シャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)の育て方|毎年花を咲かせる水やり・摘心・短日処理

シャコバサボテンの育て方|毎年花を咲かせる水やり・摘心・短日処理

シャコバサボテン

シャコバサボテンは、平たく連なる茎節の先に、桃色、赤色、白色、橙色、黄色などの華やかな花を咲かせる多肉植物です。冬に開花する鉢花として親しまれ、クリスマスカクタスやデンマークカクタスの名前でも流通しています。

サボテンの仲間ですが、乾燥した砂漠を原産とする植物ではありません。原種は南米の森林で樹木や岩へ着生して育つため、強い直射日光よりも明るい半日陰、適度な湿度、水はけと通気性のよい土を好みます。

秋に日が短くなり、夜間の気温が下がることで花芽を作ります。夜間照明が長く当たる場所や、秋も高温が続く環境では、つぼみがつかない場合があります。

この記事では、シャコバサボテンの特徴、種類、置き場所、水やり、肥料、摘心、植え替え、挿し木、短日処理、夏越し、冬越し、つぼみが落ちる原因、花が咲かない原因、病害虫まで詳しく解説します。

シャコバサボテンの基本情報

  • 和名:シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)

  • 別名:クリスマスカクタス、デンマークカクタス

  • 学名:Schlumbergera × buckleyi、Schlumbergera truncataを中心とする園芸品種

  • 科名:サボテン科

  • 属名:シュルンベルゲラ属

  • 分類:常緑多年草、多肉植物、着生サボテン

  • 原産地:ブラジル南東部の森林地帯

  • 草丈:20cm〜40cm程度

  • 株幅:30cm〜60cm程度

  • 開花期:11月〜3月頃。品種や管理方法により異なる

  • 花色:桃色、赤色、白色、橙色、黄色、紫紅色、複色

  • 植え付け時期:4月〜6月頃

  • 植え替え時期:花後の4月〜6月頃

  • 摘心時期:4月〜6月頃、9月頃

  • 挿し木時期:4月〜7月頃

  • 成長速度:普通

  • 耐寒性:弱い

  • 耐暑性:普通。高温多湿と強い直射日光には注意

  • 栽培難易度:初心者〜中級者向き。短日、秋の温度、水やり、つぼみ形成後の管理がポイント

シャコバサボテンとは?

