クリムゾンクローバーとは?ストロベリーキャンドルの育て方・増やし方
クリムゾンクローバーの育て方|赤い花を咲かせるクローバーの種まき・緑肥利用を解説
クリムゾンクローバーは、春に鮮やかな赤色の花を咲かせるマメ科の一年草です。
円錐形にまとまった赤い花穂が特徴で、ストロベリーキャンドルやベニバナツメクサの名前でも知られています。花壇や鉢植えだけでなく、緑肥や景観植物としても利用されます。
クローバーの仲間らしい三枚の小葉を持ち、株元から複数の茎を伸ばします。秋に種をまくと冬を越し、春に花を咲かせます。
比較的丈夫で育てやすく、やせた土地でも育ちます。マメ科植物のため、根に共生する根粒菌の働きによって窒素を利用できることも特徴です。
この記事では、クリムゾンクローバーの特徴、種まき、植え付け、水やり、肥料、花がら摘み、増やし方、緑肥としての利用、冬越し、病害虫、花が咲かない原因まで解説します。
クリムゾンクローバーの基本情報
・和名:ベニバナツメクサ
・流通名:クリムゾンクローバー
・別名:ストロベリーキャンドル
・英名:Crimson clover
・学名:Trifolium incarnatum
・科名:マメ科
・属名:シャジクソウ属
・分類:一年草
・原産地:ヨーロッパ南部、西アジア周辺
・草丈:20〜60cmほど
・開花期:4月〜6月頃
・花色:赤、濃赤色
・種まき時期:9月〜11月頃、3月頃
・植え付け時期:10月〜11月頃、3月〜4月頃
・耐寒性:普通〜強い
・耐暑性:弱い
・栽培難易度:初心者向き
クリムゾンクローバーとは?
クリムゾンクローバーは、マメ科シャジクソウ属に分類される一年草です。
赤い花を咲かせるクローバーの仲間で、日本ではベニバナツメクサとも呼ばれます。
春になると茎を立ち上げ、先端に細長い円錐形の花穂を付けます。
花穂は鮮やかな赤色になり、イチゴのように見えることからストロベリーキャンドルの名前でも流通します。
観賞用としてだけでなく、農地や家庭菜園では緑肥や被覆植物として利用されることがあります。
クリムゾンクローバーの特徴
赤い花穂を咲かせる
最大の特徴は、鮮やかな赤色の花です。
小さな花が多数集まり、細長い円錐状の花穂を作ります。
一般的なシロツメクサの丸い花とは異なり、縦に長い形になります。
複数株をまとめて植えると、春に赤い花が一面に広がる景観を楽しめます。
三枚の小葉を持つ
葉はクローバーらしい三出複葉です。
一枚の葉が三枚の小葉に分かれています。
葉には柔らかな毛が見られることがあり、シロツメクサより縦長の形をしています。
秋に種をまいて春に咲く
暖地では、秋に種をまく方法が一般的です。
秋に発芽して株を育て、冬を越して春に花を咲かせます。
春まきもできますが、開花までの期間が短くなり、株が小さくなる場合があります。
寒さに比較的強い
ある程度の寒さに耐えるため、暖地では屋外で冬越しできます。
冬は成長が緩やかになりますが、春に気温が上がると急速に茎を伸ばします。
強い凍結が続く寒冷地では、株が傷むことがあります。
夏の暑さに弱い
クリムゾンクローバーは、涼しい季節に生育する植物です。
春に花を咲かせて種を作ると株が枯れます。
日本では梅雨から夏の高温多湿を迎える前に、生育サイクルを終えることが一般的です。
やせた土でも育つ
マメ科植物は、根に根粒菌が共生することで空気中の窒素を利用できます。
肥料分が少ない土地でも比較的よく育ちます。
窒素肥料を大量に与える必要はありません。
緑肥として利用できる
クリムゾンクローバーは、農地や家庭菜園で緑肥として利用されます。
植物体を土へすき込むことで、有機物を補給できます。
根が土中へ伸びることで、土壌構造の改善にも役立ちます。
クリムゾンクローバーとシロツメクサの違い
シロツメクサは、白い丸い花を咲かせる多年草です。
地面を這うように茎を伸ばし、芝生や空き地などでもよく見られます。
クリムゾンクローバーは、赤い細長い花穂を咲かせる一年草です。
茎は地面を這うよりも上方向へ立ち上がり、草丈20〜60cmほどになります。
観賞用や緑肥として利用する場合は、赤い花を楽しめるクリムゾンクローバーが向いています。
クリムゾンクローバーとアカツメクサの違い
アカツメクサは、ムラサキツメクサとも呼ばれる多年草です。
花は赤紫色からピンク色で、丸い球状になります。
クリムゾンクローバーは、濃い赤色の細長い花穂を作ります。
アカツメクサは多年草として数年間育つことがありますが、クリムゾンクローバーは基本的に一年草です。
花色と花穂の形を見ると見分けやすくなります。
クリムゾンクローバーとストロベリーキャンドルの違い
クリムゾンクローバーとストロベリーキャンドルは、基本的に同じ植物を指します。
クリムゾンクローバーは英名をもとにした呼び方です。
ストロベリーキャンドルは、赤い花穂がイチゴやキャンドルのように見えることから付けられた園芸名です。
園芸店では、ストロベリーキャンドルの名前で苗や種が販売されることがあります。
クリムゾンクローバーは一年草?多年草?
