オリヅルラン(折鶴蘭)の育て方|ランナーで増える丈夫な観葉植物
オリヅルランの育て方|ランナーで増える丈夫な観葉植物の特徴・水やり・植え替えまで解説
オリヅルランは、細長い葉を株元から放射状に広げる観葉植物です。白い斑が入る品種がよく流通しており、明るく清潔感のある葉姿が魅力です。丈夫で育てやすく、室内の観葉植物、ハンギング、寄せ植え、玄関まわりのグリーンなど幅広く楽しめます。
名前に「ラン」とありますが、ラン科の植物ではありません。キジカクシ科の多年草で、長く伸びるランナーの先に子株をつける姿が、折り鶴のように見えることからオリヅルランと呼ばれます。
オリヅルランは、観葉植物の中でも比較的丈夫で、初心者にも育てやすい植物です。日陰にもある程度耐えますが、きれいな葉色を保つには明るい場所が向いています。水やりは土が乾いてから行い、根詰まりしやすいため定期的な植え替えも大切です。
この記事では、オリヅルランの特徴、主な種類、育て方、水やり、肥料、ランナーと子株の管理、増やし方、枯れる原因、室内で美しく育てるコツまで詳しく解説します。
オリヅルランの基本情報
和名:オリヅルラン、折鶴蘭
流通名:オリヅルラン、スパイダープランツ
学名:Chlorophytum comosum
科名:キジカクシ科
属名:オリヅルラン属、クロロフィツム属
分類:常緑多年草、観葉植物
原産地:南アフリカなど
草丈:20〜50cmほど
開花期:春〜秋頃
花色:白
植え付け時期:5月〜9月頃
植え替え時期:5月〜9月頃
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い
栽培難易度:初心者向き
オリヅルランとは?丈夫で育てやすい観葉植物
オリヅルランは、細長い葉を株元から広げる多年草の観葉植物です。葉はやわらかく弓なりに垂れ、鉢植えでもハンギングでも美しく楽しめます。白い斑入り品種が多く流通し、室内を明るく見せてくれる植物として人気があります。
春から秋にかけて、細いランナーを伸ばし、その先に白い小花や子株をつけます。この子株が折り鶴のように見えることが、和名の由来とされています。
オリヅルランは生育旺盛で、環境が合うとよく増えます。多少の乾燥や日陰にも耐えますが、葉先が枯れたり、斑がぼやけたりすることもあるため、明るさ、水やり、植え替えのバランスが大切です。
オリヅルランの特徴
細長い葉が美しい
オリヅルランの魅力は、細長く伸びる葉です。
葉は株元から放射状に出て、やや垂れるように広がります。斑入り品種では、緑と白のコントラストが美しく、室内に明るい印象を与えます。
葉が細いため圧迫感が少なく、棚の上、窓辺、ハンギング、玄関などにも置きやすい観葉植物です。
ランナーで子株をつける
オリヅルランは、細いランナーを伸ばし、その先に子株をつけます。
子株がぶら下がる姿はとてもかわいらしく、オリヅルランらしい見どころです。ハンギングで育てると、ランナーと子株が垂れ下がり、立体感のある姿を楽しめます。
子株は切り取って増やすこともできます。
丈夫で育てやすい
オリヅルランは、観葉植物の中でも丈夫な種類です。
多少の乾燥や日照不足にも耐え、初心者でも育てやすい植物です。室内でも屋外でも育てられますが、寒さにはやや弱いため冬は室内管理が安心です。
根が太く発達する
オリヅルランは、白く太い根をよく伸ばします。
この根に水分を蓄えるため、ある程度の乾燥に耐えられます。一方で、生育が旺盛なため鉢の中が根でいっぱいになりやすく、根詰まりを起こしやすい植物でもあります。
根詰まりすると葉先が枯れたり、水を吸いにくくなったりするため、定期的な植え替えが必要です。
白い小さな花を咲かせる
オリヅルランは、ランナーの途中に白い小さな花を咲かせます。
花は派手ではありませんが、清楚でかわいらしい印象があります。花後には子株ができることが多く、観賞と繁殖の両方を楽しめます。
オリヅルランの主な種類
ソトフオリヅルラン
葉の外側に白い斑が入る品種です。
緑の中心部を白い縁取りが囲むように見え、明るい印象があります。一般的によく流通しており、観葉植物として育てやすいタイプです。
ナカフオリヅルラン
葉の中央に白い斑が入る品種です。
中心の白いラインが美しく、すっきりした印象があります。斑の入り方がはっきりしていると、室内でもよく映えます。
