ドウダンツツジ(灯台躑躅)の育て方|花が咲かない原因・紅葉を美しくするコツ・剪定時期まで紹介

ドウダンツツジの育て方|白い壺形の花と紅葉が美しい落葉庭木の特徴・剪定・管理方法を解説

ドウダンツツジ花

ドウダンツツジは、春に白い壺形の小花を咲かせ、秋に鮮やかな紅葉を楽しめる落葉低木です。自然樹形でも美しく、刈り込みにも比較的強いため、庭木、生垣、低木植栽、和風庭園、雑木の庭、鉢植えとして広く利用されています。

春の花は控えめで上品な印象があり、枝先に小さな鈴のように咲きます。秋には葉が赤く色づき、庭に強い季節感を与えてくれます。花と紅葉の両方を楽しめるため、四季を感じる庭づくりに向いた庭木です。

ドウダンツツジは比較的丈夫で育てやすい植物ですが、花を楽しむには剪定時期が大切です。花後から初夏に剪定し、夏以降の強い剪定は避けます。紅葉を美しくするには、日当たり、水管理、肥料の与えすぎを避けることも重要です。

この記事では、ドウダンツツジの特徴、育て方、水やり、肥料、剪定、花が咲かない原因、紅葉を美しくするコツ、鉢植え管理、病害虫、枯れる原因、庭に植える注意点まで詳しく解説します。

ドウダンツツジの基本情報

  • 和名:ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅)

  • 別名:ドウダン、満天星

  • 学名:Enkianthus perulatus

  • 科名:ツツジ科

  • 属名:ドウダンツツジ属

  • 分類:落葉低木

  • 原産地:日本

  • 樹高:1m〜3mほど

  • 葉張り:1m〜2.5mほど

  • 開花期:4月〜5月頃

  • 花色:白色

  • 紅葉期:10月〜11月頃

  • 植え付け時期:落葉期の11月〜3月頃、または3月〜4月頃

  • 植え替え時期:落葉期の11月〜3月頃

  • 成長速度:普通

  • 耐寒性:強い

  • 耐暑性:普通。真夏の強い西日と乾燥に注意

  • 栽培難易度:初心者〜中級者向き

ドウダンツツジとは?花と紅葉を楽しめる落葉庭木

ドウダンツツジは、ツツジ科ドウダンツツジ属に分類される落葉低木です。日本原産の庭木で、春の白い花と秋の紅葉が美しい植物として親しまれています。枝が細かく分かれ、葉も小さめのため、刈り込み仕立てや生垣にも向いています。

春に咲く花は、小さな壺形をしています。枝先に下向きに咲く姿は控えめで、近くで見ると繊細な美しさがあります。花のあとに新緑が広がり、秋には赤く紅葉します。冬は落葉し、細かな枝ぶりを楽しめます。

庭木としては、和風庭園の低木、生垣、玄関まわりの植栽、雑木の庭のアクセントに向きます。派手な花木ではありませんが、季節ごとの表情が豊かで、落ち着いた庭によく合います。

