ですが、寒さにはやや弱いため、冬は防寒や鉢上げが必要な地域もあります。

レモングラスの使い方

猫が通る場所の近くに鉢植えで置くと扱いやすいです。葉を剪定すると香りが立ちやすくなるため、定期的に手入れしながら使うとよいでしょう。

5. レモンバーム

レモンバーム

レモンバームは、葉にレモンのような香りがあるハーブです。柑橘系の香りがするため、猫よけとして使われることがあります。

ミントの仲間で育てやすく、半日陰でも育ちます。ただし、こぼれ種で増えることがあるため、広がりすぎないように管理しましょう。

人にとってはやさしい香りで、ハーブティーにも利用されます。猫よけとハーブ利用を兼ねたい人に向いています。

レモンバームの使い方

花壇の端や、猫が入りやすい場所の周囲に植えると使いやすいです。増えすぎが心配な場合は、鉢植えで管理しましょう。

6. ヘンルーダ(ルー)

ヘンルーダ

ヘンルーダは、独特の強い香りをもつハーブです。猫よけの植物として紹介されることがあります。葉は青みがかった緑色で、庭のアクセントにもなります。

ただし、ヘンルーダは人によっては皮膚に刺激を感じることがあるため、剪定や植え付け時には手袋を使いましょう。特に敏感肌の人は注意が必要です。

ヘンルーダの使い方

猫が入り込みやすい場所の境界付近に植えるとよいでしょう。ただし、子どもが触りやすい場所や、頻繁に作業する場所では扱いに注意してください。

7. ゼラニウム

ゼラニウム

ゼラニウムは、葉に独特の香りがある草花です。中でも、ローズゼラニウムやレモンゼラニウムなどのセンテッドゼラニウムは香りが強く、猫よけとして使われることがあります。

花も楽しめるため、玄関先やベランダ、花壇に取り入れやすい植物です。鉢植えでも育てやすく、置き場所を変えやすい点も便利です。

ゼラニウムの使い方

猫が近づきやすい玄関先、花壇の縁、プランターまわりに置くとよいでしょう。鉢植えでいくつか配置すると、景観を保ちながら対策できます。

8. 柑橘類

レモンユズキンカンミカンなどの柑橘類は、葉や果皮に爽やかな香りがあります。猫は柑橘系のにおいを嫌がることがあるため、猫よけとして活用できる場合があります。

柑橘類は実も楽しめるため、庭木としての実用性があります。ただし、トゲがある品種もあるため、植える場所には注意しましょう。

柑橘類の使い方

庭の境界や日当たりのよい場所に植えるとよいでしょう。剪定した枝葉や果皮を猫が来る場所の近くに置く方法もありますが、腐敗や虫の発生には注意が必要です。

9-10. ヒイラギヒイラギナンテン

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギやヒイラギナンテンは、葉にトゲや鋭い縁がある常緑低木です。香りで猫を遠ざけるというより、猫が歩きにくい・入りにくい場所をつくる目的で使われます。

生垣や境界植栽に向いており、防犯や目隠しにも役立ちます。常緑なので一年中葉があり、庭の構造をつくる植物としても使いやすいです。

ヒイラギ・ヒイラギナンテンの使い方

猫が通り抜けてくる場所や、境界沿いに植えると侵入しにくい環境をつくれます。ただし、人が通る場所に植えると葉が刺さることがあるため、動線には注意しましょう。

ヒイラギナンテン

ヒイラギナンテン

猫よけ植物を植える場所

猫よけ植物は、植える場所が重要です。
ただ庭のどこかに植えるだけでは、十分な効果を感じにくいことがあります。

おすすめの場所は次の通りです。

  • 猫が通る境界付近

  • フンをされやすい花壇の周囲

  • やわらかい土が露出している場所

  • 砂利や土のトイレ化しやすい場所

  • 玄関脇や駐車場まわり

  • 室外機や物置の裏など猫が隠れやすい場所

猫は通り道を決めて行動することがあります。まずは猫がどこから入って、どこを歩き、どこでフンをしているのかを観察しましょう。その動線上に香りの強い植物や歩きにくい植物を配置すると、対策しやすくなります。

猫よけ植物だけに頼らないことが大切

猫よけ植物は、庭の景観を保ちながら取り入れられる対策ですが、植物だけで完全に猫を防ぐのは難しい場合があります。

より効果を高めるには、次のような対策と組み合わせるのがおすすめです。

土をむき出しにしない

猫は、やわらかい土をトイレにしやすい傾向があります。
花壇や庭の土がむき出しになっている場合は、グラウンドカバー植物を植えたり、バークチップや砂利を敷いたりして、掘りにくくしましょう。