シャムオリヅルラン
葉がやや細く、斑入りの美しい品種として流通することがあります。
コンパクトに育てやすく、鉢植えやハンギングに向いています。一般的なオリヅルランと同じように管理できます。
ボニー
葉がカールするタイプのオリヅルランです。
くるんと巻いた葉が特徴で、通常のオリヅルランとは違った雰囲気を楽しめます。小型でかわいらしく、室内の小鉢にも向いています。
緑葉タイプ
斑が入らない緑葉のオリヅルランもあります。
斑入り品種よりも丈夫に育ちやすいことがあり、落ち着いたグリーンを楽しみたい方に向いています。日陰にも比較的強いタイプです。
オリヅルランの育て方
日当たり
オリヅルランは、明るい場所を好みます。
室内では、レースカーテン越しの光が入る窓辺や、明るいリビングが向いています。日陰にもある程度耐えますが、暗すぎる場所では葉色が悪くなり、斑入り品種では斑がぼやけることがあります。
真夏の強い直射日光は葉焼けの原因になります。特に斑入り品種は葉焼けしやすいため、夏はやわらかい光で管理しましょう。
温度
オリヅルランは暖かい環境でよく育ちます。
生育に適した温度は15〜25℃前後です。暑さには比較的強いですが、寒さにはやや弱いため、冬は5℃以下にならないように注意します。できれば10℃以上を保てる室内で管理すると安心です。
霜に当たると葉が傷むため、寒冷地では冬に屋外へ置きっぱなしにしないようにしましょう。
用土
オリヅルランは、水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。
市販の観葉植物用培養土を使えば問題なく育てられます。水はけをよくしたい場合は、赤玉土、軽石、パーライトなどを混ぜるとよいでしょう。
水はけが悪い土では根腐れを起こすことがあります。特に冬の低温期は、土が湿ったままにならないように注意します。
植え付け時期
オリヅルランの植え付けや植え替えは、5月〜9月頃の暖かい時期に行います。
春から夏の生育期に作業すると、根付きやすく回復も早くなります。冬の植え替えは株に負担がかかるため避けましょう。
植え付け方
鉢植えでは、鉢底に鉢底石を入れ、観葉植物用の土で植え付けます。
根を軽くほぐし、傷んだ根や黒くなった根があれば取り除きます。植え付け後はたっぷり水を与え、数日間は直射日光を避けた明るい場所で管理しましょう。
地植えする場合は、水はけのよい半日陰から明るい日陰を選びます。寒さが厳しい地域では鉢植え管理がおすすめです。
水やり
春から秋の水やり
春から秋はオリヅルランの生育期です。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまでたっぷり水を与えます。根に水分を蓄えるため多少の乾燥には耐えますが、水切れが続くと葉先が枯れやすくなります。
水やり後は受け皿の水を捨て、根腐れを防ぎましょう。
夏の水やり
夏は土が乾きやすく、水切れしやすい時期です。
鉢植えでは土の状態を確認し、乾いていれば朝か夕方に水を与えます。真夏の昼間に水やりすると鉢内が蒸れやすくなるため、涼しい時間帯に行いましょう。
ハンギングでは特に乾きやすいため、通常の鉢植えより水切れに注意します。
冬の水やり
冬は生育がゆるやかになるため、水やりを控えめにします。
土の表面が乾いてから数日待ち、暖かい日の午前中に水を与えます。低温期に土が湿った状態が続くと根腐れを起こしやすくなります。
ただし、完全に乾かしすぎると葉先が枯れることがあります。冬は乾かし気味にしながら、極端な乾燥は避けましょう。
葉水
室内が乾燥する時期は、葉水を行うと葉先の枯れ込みを防ぎやすくなります。
葉水はハダニ予防にも役立ちます。特に冬の暖房時期や夏のエアコン使用時は、空気が乾燥しやすいため、葉の様子を見ながら霧吹きを行いましょう。
肥料
オリヅルランの肥料は、春から秋の生育期に与えます。
緩効性肥料を2か月に1回程度、または薄めた液体肥料を月に1〜2回程度与えるとよいでしょう。肥料を与えることで葉色がよくなり、ランナーや子株も出やすくなります。
ただし、肥料を与えすぎると根を傷めたり、葉が軟弱になったりすることがあります。冬は生育が鈍るため、肥料は与えません。
オリヅルランのランナーと子株
ランナーとは?