ドウダンツツジの特徴

春に白い壺形の花を咲かせる

ドウダンツツジは、4月〜5月頃に白い小花を咲かせます。

花は壺形で、枝先に下向きにつきます。小さな鈴のような花姿が上品で、和風の庭にも自然風の庭にもよくなじみます。

秋の紅葉が美しい

ドウダンツツジの大きな魅力は、秋の紅葉です。

条件が合うと、葉が鮮やかな赤色に色づきます。紅葉を楽しめる低木として人気があり、庭の中で秋のアクセントになります。

刈り込みに強い

ドウダンツツジは枝が細かく分かれるため、刈り込みに向いています。

丸く整える、低い生垣にする、庭の縁取りに使うなど、形を作りやすい庭木です。ただし、花芽を切らないように剪定時期を守る必要があります。

自然樹形も美しい

ドウダンツツジは、刈り込まずに自然樹形で育てても美しい庭木です。

枝が細かく伸び、やわらかな雰囲気になります。雑木の庭や自然風の庭では、強く刈り込まずに枝ぶりを活かすとよいでしょう。

落葉樹で季節感がある

ドウダンツツジは落葉樹です。

春の花、新緑、秋の紅葉、冬の枝姿を楽しめます。常緑樹だけでは出しにくい季節の変化を庭に取り入れられます。

酸性寄りの土を好む

ドウダンツツジはツツジ科の植物で、酸性寄りの土を好みます。

石灰を多く入れた土やアルカリ性に傾いた土では生育が悪くなることがあります。植え付け時には、腐葉土や鹿沼土を混ぜると育てやすくなります。

ドウダンツツジの名前の由来

ドウダンツツジの「ドウダン」は、枝分かれした姿が昔の灯台の脚に似ていることに由来するとされます。

漢字では「灯台躑躅」と書かれることがあります。また、「満天星躑躅」とも表記されます。枝いっぱいに白い小花が咲く姿を、満天の星に見立てた美しい名前です。

ドウダンツツジとツツジの違い

ドウダンツツジとツツジは、どちらもツツジ科の植物ですが、見た目や使い方に違いがあります。

ドウダンツツジ

ドウダンツツジは、春に白い壺形の小花を咲かせ、秋に美しく紅葉する落葉低木です。

花は控えめで、紅葉の観賞価値が高い庭木です。刈り込みや生垣にも向きますが、自然樹形でも楽しめます。

ツツジ

一般的なツツジは、春に赤、ピンク、白、紫などの花を株いっぱいに咲かせる常緑または落葉の低木です。

花の華やかさを重視する庭木として利用されることが多く、公園や道路沿いの植栽にもよく使われます。

庭での使い分け

花の華やかさを楽しみたい場合はツツジが向いています。

白い小花と紅葉を楽しみたい場合はドウダンツツジが向いています。両方を組み合わせると、春の花と秋の紅葉をより豊かに楽しめます。

ドウダンツツジの育て方

日当たり

ドウダンツツジは、日当たりのよい場所から半日陰で育ちます。

花つきや紅葉をよくするには、日当たりのよい場所が向いています。半日陰でも育ちますが、日照不足では花が少なくなり、紅葉の発色も弱くなることがあります。

ただし、真夏の強い西日や乾燥が続く場所では葉が傷むことがあります。暖地では、午前中に日が当たり、午後は明るい日陰になる場所も育てやすい環境です。

風通し

ドウダンツツジは風通しのよい場所で育てると健康に育ちます。

枝が混み合うと内部が蒸れ、病害虫が発生しやすくなります。刈り込みで表面だけを整える場合でも、内部の枯れ枝や混み合った枝を整理するとよいでしょう。

温度

ドウダンツツジは寒さに強い落葉低木です。

日本の多くの地域で庭植えできます。寒冷地でも比較的育てやすい植物です。一方で、真夏の乾燥や強い西日はやや苦手です。暖地では夏の葉焼けに注意しましょう。

用土

ドウダンツツジは、水はけと保水性のある酸性寄りの土を好みます。

庭植えでは、腐葉土や鹿沼土を混ぜて土を整えます。粘土質で水がたまりやすい場所では根腐れしやすくなります。乾きすぎる土では葉が傷み、紅葉前に落葉することがあります。