クリムゾンクローバーは一年草です。
秋に発芽し、冬を越し、翌春に花を咲かせます。
花後に種を作ると徐々に株が枯れます。
翌年も育てたい場合は、種を採取して再び秋にまきます。
環境が合えば、こぼれ種から自然に発芽することもあります。
クリムゾンクローバーの苗の選び方
株元がしっかりした苗を選ぶ
株元から複数の葉が出ている苗を選びます。
株がぐらつく苗や、根元が黒く傷んでいる苗は避けましょう。
徒長していない苗を選ぶ
茎が短く、株全体がコンパクトな苗がおすすめです。
細長く伸びた苗は、日照不足によって徒長している可能性があります。
葉色を確認する
葉が緑色で、下葉まで残っている苗を選びます。
黄色い葉が多い株は、水分過多や根傷みの可能性があります。
病害虫を確認する
葉の表と裏、新芽、株元を確認します。
アブラムシ、白い粉、褐色の斑点などが見られない苗を選びましょう。
クリムゾンクローバーの育て方
日当たり・置き場所
クリムゾンクローバーは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。
一日に半日以上日光が当たる場所で育てると、茎が丈夫になり、花付きもよくなります。
半日陰でも育ちますが、日照不足になると茎が細長く伸びます。
花数も少なくなるため、できるだけ日当たりを確保しましょう。
用土
比較的土質を選ばない植物です。
水はけのよい土であれば、一般的な庭土でも育てられます。
鉢植えでは、市販の草花用培養土を使用できます。
水持ちがよすぎる場合は、軽石小粒やパーライトを加えます。
地植えの土作り
植え付け前に土を20〜30cmほど耕します。
水はけが悪い場合は、腐葉土、軽石、川砂などを混ぜます。
肥料分を大量に入れる必要はありません。
やせた土でも比較的よく育ちます。
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いたら十分に水を与えます。
鉢底から水が流れるまで与え、受け皿にたまった水は捨てましょう。
土が湿っている間は水を追加しません。
過湿になると根腐れや病気の原因になります。
地植えの水やり
種まきから発芽までと、植え付け直後は乾燥させないようにします。
根付いた後は、基本的に降雨だけで育てられます。
長期間雨が降らず、葉がしおれている場合は水を与えましょう。
肥料
クリムゾンクローバーは、多くの肥料を必要としません。
特に窒素肥料を大量に与える必要はありません。
地植えでは、肥料を与えなくても育つことがあります。
鉢植えで葉色が薄く、生育が悪い場合は、薄い液体肥料を少量与えます。
肥料を与えすぎると茎葉が伸びすぎ、倒れやすくなることがあります。
クリムゾンクローバーの種まき
種まきの時期
暖地では、9月〜11月頃の秋まきが適しています。
冬になる前に株をある程度育てると、翌春に多くの花を楽しめます。
寒冷地では、春の3月頃に種をまく方法もあります。
直まきがおすすめ
クリムゾンクローバーは、花壇や畑へ直接種をまけます。
育てる場所の土をよく耕し、雑草や石を取り除きます。
種を均一にまき、薄く土をかぶせます。
まいた後は、土と種が密着するように軽く押さえます。
ばらまき
広い場所へ群生させる場合は、種をばらまきできます。
一方向だけでなく、縦と横の二方向から分けてまくと均一になりやすくなります。
種をまいた後は、レーキなどで軽く土をかぶせます。
ポットまき
少数の株を育てる場合は、育苗ポットへまけます。
一つのポットへ2〜3粒ほど種をまきます。
発芽後は元気な苗を一本残して間引きます。
発芽後の管理
発芽したら、日当たりと風通しのよい場所で育てます。
密集して発芽した場合は間引きます。
密植しすぎると、株が細くなり、春に倒れやすくなります。
クリムゾンクローバーの植え付け
植え付けは、10月〜11月頃または3月〜4月頃が適しています。
日当たりと水はけのよい場所を選びます。
苗をポットから静かに抜き、根鉢を大きく崩さず植え付けます。
根鉢の表面と地面の高さを合わせます。
植え付け後は十分に水を与えましょう。