シャコバサボテンは、サボテン科シュルンベルゲラ属に分類される着生サボテンです。

葉のように見える平たい部分は、茎が節状に変化した茎節です。本来の葉は退化しており、茎節が光合成を行います。

茎節の先端や縁には小さな刺座があり、新しい茎節や花芽が発生します。

原種はブラジルの森林で、樹木の枝や岩へ根を張って育ちます。砂漠性サボテンとは異なり、木漏れ日、適度な湿度、風通しのよい環境に適応しています。

秋になると花芽を作り、晩秋から冬にかけて茎節の先へ花を咲かせます。

シャコバサボテンの特徴

茎節が連なって垂れ下がる

平たい茎節が鎖のようにつながり、成長すると鉢の外へ垂れ下がります。

若い株は立ち上がりますが、茎節が増えるにつれて株全体が広がります。

吊り鉢や高い位置へ置くと、自然な草姿を楽しめます。

冬に華やかな花を咲かせる

花の少ない晩秋から冬に開花します。

花は茎節の先端につき、横向きから斜め下向きに咲きます。

株全体へつぼみがつくと、非常に華やかな姿になります。

花色が豊富

赤色、桃色、白色、橙色、黄色、紫紅色などがあります。

花びらの中心と外側で色が異なる品種や、淡いグラデーションを持つ品種もあります。

短日植物の性質を持つ

夜が長くなり、気温が下がることで花芽を作ります。

夜間照明が当たり続ける場所では、花芽形成が遅れる場合があります。

つぼみが環境変化に敏感

つぼみがついた後に鉢を移動したり、温度や光の条件を急に変えたりすると、つぼみが落ちることがあります。

開花前は環境を安定させることが重要です。

砂漠性サボテンより水分を好む

極端な乾燥を好む植物ではありません。

生育期は土が乾いたら水を与えます。

土が湿り続ける環境では根腐れするため、水はけも必要です。

シャコバサボテンの主な種類

シャコバサボテン

茎節の縁に鋭い突起があり、シャコの脚に似た形をしています。

一般にデンマークカクタスとして流通する品種の多くは、この系統をもとに改良されています。

開花期は比較的早く、晩秋から冬に咲く品種が多くあります。

カニバサボテン

茎節の縁が丸みを帯び、カニの脚に似た形をしています。

シャコバサボテンより開花が遅く、冬から春に咲く傾向があります。

デンマークカクタス

大輪で花色の豊富な園芸品種群です。

株姿がまとまりやすく、鉢花として多く流通しています。

流通上は、シャコバサボテンとほぼ同じ意味で使われる場合があります。

クリスマスカクタス

冬のクリスマス前後に花を咲かせることから呼ばれる名前です。

地域や流通によって、シャコバサボテンや近縁の交配種を含む名称として使われます。

シャコバサボテンの育て方

日当たり

シャコバサボテンは、明るい半日陰を好みます。

春と秋は、午前中の柔らかな日光が当たる場所が適しています。

真夏の強い直射日光や西日へ当てると、茎節が赤色、黄色、白色へ変色し、葉焼けを起こします。

暗すぎる場所では茎節が薄くなり、花芽がつきにくくなります。

季節ごとの置き場所

春は、午前中に日が当たる明るい半日陰へ置きます。

夏は、遮光した風通しのよい場所で管理しましょう。

秋は、柔らかな日光へ当てながら、夜間照明の影響が少ない場所へ置きます。

冬は、明るく暖房の風が直接当たらない室内で管理します。

風通し

風通しのよい場所を好みます。

株が密集し、鉢土が湿った状態が続くと、根腐れや茎腐れが起こりやすくなります。

強風へ当てると茎節が折れるため、穏やかに空気が動く場所が適しています。

用土

水はけと通気性がよく、適度な保水性のある土を使います。

市販のシャコバサボテン用培養土を利用できます。

用土を配合する場合は、次の割合が目安です。

  • 赤玉土小粒:4

  • 軽石小粒:2

  • 腐葉土:2

  • バーク堆肥:1

  • パーライト:1

一般的なサボテン用土では乾燥しすぎる場合があります。

草花用培養土だけでは水分が残りやすいため、軽石やパーライトを混ぜると管理しやすくなります。

シャコバサボテンの植え付け

植え付け時期

植え付けは、花が終わった4月〜6月頃が適しています。

気温が安定し、新しい茎節や根が動き始める時期に行いましょう。

つぼみがある時期、開花中、真夏、冬の植え付けは避けます。

苗の選び方

茎節に厚みと張りがあり、株元がしっかりした苗を選びます。

次のような苗は避けましょう。

  • 茎節がやわらかくしおれている

  • 株元が黒く腐っている

  • 土から異臭がする

  • 茎節へ大きな病斑がある

  • 白い綿状の害虫がついている

  • 土が常に水浸しになっている

開花株では、花だけでなくつぼみ、茎節、株元の状態も確認しましょう。