ランナーとは、株元から伸びる細い茎のような部分です。
オリヅルランは、このランナーの先に白い花を咲かせたり、子株をつけたりします。ランナーが伸びる姿はオリヅルランの大きな魅力です。
子株は切ってもよい?
子株は、ある程度大きくなったら切り取って増やせます。
子株に小さな根が出ている場合は、切り離して土に植えると根付きやすくなります。根が出ていない子株でも、水挿しや土挿しで発根させることができます。
ランナーを残すか切るか
ランナーを残すと、子株が垂れ下がる姿を楽しめます。
一方で、子株が多くなりすぎると親株の体力を使うことがあります。株を充実させたい場合や見た目をすっきりさせたい場合は、不要なランナーを切り取っても構いません。
子株が出ない原因
子株が出ない原因には、光不足、株が若い、肥料不足、根詰まり、冬の低温などが考えられます。
明るい場所で管理し、生育期に適度な肥料を与え、根詰まりしている場合は植え替えましょう。
オリヅルランの剪定・葉の整理
剪定が必要な理由
オリヅルランは枝を切るような剪定は必要ありません。
基本的には、古くなった葉、枯れた葉、傷んだ葉、不要なランナーを取り除く管理が中心です。葉を整理することで見た目がよくなり、株元の風通しも改善されます。
葉を切る時期
傷んだ葉は気づいたときに取り除けます。
大きく整理する場合は、春から秋の生育期に行うと株の回復が早くなります。冬は生育が鈍るため、必要最低限の整理にとどめるとよいでしょう。
葉の切り方
茶色くなった葉や枯れた葉は、株元から切り取ります。
葉先だけが枯れている場合は、茶色い部分だけを葉の形に沿って切ることもできます。清潔なハサミを使い、株元を傷つけないようにしましょう。
ランナーの切り方
不要なランナーは、株元に近い部分から切り取ります。
子株を増やしたい場合は、子株を残して切り、別の鉢に植え付けます。ハンギングで見た目を楽しみたい場合は、ランナーを残して自然に垂らしてもよいでしょう。
オリヅルランの植え替え
植え替えが必要な理由
オリヅルランは根の成長が旺盛です。
鉢の中で太い根がいっぱいになると、根詰まりを起こします。根詰まりすると水を吸いにくくなり、葉先が枯れたり、葉色が悪くなったりします。
また、古い土は水はけが悪くなり、根腐れの原因にもなります。
植え替え時期
植え替えは、5月〜9月頃の暖かい時期に行います。
春から夏の生育期に行うと、植え替え後の回復が早くなります。冬は株に負担がかかるため避けましょう。
植え替えの目安
次のような状態が見られたら植え替えを検討します。
鉢底から根が出ている
水を与えてもすぐ乾く
水が土にしみ込みにくい
葉先が枯れやすい
鉢が変形している
株が鉢いっぱいに広がっている
1〜2年以上植え替えていない
植え替え方法
鉢から株を抜き、古い土を軽く落とします。
太い根がびっしり回っている場合は、傷んだ根や古い根を整理します。株が大きくなっている場合は、株分けもできます。
一回り大きな鉢に新しい観葉植物用培養土を入れ、株を植え付けます。植え替え後はたっぷり水を与え、数日間は直射日光を避けた明るい場所で管理しましょう。
オリヅルランの増やし方
子株で増やす
オリヅルランは子株で簡単に増やせます。
ランナーの先についた子株を切り取り、土に植え付けます。子株に根が出ている場合は、そのまま植えると根付きやすくなります。