物陰を減らす

猫は、人目につきにくい場所を好みます。
物置の裏、室外機のまわり、鉢の隙間、低木の下など、隠れやすい場所があると居つきやすくなります。

不要な物を片付け、風通しと見通しをよくすることで、猫が落ち着きにくい環境をつくれます。

トゲのある枝葉を敷く

剪定したヒイラギやバラの枝などを、猫が入りやすい場所に一時的に置く方法もあります。ただし、人が踏んだり、子どもが触ったりしないよう注意が必要です。

また、あくまで補助的な方法として考え、危険にならない範囲で使いましょう。

市販の猫よけグッズと併用する

植物だけで効果が弱い場合は、市販の猫よけマット、忌避剤、超音波式の猫よけ機器などを併用する方法もあります。

猫の個体差によって効果が変わるため、複数の方法を試しながら、自宅の環境に合った対策を見つけることが大切です。

猫よけ植物を使うときの注意点

猫よけ植物を使うときは、安全性にも注意しましょう。

猫に有害な植物もある

猫よけとして使われる植物の中には、猫が食べると体に悪影響を与える可能性があるものもあります。
猫を傷つける目的で植えるのではなく、「近づきにくい環境をつくる」ことを目的にしましょう。

特に、ユリ類、キョウチクトウ、アジサイ、アセビ、イチイなどは、猫にとって危険な植物として知られています。猫よけ目的で強い毒性のある植物を植えるのは避けたほうが安心です。

香りが強すぎる植物は人にも合わない場合がある

ハーブの香りは人にとって心地よいこともありますが、苦手に感じる人もいます。
玄関や窓の近くに植える場合は、家族が嫌がらない香りか確認してから取り入れましょう。

増えすぎる植物に注意する

ミントやレモンバームは育てやすい反面、増えすぎることがあります。
庭に広がって困る場合があるため、鉢植えやプランターで管理すると安心です。

トゲのある植物は人の動線を避ける

ヒイラギやヒイラギナンテンのように葉が鋭い植物は、猫の侵入対策には使いやすいですが、人が通る場所には不向きです。

玄関アプローチや駐車場、子どもが遊ぶ場所の近くでは、刺さらないよう配置に注意しましょう。

猫よけにおすすめの植栽例

猫よけ植物を庭に取り入れるなら、単体で植えるよりも、いくつか組み合わせると自然に見えます。

花壇の縁に植える場合

花壇の縁には、ローズマリー、ラベンダー、ゼラニウムなどがおすすめです。香りを楽しみながら、猫が花壇に入りにくい雰囲気をつくれます。

玄関まわりに置く場合

玄関まわりには、鉢植えのローズマリー、ゼラニウム、レモンバームなどが使いやすいです。鉢植えなら移動しやすく、景観も整えやすくなります。

境界沿いに植える場合

境界沿いには、ヒイラギ、ヒイラギナンテン、ローズマリー、柑橘類などが向いています。猫の通り道になりやすい場所に、低木や香りのある植物を配置するとよいでしょう。

土の露出を減らす場合

猫がフンをしやすい場所には、グラウンドカバー植物や低い草花を植えて、土をむき出しにしない工夫が有効です。タイム、リュウノヒゲ、タマリュウ、セダム類などを組み合わせると、土を掘られにくくできます。

まとめ

猫よけになる草木には、ローズマリー、ラベンダー、ミント、レモングラス、レモンバーム、ルー、ゼラニウム、柑橘類、ヒイラギ、ヒイラギナンテンなどがあります。

これらの植物は、強い香りやトゲ、硬い葉、地面を覆う性質によって、猫が近づきにくい環境づくりに役立つ場合があります。ただし、猫によって苦手なにおいは異なるため、植物を植えただけで必ず効果が出るとは限りません。

猫よけ対策では、植物だけに頼らず、土をむき出しにしない、物陰を減らす、猫の通り道をふさぐ、市販の猫よけグッズと併用するなど、複数の方法を組み合わせることが大切です。

庭の景観を保ちながら猫よけをしたい場合は、香りのよいハーブや常緑低木を上手に取り入れて、猫が入りにくく、人にとっても心地よい庭づくりを目指しましょう。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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