鉢の選び方

株よりひと回り大きな鉢を選びます。

大きすぎる鉢は土が乾きにくく、根腐れの原因になります。

根は比較的浅く広がるため、極端に深い鉢よりも、適度な幅のある鉢が向いています。

株が垂れ下がるため、安定感のある鉢や吊り鉢も利用できます。

鉢植えの方法

鉢底穴を鉢底ネットで覆い、鉢底石を入れます。

用土を少量入れ、株を元と同じ深さへ植え付けましょう。

株元を深く埋めると、蒸れて腐りやすくなります。

植え付け後は明るい日陰へ置き、根を大きく傷めた場合は数日後から水やりを始めます。

シャコバサボテンの水やり

基本の水やり

春から秋の生育期は、鉢土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出るまで与えます。

毎日少量ずつ与えるのではなく、乾湿の差をつけることが大切です。

土が湿っている間に水を追加すると、根腐れしやすくなります。

春の水やり

春は新しい茎節と根が伸びる時期です。

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

植え替え直後は、根の状態を見ながら控えめに始めます。

梅雨時期の水やり

梅雨は鉢土が乾きにくくなります。

長雨の当たらない明るい軒下へ移動しましょう。

土が湿っている場合は、水を与えません。

受け皿へ水をためないことも大切です。

夏の水やり

夏は朝の涼しい時間帯に土の状態を確認します。

土が乾いていれば、鉢底から水が流れ出るまで与えましょう。

高温時には生育が鈍ることがあるため、気温が高いからといって水を増やしすぎないようにします。

秋の水やり

初秋までは、土が乾いたら通常どおり水を与えます。

9月頃に摘心を行った後、花芽形成を促すために一時的に水をやや控える方法があります。

極端に乾燥させて茎節をしおれさせないようにしましょう。

つぼみが確認できたら、通常の水やりへ戻します。

つぼみがある時期の水やり

つぼみが成長する時期は、強い水切れを避けます。

土の表面が乾いたら、十分に水を与えましょう。

水の与えすぎでも根が傷み、つぼみが落ちる場合があります。

開花中の水やり

開花中も、鉢土が乾いたら水を与えます。

水切れすると花やつぼみが早くしおれる場合があります。

花へ直接水をかけず、株元の土へ与えましょう。

冬の水やり

開花が終わった後は、生育が緩やかになります。

土を乾燥気味に保ち、十分に乾いてから暖かい日の午前中に水を与えましょう。

低温時の過湿は、根腐れや茎腐れの原因になります。

シャコバサボテンの肥料

春から初夏の生育期に肥料を与えます。

花後に植え替えた株は、根付いて新しい茎節が伸び始めてから施肥しましょう。

緩効性肥料を少量施すか、薄めた液体肥料を2週間に1回程度与えます。

秋の花芽形成期には、窒素肥料を控えます。

窒素が多いと茎節ばかりが伸び、花芽がつきにくくなる場合があります。

リン酸とカリウムを含む肥料を適量使いましょう。

真夏、秋の短日処理中、開花中、冬は肥料を控えます。

シャコバサボテンの花

シャコバサボテンは、成熟した茎節の先端へ花芽をつけます。

つぼみは小さな粒状から始まり、次第に細長く膨らみます。

花びらは幾重にも重なり、横向きから斜め下向きに開きます。

一つの花は数日から1週間程度楽しめる場合があります。

株全体では花が順番に咲くため、長期間観賞できます。

シャコバサボテンの花がら摘み

花がしおれたら、花の付け根を持って軽くひねるか、清潔なハサミで切り取ります。

無理に引っ張ると茎節まで外れる場合があります。

花がらを残すと、カビや腐敗の原因になることがあります。

種を採取しない場合は、早めに取り除きましょう。

シャコバサボテンの摘心

摘心が必要な理由

摘心は、茎節の先端を取り除く作業です。

枝分かれを増やし、株をこんもりと整える効果があります。

花芽は成熟した茎節の先につくため、先端の数が増えると花数も増えやすくなります。

春の摘心

花後から6月頃までに行います。

長く伸びた枝や株姿を乱す枝の先から、1節〜2節程度を取り除きましょう。

茎節のつなぎ目を持ち、軽くひねると外せます。

秋の摘心

9月頃に、先端の小さく未熟な茎節を取り除きます。

成熟していない茎節には花芽がつきにくいため、先端の薄く小さな節を1節程度摘みます。

地域の気温や品種によって時期は異なります。

遅く摘みすぎると、すでにできた花芽を取り除く場合があります。

摘心しすぎない

一度に多くの茎節を外すと、株が弱ります。

春は株姿を整える範囲、秋は未熟な先端だけを取り除く程度にしましょう。

シャコバサボテンの短日処理

短日処理とは?