クリムゾンクローバーの株間
観賞用として育てる場合は、株間を15〜25cmほど確保します。
複数株を密に植えると、春に赤い花がまとまって咲きます。
極端に密植すると風通しが悪くなり、茎が倒れやすくなるため注意しましょう。
緑肥として栽培する場合は、株間を決めず、種を均一にばらまく方法が一般的です。
クリムゾンクローバーの鉢植え
5〜6号鉢に一株程度が目安です。
複数株を育てる場合は、横長のプランターを使用できます。
鉢底へ鉢底ネットと鉢底石を入れ、草花用培養土を使用します。
種を直接プランターへまいて育てることもできます。
日当たりのよい屋外へ置き、土の表面が乾いたら水を与えましょう。
クリムゾンクローバーの摘心
クリムゾンクローバーは、基本的に摘心を必要としません。
自然に株元から茎を伸ばし、春に花穂を立ち上げます。
茎が極端に徒長した場合は、若いうちに先端を軽く摘めます。
強く切り戻すと開花が遅れる場合があるため、通常は自然な草姿で育てます。
クリムゾンクローバーの支柱
通常は支柱を必要としません。
肥料が多い場所や、日照不足で茎が長く伸びた場合は倒れることがあります。
複数株をまとめて植えると、株同士が支え合うため倒れにくくなります。
強風の当たる場所では、周囲へ低い支柱を立て、ひもで囲む方法があります。
クリムゾンクローバーの花がら摘み
観賞期間を延ばす場合
咲き終わった花穂は、花茎の付け根から切ります。
種を作るための養分消費を抑えられます。
残っているつぼみや花穂を長く楽しみやすくなります。
種を採る場合
種を採りたい花穂は、そのまま残します。
花が枯れて茶色くなり、種が成熟するまで待ちます。
すべての花を採種用に残す必要はありません。
こぼれ種を利用する場合
翌年も自然発芽させたい場合は、花後の株をしばらく残します。
熟した種が地面へ落ちることで、秋に発芽する場合があります。
クリムゾンクローバーの切り戻し
観賞用として育てる場合、強い切り戻しは必要ありません。
枯れた花穂や倒れた茎を取り除く程度で十分です。
緑肥として利用する場合は、開花期から結実前に地上部を刈り取ります。
刈り取った植物体を細かくして土へすき込むことで、有機物として利用できます。
種を作る前に刈り取ると、翌年に意図しない場所で増えることを防ぎやすくなります。
クリムゾンクローバーの花が咲かない原因
日照不足
日照が不足すると、茎葉は育っても花付きが悪くなります。
一日に半日以上日光が当たる場所で育てましょう。
種まき時期が遅い
秋まきが遅すぎると、冬までに株が十分に育ちません。
春になっても株が小さく、花数が少なくなることがあります。
地域の気温に合わせて、秋の早めの時期に種をまきましょう。
肥料の与えすぎ
窒素肥料を大量に与えると、葉や茎ばかりが成長することがあります。
株は大きいのに花が少ない場合は、肥料を控えます。
水の与えすぎ
土が常に湿っていると根が傷み、生育が悪くなります。
水はけを改善し、土が乾いてから水を与えましょう。
高温
春まきが遅くなると、株が十分に育つ前に気温が高くなります。
高温期を迎えると開花期間が短くなることがあります。
株が密集している
密植しすぎると日光が株の内部まで届きにくくなります。
弱い苗を間引き、適度な株間を確保しましょう。
クリムゾンクローバーの増やし方
種まき
クリムゾンクローバーは、種から増やす方法が基本です。
秋に種をまくと、翌春に花を咲かせます。
発芽しやすく、広い場所にも簡単にまけます。
種の採取
花後に花穂を残しておくと種ができます。
花穂が茶色く乾燥したら、晴れた日に切り取ります。
風通しのよい場所でさらに乾燥させ、種を取り出します。
種の保存
採取した種は十分に乾燥させます。
紙袋や封筒へ入れ、高温多湿を避けて保存します。
秋になったら再び種をまきましょう。
こぼれ種
種を採らずそのままにすると、自然に地面へ落ちます。
環境が合えば秋に発芽し、翌春に再び花を咲かせます。
増えすぎを防ぎたい場所では、種が熟す前に刈り取ります。
クリムゾンクローバーを緑肥として利用する方法
緑肥とは?