根が出ていない子株は、水挿しで発根させてから植えることもできます。
水挿しで増やす
子株を水に挿して発根させる方法です。
清潔な容器に水を入れ、子株の根元だけが水に触れるようにします。明るい日陰で管理し、水はこまめに交換します。根が伸びたら土に植え付けましょう。
株分けで増やす
大きく育った株は、植え替え時に株分けできます。
根と葉がつくように株を分け、それぞれを新しい鉢に植え付けます。株分けは春から夏の暖かい時期に行うと成功しやすくなります。
種で増やす
オリヅルランは種で増やすこともできますが、家庭では一般的ではありません。
子株や株分けで簡単に増やせるため、種まきよりも子株を利用する方法がおすすめです。
オリヅルランの夏越し
明るい日陰で管理する
オリヅルランは暑さに比較的強い植物です。
ただし、真夏の強い直射日光に当てると葉焼けを起こすことがあります。夏はレースカーテン越しの光や、明るい日陰で管理しましょう。
屋外では、午前中だけ日が当たる場所や半日陰が向いています。
水切れに注意する
夏は土が乾きやすくなります。
鉢植えやハンギングでは特に乾きやすいため、土の状態をこまめに確認しましょう。水切れすると葉先が枯れたり、葉がしおれたりします。
蒸れを防ぐ
夏は高温多湿になりやすく、風通しが悪いと株元が蒸れることがあります。
混み合った古い葉を整理し、風通しをよくしましょう。室内ではエアコンの風が直接当たらない場所に置き、空気がこもらないようにします。
オリヅルランの冬越し
寒さを避ける
オリヅルランは寒さにやや弱い植物です。
冬は5℃以下にならないようにし、できれば10℃以上を保てる室内で管理します。霜に当たると葉が傷み、株が弱ることがあります。
窓際の冷えに注意する
冬の窓際は夜間に冷え込みます。
日中は明るい窓辺に置いても、夜は部屋の内側へ移動すると安心です。鉢を床に直接置くと冷えやすいため、鉢台や断熱マットを使うのもよいでしょう。
冬は水やりを控えめにする
冬は生育が鈍るため、水やりは控えめにします。
土の表面が乾いてから数日待ち、暖かい日の午前中に水を与えます。低温期に水を与えすぎると根腐れを起こしやすくなります。
冬は肥料を与えない
冬は肥料を与えません。
肥料は春になり、新しい葉が動き始めてから再開します。寒い時期に肥料を与えると、根に負担がかかることがあります。
オリヅルランが枯れる原因
水の与えすぎ
オリヅルランが枯れる原因で多いのが、水の与えすぎによる根腐れです。
土が常に湿っていると根が傷み、葉が黄色くなったり、株元が弱ったりします。水やりは土が乾いてから行い、受け皿の水は捨てましょう。
水切れ
オリヅルランはある程度乾燥に耐えますが、水切れが続くと葉先が枯れます。
特に夏やハンギング栽培では水切れしやすいため注意が必要です。土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
根詰まり
オリヅルランは根詰まりしやすい植物です。
鉢の中が根でいっぱいになると、水や養分を吸いにくくなります。葉先が枯れる、成長が悪い、水がすぐ乾く場合は、植え替えを検討しましょう。
直射日光による葉焼け
強い直射日光に当たると、葉焼けを起こします。
葉が茶色く焦げる、白っぽく抜ける場合は、光が強すぎる可能性があります。レースカーテン越しの光や半日陰へ移動しましょう。