シャコバサボテンは、夜が長くなることで花芽を作る短日植物です。

自然条件では、秋に日が短くなると花芽形成が始まります。

夜間照明の影響が強い場所では、人工的に暗い時間を確保する短日処理を行います。

短日処理の時期

一般的には、9月下旬から10月頃に行います。

夜間の気温が15℃〜20℃程度まで下がる時期が目安です。

高温が続いている間は、暗くしても花芽がつきにくい場合があります。

短日処理の方法

夕方から翌朝まで、12時間〜14時間程度、連続して暗い環境へ置きます。

段ボール箱や光を通さない覆いを利用できます。

日中は明るい場所へ戻しましょう。

毎日同じ時間帯に行い、3週間〜6週間程度続けます。

小さなつぼみが確認できたら、短日処理を終了します。

短日処理中の注意点

完全な暗闇を確保します。

途中で室内灯や街灯が当たると、花芽形成が遅れる場合があります。

箱の中が高温多湿にならないように、通気性にも注意しましょう。

株を毎日大きく動かす方法では、茎節を折らないようにします。

自然に花芽をつける方法

夜間照明が当たらない屋外や部屋であれば、短日処理を行わなくても花芽がつくことがあります。

秋に次の条件を整えましょう。

  • 夜間は暗くなる

  • 夜温が15℃前後まで下がる

  • 日中は明るい

  • 肥料を与えすぎない

  • 先端の茎節が成熟している

  • 水を与えすぎない

玄関灯、街灯、室内照明が長時間当たる場所は避けます。

シャコバサボテンの植え替え

植え替えが必要な理由

鉢の中で根が詰まり、古い土の通気性と排水性が低下します。

水が染み込みにくい、土が乾きにくい、茎節が小さい、花数が減った場合は植え替えを検討しましょう。

植え替え時期

花後の4月〜6月頃が適しています。

新しい茎節が大きく伸びる前に行うと、株への負担を抑えられます。

つぼみがある時期、開花中、真夏、冬は避けましょう。

植え替え方法

鉢から株を抜き、古い土を軽く落とします。

黒く腐った根、枯れた根、傷んだ根を取り除きましょう。

ひと回り大きな鉢へ、水はけと通気性のよい新しい用土を使って植え付けます。

根腐れしている場合は、大きな鉢へ移さず、同じ大きさか小さめの鉢を使います。

植え替え後は明るい日陰へ置き、数日後から水やりを始めましょう。

植え替えの頻度

2年〜3年に1回が目安です。

若い株や成長の早い株では、根の状態に応じて早めに植え替えます。

長期間植え替えていない株は、古い土によって根腐れしやすくなります。

シャコバサボテンの増やし方

挿し木

シャコバサボテンは、茎節を使った挿し木で簡単に増やせます。

4月〜7月頃の暖かい時期が適しています。

挿し木の方法

  1. 病害虫のない健康な茎を選ぶ

  2. 2節〜3節つながった部分をひねって外す

  3. 切り口を1日〜3日程度乾かす

  4. 清潔で水はけのよい土へ1節程度挿す

  5. 倒れないように固定する

  6. 明るい日陰で管理する

  7. 発根するまで水を控えめにする

  8. 新しい茎節が出たら通常の管理へ移す

挿し木用土

赤玉土小粒、鹿沼土小粒、軽石小粒、バーミキュライトなどを利用できます。

肥料分が少なく、清潔で水はけのよい土を使いましょう。

挿し木後の水やり

挿した直後に大量の水を与えると、切り口が腐る場合があります。

土が乾燥しすぎない程度に、少量ずつ管理しましょう。

発根後は、土が乾いたらたっぷり与える通常の方法へ移します。

シャコバサボテンが咲かない原因

夜間照明

夜も室内灯、玄関灯、街灯が当たり続けると、花芽を作れない場合があります。