緑肥は、育てた植物を収穫せず、土へすき込んで利用する方法です。
植物体が分解されることで、有機物を土へ補給できます。
マメ科のクリムゾンクローバーは、緑肥植物として利用されます。
種をまく
畑や家庭菜園の空いた場所へ種をばらまきます。
均一に生育するように、種をできるだけ均等にまきます。
種まき後は薄く土をかぶせ、軽く鎮圧します。
春まで育てる
秋に種をまき、冬を越して春まで育てます。
春になると急速に茎を伸ばし、植物体の量が増えます。
開花期に刈り取る
花が咲き始めた頃から満開になる前後に刈り取ります。
種が成熟する前に刈ると、雑草化を防ぎやすくなります。
地際付近から刈り取ります。
土へすき込む
刈り取った茎葉を細かくして土へ混ぜ込みます。
大きなまますき込むより、細かくすると分解しやすくなります。
土へすき込んだ後は、すぐに次の作物を植えず、分解する期間を確保します。
敷き草として利用する
刈り取った茎葉を、土へすき込まず地表へ敷く方法もあります。
敷き草として利用すると、土の乾燥や雑草の発生を抑える効果が期待できます。
クリムゾンクローバーを緑肥にするメリット
土へ有機物を補給できる
地上部や根が分解されることで、土中の有機物を増やせます。
有機物が増えると、土の団粒化につながります。
土壌を覆える
秋から春に地面を植物で覆えます。
裸地になることを防ぎ、雨による土壌流出や雑草の発生を抑える効果が期待できます。
マメ科植物として利用できる
根粒菌との共生によって窒素を利用できるため、緑肥として利用しやすい植物です。
後作物のための土づくりにも役立ちます。
花を楽しめる
緑肥植物でありながら、春には鮮やかな赤い花を楽しめます。
家庭菜園や果樹園では、景観改善も兼ねて利用できます。
訪花昆虫を呼び込む
花が咲くと、ミツバチなどさまざまな昆虫が訪れることがあります。
庭や農園で、生き物を呼び込む植物としても利用できます。
クリムゾンクローバーの夏越し
クリムゾンクローバーは一年草のため、基本的に夏越しさせません。
春に花を咲かせ、種を作った後に株が枯れます。
高温多湿を苦手とするため、日本の夏まで株を維持することは一般的ではありません。
翌年も楽しみたい場合は種を採取し、秋にまき直します。
こぼれ種を利用する場合は、花後の株を残して自然に種を落とします。
クリムゾンクローバーの冬越し
秋まき苗は屋外で冬越しできる
暖地では、秋に発芽した株をそのまま屋外で冬越しできます。
冬は生育が緩やかになります。
春になると再び成長し、花茎を伸ばします。
強い霜に注意する
ある程度の寒さには耐えますが、強い霜や長期間の凍結では株が傷むことがあります。
寒波が続く地域では、不織布などで保護できます。
鉢植えの冬越し
鉢植えは、強い寒波が予想される場合に軒下へ移します。
暖房の効いた室内へ入れる必要はありません。
できるだけ日光へ当てましょう。
冬の水やり
鉢植えは、土の表面が乾いたら水を与えます。
晴れた日の午前中に行いましょう。
低温期に水を与えすぎると、根腐れの原因になります。
冬の肥料
冬は肥料をほとんど必要としません。
春に生育が活発になっても、肥料は控えめにします。
特に窒素肥料の与えすぎに注意しましょう。
クリムゾンクローバーの病気
うどんこ病
葉や茎に白い粉をまぶしたような症状が現れることがあります。
株が密集し、風通しが悪い場所で発生しやすくなります。
症状のある部分を取り除き、株間を確保しましょう。
灰色かび病
葉や茎、花に灰色のかびが発生します。
低温多湿、長雨、密植などで発生しやすくなります。
枯れた葉や花を取り除き、風通しを改善します。
根腐れ
水はけの悪い土や、水の与えすぎによって発生します。
土が湿っているのに葉がしおれる場合は、根が傷んでいる可能性があります。
水やりを控え、水はけを改善しましょう。
立枯病
苗の株元が傷み、急に倒れて枯れることがあります。
過湿や密植を避け、清潔で水はけのよい土を使用します。
クリムゾンクローバーの害虫
アブラムシ