鉢植えでは、鹿沼土を主体にしたツツジ・サツキ用の培養土が向いています。

植え付け時期

ドウダンツツジの植え付けは、落葉期の11月〜3月頃が適しています。

寒冷地では厳寒期を避け、春先に植えると安心です。鉢植え苗の場合は、3月〜4月頃、または10月〜11月頃にも植え付けできます。

真夏の植え付けは株に負担がかかるため避けましょう。

植え付け方法

植え穴は、根鉢より一回り大きく掘ります。

掘り上げた土に腐葉土や鹿沼土を混ぜ、根鉢を崩しすぎないように植え付けます。深植えにすると根が傷みやすくなるため、根鉢の上面が地面と同じ高さになるように植えます。

植え付け後はたっぷり水を与えます。根付くまでは乾燥に注意しましょう。

水やり

地植えの水やり

地植えのドウダンツツジは、根付いた後は基本的に雨水で育ちます。

ただし、植え付け直後の1年ほどは根が十分に張っていないため、乾燥が続く時期には水やりが必要です。夏に雨が少ない場合は、朝か夕方にたっぷり水を与えます。

鉢植えの水やり

鉢植えのドウダンツツジは、土の表面が乾いたら水を与えます。

鉢底から水が流れるまでたっぷり与え、受け皿の水は捨てます。鉢植えは地植えより乾きやすいため、春から秋は水切れに注意します。

夏の水やり

夏は水切れに注意します。

ドウダンツツジは乾燥すると葉が傷みやすく、紅葉前に落葉することがあります。鉢植えや植え付け直後の株は、朝か夕方に水やりを行いましょう。

冬の水やり

冬は落葉して休眠します。

地植えでは基本的に水やりは不要です。鉢植えでは、土が完全に乾きすぎないよう、暖かい日の午前中に水を与えます。

肥料

ドウダンツツジは、肥料を多く必要としない庭木です。

地植えでは、2月〜3月頃に寒肥として緩効性肥料や油かすを少量与えます。花後の5月〜6月頃にお礼肥を少量与えると、株の回復に役立ちます。

鉢植えでは、春の花後と秋に緩効性肥料を少量与えます。

肥料を与えすぎると枝葉ばかり伸び、花つきや紅葉の美しさに影響することがあります。自然な枝ぶりや紅葉を楽しむ場合は、肥料は控えめにしましょう。

ドウダンツツジの剪定

剪定は花後が基本

ドウダンツツジの剪定は、花が終わった直後の5月〜6月頃が基本です。

ドウダンツツジは夏頃に翌年の花芽をつくります。夏以降に強く剪定すると、花芽を切ってしまい、翌年の花が少なくなることがあります。

刈り込み剪定

ドウダンツツジは刈り込みに強い庭木です。

生垣や丸い仕立てにする場合は、花後に全体を軽く刈り込みます。枝が細かく分かれるため、形を整えやすい植物です。

ただし、毎年強く刈り込みすぎると内部が混み合い、風通しが悪くなることがあります。外側を整えるだけでなく、内部の枯れ枝も取り除きましょう。

自然樹形で育てる剪定

自然樹形で育てる場合は、枝の流れを活かします。

枯れ枝、交差する枝、内向きの枝、混み合った枝を付け根から切ります。枝先を細かく切り詰めすぎないほうが、雑木風の自然な雰囲気になります。

生垣の剪定

生垣として育てる場合は、5月〜6月頃に形を整えます。

必要に応じて9月頃に軽く整えることもできますが、秋に強く刈り込むと翌年の花が少なくなることがあります。花を楽しみたい場合は、花後の剪定を中心にしましょう。

冬の強剪定は避ける

冬に強く剪定すると、すでにできている花芽を切ってしまいます。

冬は枯れ枝や不要な枝を軽く取る程度にします。翌春の花を楽しみたい場合は、冬の刈り込みは避けましょう。

ドウダンツツジの花

花が咲く時期

ドウダンツツジの開花期は、4月〜5月頃です。

新緑の時期に白い小花を咲かせます。花は小さいため遠くからは控えめですが、枝先にたくさんつくと上品な雰囲気になります。

花の特徴

花は壺形で、下向きに咲きます。

小さな鈴のような姿が特徴です。白い花と新緑の組み合わせが美しく、春の庭に清楚な印象を与えます。

花後の管理

花が終わったら、剪定とお礼肥を行います。

花後すぐに剪定すれば、翌年の花芽を切るリスクを減らせます。株の状態を見ながら、緩効性肥料を少量与えましょう。

ドウダンツツジの花が咲かない原因

剪定時期が遅い

ドウダンツツジの花が咲かない原因で多いのが、剪定時期の遅れです。

夏以降に刈り込むと、翌年の花芽を切ってしまうことがあります。花を楽しみたい場合は、剪定は花後すぐに行いましょう。

日照不足

日当たりが悪い場所では花つきが悪くなります。