秋は夜間に暗くなる場所へ置きましょう。

秋の気温が高すぎる

短日条件だけでなく、涼しい温度も花芽形成に関わります。

秋も夜温が高い場所では、花芽形成が遅れます。

日照不足

日中の光が不足すると、株が充実せず花芽もつきにくくなります。

春から秋は、強い直射日光を避けながら明るい場所で育てましょう。

肥料の与えすぎ

窒素肥料が多いと、茎節ばかりが伸びます。

秋まで肥料を与え続けている場合は、施肥時期を見直しましょう。

摘心時期が遅い

花芽形成後に茎節を摘むと、つぼみになる部分を取り除いてしまいます。

秋の摘心は花芽形成前に終えましょう。

茎節が未成熟

先端に小さく薄い茎節が多いと、花芽がつきにくくなります。

秋に未熟な先端を軽く摘み取ります。

根詰まり

極端な根詰まりで株が弱ると、花数が減ります。

花後に植え替えましょう。

根腐れ

根が傷むと、水分と養分を吸収できません。

土が湿っているのに茎節がしおれる場合は、根の状態を確認しましょう。

株が若い

挿し木苗や小さな株は、花を咲かせるまで時間がかかる場合があります。

茎節を増やし、株を充実させましょう。

シャコバサボテンのつぼみが落ちる原因

置き場所を変えた

つぼみがついた後に屋外から室内へ移すと、光、温度、湿度が急に変化します。

環境変化が大きいと、つぼみが落ちる場合があります。

鉢の向きを変えた

光が当たる方向を急に変えると、つぼみが落ちることがあります。

つぼみが見えたら、鉢の向きをできるだけ変えないようにしましょう。

水切れ

つぼみが成長する時期に強く乾燥すると、つぼみが落ちます。

土の表面が乾いたら、十分に水を与えましょう。

水の与えすぎ

過湿で根が傷むと、つぼみを維持できません。

土が湿っている場合は水を追加しないようにします。

急激な温度変化

暖かい室内、冷たい窓辺、暖房の風など、急な温度変化が落蕾につながります。

温度が安定した場所で管理しましょう。

暖房の風

乾燥した暖房の風が直接当たると、つぼみと花が傷みます。

暖房器具から離れた場所へ置きましょう。

根詰まりや根腐れ

根の状態が悪い株は、つぼみを維持できません。

花後に根と鉢土を確認しましょう。

つぼみが赤くならない・大きくならない原因

花芽ではなく新芽

小さな芽がすべて花芽とは限りません。

丸みがあり膨らむものは花芽、平たく伸びるものは新しい茎節である可能性があります。

温度が高い

秋の温度が高いと、花芽の成長が進みにくい場合があります。

夜間に涼しくなる場所で管理しましょう。

日照不足

日中の光が少ないと、つぼみを育てる力が不足します。

明るい場所へ置きましょう。

株の体力不足

根腐れ、根詰まり、肥料不足、水切れなどで株が弱ると、つぼみが大きくならない場合があります。

シャコバサボテンの茎節がしわになる原因

水切れ

土が乾燥しすぎると、茎節が薄くなり、しわが寄ります。

土が乾いている場合は、鉢底から水が流れ出るまで与えましょう。

根腐れ

土が湿っているのに茎節がしわになる場合は、根腐れが考えられます。

根が水を吸収できなくなっています。

鉢から株を抜き、根の状態を確認しましょう。

根詰まり

根が鉢いっぱいに広がると、水切れが早くなります。

花後に植え替えましょう。

冬の乾燥管理

冬は水やりを減らすため、軽くしわが寄ることがあります。

強くしおれている場合は、暖かい日の午前中に少量の水を与えましょう。

茎節が赤くなる原因

強い直射日光

日差しが強すぎると、茎節が赤色や赤紫色へ変わります。

葉焼けの前兆である場合があります。

明るい半日陰へ移動しましょう。

低温

寒さのストレスで茎節が赤紫色になることがあります。