新芽、花茎、つぼみに発生します。
植物の汁を吸い、生育を悪くします。
春に気温が上がると増えやすくなるため、定期的に確認しましょう。
ハダニ
乾燥した環境で発生することがあります。
葉の裏から汁を吸い、葉が白っぽくかすれます。
鉢植えでは葉の状態を確認しましょう。
ヨトウムシ
夜間に葉や若い茎を食害します。
昼間は株元や土の中へ隠れます。
大きな食害跡がある場合は、夜間に確認します。
ナメクジ
若い苗や柔らかい葉を食害します。
秋や春の雨が多い時期に発生しやすくなります。
鉢の下や落ち葉などの隠れ場所を減らしましょう。
クリムゾンクローバーが枯れる原因
水の与えすぎ
土が常に湿っていると根腐れを起こします。
土の表面が乾いてから水を与えましょう。
水切れ
鉢植えでは、春の気温上昇とともに土が乾きやすくなります。
葉がしおれた場合は、土の乾燥を確認します。
日照不足
暗い場所では茎が細長く伸び、株が弱ります。
花付きも悪くなるため、日当たりのよい場所で育てましょう。
密植
株が密集しすぎると、風通しが悪くなります。
病気が発生しやすくなり、細い株が倒れる原因にもなります。
適度に間引きましょう。
肥料の与えすぎ
特に窒素肥料を大量に与えると、茎葉が軟弱になります。
倒れやすくなり、花付きも悪くなることがあります。
高温
春の終わりから夏に株が枯れる場合は、自然な生育サイクルである可能性があります。
クリムゾンクローバーは一年草で、高温期まで株を維持する植物ではありません。
一年草として寿命を迎えた
花を咲かせて種を作ると、株は徐々に枯れます。
翌年も育てたい場合は種を採取し、秋にまき直しましょう。
クリムゾンクローバーを庭や鉢植えで楽しむ方法
花壇へまとめて植える
複数株をまとめて植えると、春に赤い花穂が一面に広がります。
白、青、紫色の花と組み合わせると、赤色がよく引き立ちます。
ナチュラルガーデンへ植える
クローバーらしい葉と自然な草姿は、ナチュラルガーデンによく合います。
細かく配置するより、まとまった面積へ群生させると自然な景観になります。
鉢植えで育てる
5〜6号鉢やプランターで育てられます。
赤い花穂が立ち上がるため、一鉢でも存在感があります。
鉢植えでは水切れに注意しましょう。
果樹の周囲へ植える
果樹園や庭木の周囲へ植え、地表を覆う植物として利用する方法があります。
花を楽しんだ後は刈り取り、敷き草や緑肥として活用できます。
ただし、樹木の株元へ過度に密生させず、通気性を確保しましょう。
相性のよい植物
クリムゾンクローバーと組み合わせやすい植物には、次のようなものがあります。
・ネモフィラ
・ヤグルマギク
・カスミソウ
・ニゲラ
・エスコルチア
・ビオラ
・アリッサム
・ワスレナグサ
・カレンデュラ
・ルピナス
花色や草丈を組み合わせると、春らしい自然な花壇を作れます。
クリムゾンクローバーの花言葉
クリムゾンクローバーの花言葉には、「勤勉」「善良」「胸に火を灯す」「私を思い出して」などが紹介されています。
鮮やかな赤い花穂と、群生して咲く姿が印象的な植物です。
花言葉の内容は、資料によって異なる場合があります。
まとめ
クリムゾンクローバーは、春に鮮やかな赤い花穂を咲かせるマメ科の一年草です。
ベニバナツメクサやストロベリーキャンドルの名前でも知られています。
秋に種をまき、冬を越して翌春に花を咲かせる育て方が基本です。
日当たりと水はけのよい場所を好み、やせた土地でも比較的よく育ちます。
マメ科植物のため、多量の窒素肥料を必要としません。肥料を与えすぎると茎葉が軟弱になり、倒れやすくなることがあります。
鉢植えは、土の表面が乾いたら十分に水を与えます。地植えでは、根付いた後は降雨を中心に管理できます。
春には赤い花を観賞できるほか、緑肥、敷き草、地表の被覆などにも利用できます。
緑肥として利用する場合は、種が成熟する前に刈り取り、土へすき込みます。
一年草のため、春に花を咲かせて種を作った後は株が枯れます。
翌年も育てたい場合は種を採取し、秋にまき直しましょう。