寒さ
冬の寒さで葉が傷むことがあります。
霜や冷たい風に当たると、葉が黒ずんだり、株が弱ったりします。寒い時期は室内で管理しましょう。
空気の乾燥
室内が乾燥すると、葉先が茶色く枯れることがあります。
特に冬の暖房や夏のエアコンの風には注意が必要です。葉水や加湿で湿度を補うと改善しやすくなります。
オリヅルランの葉先が枯れる原因
根詰まり
葉先が枯れる原因として多いのが根詰まりです。
オリヅルランは根が太くよく伸びるため、鉢の中がすぐにいっぱいになります。根詰まりすると水分をうまく吸えず、葉先が茶色く枯れやすくなります。
水切れ
水切れが続くと、葉の先端から枯れます。
土が完全に乾ききる前に水やりすることも大切ですが、常に湿らせるのではなく、乾いたらたっぷり与える管理を心がけましょう。
乾燥した空気
空気の乾燥でも葉先が枯れます。
特に暖房やエアコンの風が直接当たる場所では、葉先が傷みやすくなります。置き場所を変え、葉水を行いましょう。
肥料や水質の影響
肥料が濃すぎたり、水道水中の成分が蓄積したりすると、葉先が傷むことがあります。
肥料は控えめにし、ときどき鉢底から水が流れるまでたっぷり水を与えて、土の中の余分な成分を流すとよいでしょう。
オリヅルランの病害虫
ハダニ
乾燥した環境ではハダニが発生することがあります。
葉が白っぽくかすれる、葉裏に小さな虫が見える場合は注意が必要です。葉水で予防し、葉裏も確認しましょう。
カイガラムシ
葉の付け根や株元にカイガラムシがつくことがあります。
白っぽいものや茶色い殻のようなものが見える場合は、綿棒や柔らかい布で取り除きます。
アブラムシ
新芽や花茎にアブラムシがつくことがあります。
見つけたら水で洗い流すか、手で取り除きましょう。多発する前に早めに対処します。
ナメクジ
屋外管理ではナメクジが葉を食べることがあります。
葉に穴があいている場合は、鉢の下や株元を確認しましょう。湿った場所では特に注意が必要です。
根腐れ
水の与えすぎや水はけの悪い土で根腐れが起こります。
葉が黄色くなる、株元が弱る、土から嫌なにおいがする場合は根腐れの可能性があります。傷んだ根を取り除き、水はけのよい土に植え替えましょう。
オリヅルランを育てるときの注意点
根詰まりに注意する
オリヅルランは根がよく伸びます。
小さな鉢のまま長く育てると根詰まりしやすいため、1〜2年に1回を目安に植え替えましょう。鉢底から根が出ている場合は植え替えのサインです。
直射日光に当てすぎない
オリヅルランは明るい場所を好みますが、真夏の直射日光は苦手です。
葉焼けを防ぐため、夏はレースカーテン越しの光や半日陰で管理しましょう。
水を与えすぎない
丈夫な植物ですが、過湿には注意が必要です。
土が乾く前に水を与え続けると根腐れします。受け皿に水をためっぱなしにしないことも大切です。
冬の寒さに注意する
オリヅルランは耐寒性が強い植物ではありません。
霜に当てると葉が傷みます。冬は室内や軒下で管理し、冷え込みを避けましょう。
子どもやペットの誤食に注意する
オリヅルランは観葉植物として楽しむ植物です。
強い毒性が問題になりにくい植物として扱われることもありますが、食用ではありません。子どもやペットが葉をかじらないよう、置き場所に注意しましょう。
オリヅルランは室内で育てられる?