最低気温が10℃を下回り始めたら、防寒を検討しましょう。

水切れ

強く乾燥した場合も、茎節が赤みを帯びることがあります。

土の状態を確認しましょう。

急な環境変化

室内から強い日なたへ急に出すと、茎節が赤くなります。

数週間かけて徐々に日光へ慣らしましょう。

茎節が黄色くなる原因

葉焼け

強い直射日光に当たると、茎節が黄色や白色へ変色します。

葉焼けした部分は元に戻りません。

水の与えすぎ

根が傷むと、茎節全体の色が薄くなり、黄色くなる場合があります。

土の湿り方を確認しましょう。

肥料不足

生育期に新しい茎節が小さく、色が薄い場合は、肥料不足が考えられます。

春から初夏に適量の肥料を与えましょう。

古い茎節の老化

株元に近い古い茎節が黄色くなる場合があります。

周囲の茎節が健康であれば、自然な老化の可能性があります。

茎節が落ちる原因

根腐れ

根が傷むと、茎節がしおれて落ちる場合があります。

鉢土が長期間湿っていないか確認しましょう。

水切れ

極端な乾燥が続くと、茎節のつなぎ目から落ちることがあります。

生育期は土が乾いたら水を与えましょう。

急激な温度変化

置き場所の変更や冷暖房の風によって、茎節が落ちる場合があります。

物理的な衝撃

茎節のつなぎ目は外れやすいため、鉢の移動や接触でも落ちます。

株を移動するときは、茎を持たず鉢を支えましょう。

病気

株元や茎節がやわらかく変色して落ちる場合は、腐敗が考えられます。

シャコバサボテンが枯れる原因

根腐れ

最も注意したい原因の一つです。

土が湿っているのに茎節がしおれる、株元が黒くなる、土から異臭がする場合は、根腐れが疑われます。

腐った根を取り除き、新しい用土へ植え替えましょう。

冬の寒さ

霜や凍結へ当たると、茎節が透明になったり、黒く腐ったりします。

冬は室内へ取り込み、最低でも5℃以上を保ちましょう。

強い直射日光

真夏の直射日光で広範囲に葉焼けすると、株が弱ります。

遮光した明るい場所で管理しましょう。

長期間の水切れ

極端な乾燥が続くと、茎節が薄くなり、先端から枯れます。

病害虫

カイガラムシやハダニが多発すると、株が弱ります。

茎節の裏側や付け根を定期的に確認しましょう。

購入した開花株の管理

購入した開花株は、明るく温度変化の少ない室内へ置きます。

暖房器具の近く、冷たい窓際、玄関の冷気が当たる場所は避けましょう。

室温は10℃〜20℃程度が目安です。

鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

受け皿へ水をためないようにしましょう。

ラッピングされている場合は外し、鉢底から水が抜ける状態にします。

購入直後に植え替えるとつぼみが落ちやすいため、花後まで待ちましょう。

花後の管理

花がすべて終わったら、花がらを取り除きます。

冬の間は水やりをやや控え、肥料を与えません。

春になり、新しい茎節が動き始めたら植え替えや摘心を行いましょう。

春から夏に健康な茎節を増やすことが、翌年の花数につながります。

シャコバサボテンの鉢植え管理

シャコバサボテンは、鉢植えで育てるのが一般的です。

季節に応じて置き場所を変えられ、秋の短日管理や冬の防寒も行いやすくなります。

鉢の置き場所

春と秋は、午前中に柔らかな日が当たる明るい半日陰へ置きます。

夏は遮光した風通しのよい場所へ移動しましょう。

秋の花芽形成期は、夜間照明が当たらない場所を選びます。

冬は明るく温度変化の少ない室内へ取り込みます。

鉢植えの水やり

春から秋は、土が乾いてからたっぷりと水を与えます。

開花後から冬は水やりを減らしましょう。

受け皿へ水をためないことが大切です。

鉢植えの肥料

春から初夏に肥料を与えます。

秋の花芽形成期と冬は、肥料を控えましょう。

シャコバサボテンの吊り鉢

茎節が垂れ下がる性質を生かし、吊り鉢でも育てられます。

花が鉢の外側へ咲くため、開花時に観賞しやすくなります。

吊り鉢は乾燥しやすいため、土の状態をこまめに確認しましょう。

株と土の重量に耐えられる吊り具を使います。

つぼみがついた後は、鉢を大きく動かさないようにしましょう。

シャコバサボテンの夏越し

シャコバサボテンは、真夏の直射日光と高温多湿を苦手とします。

夏は遮光ネット、明るい軒下、落葉樹の下などへ置きましょう。

強い西日とコンクリートの照り返しを避けます。

鉢台やすのこを使うと、鉢内の温度上昇を抑えられます。

風通しを確保し、長雨へ当て続けないようにします。

水やりは朝に行い、鉢土が湿っている場合は与えません。

高温期は肥料を控えましょう。

シャコバサボテンの冬越し

シャコバサボテンは寒さに弱く、霜や凍結を避ける必要があります。

最低気温が10℃前後になったら、室内への移動を検討しましょう。

冬は5℃以上を保ち、開花中は10℃〜20℃程度の明るい場所が適しています。

暖房の風が直接当たる場所は避けます。

窓際は夜間に急激に冷える場合があるため、夜は窓から少し離しましょう。

開花後は水やりを減らし、乾燥気味に管理します。

シャコバサボテンに発生しやすい病気

根腐れ

水の与えすぎ、排水性の悪い土、低温時の過湿によって発生します。

茎節がしおれる、株元が黒くなる、土から異臭がするなどの症状が現れます。

傷んだ根を取り除き、新しい用土へ植え替えましょう。

茎腐病

茎節や株元の一部が褐色や黒色へ変わり、やわらかく腐ります。

被害部分を健康な部分まで取り除き、切り口を乾燥させましょう。

炭疽病

茎節へ褐色や黒褐色の斑点が現れ、次第に広がります。

高温多湿や風通しの悪い環境で発生しやすくなります。

被害部分を取り除き、株を乾きやすい場所へ移しましょう。

灰色かび病

花やつぼみへ褐色の斑点が現れ、灰色のカビが発生する場合があります。

低温多湿、花がらの放置、風通しの悪さなどが原因になります。

傷んだ花やつぼみを早めに取り除きましょう。

すす病

カイガラムシなどの排せつ物に黒いカビが発生します。

原因となる害虫を取り除きましょう。

シャコバサボテンにつきやすい害虫

カイガラムシ

茎節の付け根、裏側、株元へ付着して汁を吸います。

数が少ない場合は、歯ブラシや綿棒で取り除きましょう。

コナカイガラムシ

白い綿状の害虫です。

茎節のつなぎ目や株元へ集まり、吸汁によって株を弱らせます。

ハダニ

高温で乾燥した時期に発生しやすくなります。

被害を受けた茎節は、白くかすれたようになります。

茎節の裏側を定期的に確認しましょう。

ナメクジ

屋外管理中に、新しい茎節やつぼみを食害する場合があります。

鉢の下や湿った場所を確認しましょう。

農薬を使用する場合は、シャコバサボテン、サボテン類、多肉植物または花き類への登録、対象病害虫、希釈倍率、使用時期、使用回数を確認します。

シャコバサボテンを育てるときの注意点

真夏の直射日光を避ける

強い日差しでは葉焼けします。

夏は明るい半日陰で育てましょう。

暗すぎる場所へ置かない

日中の光が不足すると、株が充実せず、花芽もつきにくくなります。

水を与えすぎない

土が湿っている間は水を与えません。

鉢の重さや土の表面を確認して判断しましょう。

秋は夜間照明を避ける

短日植物のため、夜も明るい場所では花芽がつきにくくなります。