オリヅルランは室内で育てやすい観葉植物です。
明るい室内で管理すれば、葉色を美しく保ちながら育てられます。耐陰性もあるため、観葉植物初心者にも扱いやすい植物です。
室内管理のポイントは次の通りです。
レースカーテン越しの光が入る場所に置く
暗すぎる場所に置きっぱなしにしない
土が乾いたらたっぷり水を与える
受け皿の水を捨てる
葉水で乾燥を防ぐ
冬は5℃以下にしない
エアコンの風を直接当てない
根詰まりしたら植え替える
室内では、光不足と根詰まり、冬の寒さに注意しましょう。
オリヅルランは屋外で育てられる?
オリヅルランは、暖かい時期であれば屋外でも育てられます。
春から秋は、明るい日陰や半日陰に置くと元気に育ちます。屋外では風通しがよく、ランナーや子株も出やすくなることがあります。
屋外管理のポイントは次の通りです。
真夏の直射日光を避ける
明るい日陰や半日陰に置く
水切れに注意する
長雨で過湿にならないようにする
霜が降りる前に室内へ取り込む
ナメクジなどの害虫を確認する
寒さが厳しい地域では、冬は室内管理が安心です。
オリヅルランはハンギングに向いている?
オリヅルランはハンギングにとても向いています。
細長い葉が垂れ、ランナーの先についた子株も下がるため、吊り鉢にすると魅力がよく出ます。窓辺やベランダ、室内の明るい場所に吊るすと、軽やかなグリーンを楽しめます。
ただし、ハンギングは土が乾きやすいため、水切れには注意が必要です。夏は特に乾きやすくなるため、土の状態をこまめに確認しましょう。
オリヅルランと相性のよい観葉植物
オリヅルランは、明るい室内や半日陰で育つ観葉植物と相性がよいです。
相性のよい植物には、次のようなものがあります。
ポトス
アイビー
ペペロミア
シンゴニウム
スパティフィラム
テーブルヤシ
ドラセナ
アグラオネマ
アンスリウム
フィロデンドロン
アスプレニウム
ネフロレピス
カラテア
マランタ
フィットニア
同じように直射日光を避けた明るい場所で育つ植物と組み合わせると、室内のグリーンコーナーを作りやすくなります。
オリヅルランは初心者におすすめ?
オリヅルランは、初心者にとてもおすすめできる観葉植物です。
丈夫で育てやすく、子株で簡単に増やせるため、植物を育てる楽しさを感じやすい種類です。多少の環境変化にも耐えますが、根詰まりと水やりには注意しましょう。
初心者が育てる場合は、次の点を意識しましょう。
明るい場所に置く
真夏の直射日光を避ける
土が乾いたら水を与える
受け皿の水を捨てる
冬は寒さを避ける
根詰まりしたら植え替える
子株を使って増やしてみる
この基本を守れば、オリヅルランは長く楽しめる丈夫な観葉植物です。
まとめ|オリヅルランは丈夫で増やしやすい初心者向きの観葉植物
オリヅルランは、細長い葉とランナーにつく子株が魅力の観葉植物です。白い斑入りの葉は明るく清潔感があり、室内やハンギング、ベランダ、玄関まわりなど幅広い場所で楽しめます。
育て方のポイントは、明るい場所で管理すること、土が乾いたら水を与えること、冬は寒さを避けることです。丈夫な植物ですが、根詰まりしやすいため、1〜2年に1回を目安に植え替えると元気に育ちます。
ランナーの先につく子株は、切り取って土に植えたり、水挿ししたりすることで簡単に増やせます。育てるだけでなく、増やす楽しみもある植物です。
オリヅルランは、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめの丈夫なグリーンです。室内に明るく軽やかな雰囲気を取り入れたい方は、ぜひ育ててみてください。