つぼみがついた後に動かしすぎない

置き場所、鉢の向き、温度を急に変えると、つぼみが落ちる場合があります。

秋の摘心を遅らせない

花芽形成後に茎節を外すと、つぼみを失います。

開花中に植え替えない

根を動かすと、つぼみや花が落ちやすくなります。

植え替えは花後に行いましょう。

大きすぎる鉢へ植えない

土が乾きにくくなり、根腐れしやすくなります。

春から夏に株を充実させる

秋の短日処理だけでは、弱い株へ多くの花を咲かせられません。

春から夏に健康な茎節を増やすことが大切です。

シャコバサボテンの育て方に関するよくある質問

シャコバサボテンは毎年咲きますか?

春から夏に株を充実させ、秋に暗い夜と涼しい温度を確保すれば、毎年花を咲かせられます。

シャコバサボテンは室内で育てられますか?

室内でも育てられます。

明るい場所へ置き、秋は夜間照明、冬は暖房の風に注意しましょう。

花が咲かないのはなぜですか?

夜間照明、秋の高温、日照不足、肥料過多、摘心時期、根詰まり、株が若いことなどが考えられます。

短日処理は必要ですか?

夜間に自然に暗くなり、秋の気温が下がる場所では不要な場合があります。

夜も明るい室内では、短日処理が有効です。

短日処理は何時間行いますか?

一日12時間〜14時間程度、連続した暗い時間を確保します。

小さなつぼみが確認できるまで、3週間〜6週間程度続けます。

つぼみが落ちるのはなぜですか?

置き場所や鉢の向きの変更、水切れ、過湿、急な温度変化、暖房の風などが考えられます。

花が終わったらどうしますか?

花がらを取り除き、水やりをやや減らします。

春になったら植え替えと摘心を行いましょう。

摘心はいつ行いますか?

春の花後から6月頃と、秋の花芽形成前に行います。

秋は先端の小さく未熟な茎節だけを取り除きましょう。

挿し木で増やせますか?

4月〜7月頃に、2節〜3節の茎を使って増やせます。

切り口を乾かしてから、水はけのよい土へ挿しましょう。

冬は何度まで耐えられますか?

最低でも5℃以上を保つと安全です。

開花中は10℃〜20℃程度の明るい場所が向いています。

まとめ

シャコバサボテンは、平たい茎節を連ね、晩秋から冬に華やかな花を咲かせる着生サボテンです。

赤色、桃色、白色、橙色、黄色など花色が豊富で、冬の鉢花として長く楽しめます。

一般的な砂漠性サボテンとは異なり、明るい半日陰、適度な水分、水はけと通気性のよい土を好みます。

春から秋は、鉢土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。

真夏は強い直射日光と高温多湿を避け、遮光した風通しのよい場所で管理します。

毎年花を咲かせるには、秋の花芽形成が重要です。

夜間照明を避け、12時間〜14時間程度の暗い時間と、15℃前後の涼しい環境を確保しましょう。

必要に応じて、9月下旬から10月頃に短日処理を行います。

つぼみがついた後は、鉢の置き場所や向きを大きく変えないようにしましょう。

水切れ、過湿、急激な温度変化、暖房の風も落蕾の原因になります。

摘心は春の花後と秋の花芽形成前に行います。

春は枝数を増やし、秋は先端の未熟な茎節を取り除きましょう。

植え替えは花後の4月〜6月頃に行い、水はけのよい新しい土へ植え直します。

春から夏に株を充実させ、秋の光と温度を適切に管理すれば、毎年冬に美しい花を楽しめます。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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