半日陰でも育ちますが、花をしっかり楽しみたい場合は明るい場所に植えることが大切です。

株が若い

植え付けて間もない若い株は、花が少ないことがあります。

根が張り、株が充実すると花が咲きやすくなります。最初の数年は株づくりを優先しましょう。

肥料の与えすぎ

肥料が多すぎると枝葉ばかり伸び、花つきが悪くなることがあります。

特に窒素分の多い肥料を与えすぎないようにします。肥料は控えめに管理しましょう。

夏の水切れ

夏に水切れすると、株が弱り、翌年の花つきに影響することがあります。

花芽をつくる時期に乾燥しすぎないよう、真夏は水管理に注意します。

ドウダンツツジの紅葉

紅葉する時期

ドウダンツツジの紅葉期は、10月〜11月頃です。

気温が下がる秋に、葉が赤色から紅色に色づきます。条件が合うと非常に鮮やかな赤になります。

紅葉の特徴

ドウダンツツジの紅葉は、低木の中でも美しい部類に入ります。

生垣や群植にすると、秋にまとまった赤い景色を作れます。和風庭園や雑木の庭では、秋の主役になることもあります。

紅葉を美しくするコツ

紅葉を美しくするには、葉を秋まで健康に保つことが大切です。

夏に水切れで葉が傷むと、秋にきれいに紅葉する前に落葉することがあります。日当たり、風通し、水管理を整え、肥料を与えすぎないようにしましょう。

ドウダンツツジの紅葉が赤くならない原因

日照不足

紅葉が赤くならない原因で多いのが日照不足です。

日当たりが悪い場所では、紅葉が黄色っぽくなったり、色づきが弱くなったりします。鮮やかな紅葉を楽しみたい場合は、日当たりのよい場所に植えましょう。

夏に葉が傷んでいる

夏の水切れや強い西日で葉が傷むと、秋の紅葉がきれいに出にくくなります。

葉が秋まで残るように、夏の乾燥対策を行います。

肥料が多すぎる

肥料が多いと枝葉が伸び続け、紅葉の色づきが弱くなることがあります。

紅葉を楽しむ庭木では、肥料を控えめにすることも大切です。

気温差が少ない

紅葉は秋の気温差によって美しくなりやすい傾向があります。

暖かい年や寒暖差が少ない地域では、赤くなりにくいことがあります。環境による差もあるため、日当たりと水管理を整えて様子を見ましょう。

ドウダンツツジは鉢植えで育てられる?

ドウダンツツジは鉢植えでも育てられます。

鉢植えなら、庭が狭い場合でも春の花と秋の紅葉を楽しめます。玄関前、ベランダ、テラスにも置きやすく、季節ごとに見える場所へ移動できる点も魅力です。

鉢植え管理のポイントは次の通りです。

  • 日当たりから明るい半日陰で育てる

  • 真夏の強い西日を避ける

  • 酸性寄りで水はけのよい土を使う

  • 深さと安定感のある鉢を選ぶ

  • 土の表面が乾いたら水を与える

  • 夏は水切れに注意する

  • 受け皿の水をためない

  • 肥料は控えめに与える

  • 花後に剪定する

  • 2〜3年に1回を目安に植え替える

鉢植えでは根詰まりしやすいため、水を与えてもすぐ乾く、葉色が悪い、紅葉前に葉が落ちる場合は植え替えを検討しましょう。

ドウダンツツジは地植えに向いている?

ドウダンツツジは地植えに向いている落葉低木です。

庭木、生垣、低木植栽、和風庭園、雑木の庭、玄関まわりの植栽に使いやすい植物です。地植えにすると根がしっかり張り、鉢植えより安定して育ちます。

地植え管理のポイントは次の通りです。

  • 日当たりから半日陰に植える

  • 紅葉を重視するなら日当たりを確保する

  • 酸性寄りで水はけのよい土に植える

  • 植え付け直後は水切れに注意する

  • 夏の乾燥を防ぐ

  • 肥料は控えめにする

  • 剪定は花後に行う

  • 冬の強剪定は避ける

  • 生垣では内部の枯れ枝も整理する

  • 将来の枝張りを考えて植える

地植えでは、自然樹形で楽しむか、生垣として刈り込むかをあらかじめ決めておくと管理しやすくなります。

ドウダンツツジを生垣にする方法

生垣に向いている理由

ドウダンツツジは枝が細かく分かれ、葉も小さめなので、生垣に向いています。

春には白い花、秋には紅葉を楽しめるため、季節感のある生垣になります。常緑生垣とは違い、冬は落葉しますが、枝ぶりが細かいため軽やかな印象になります。

植え付け間隔

生垣にする場合は、株間40cm〜60cmほどを目安に植えます。

早く密にしたい場合はやや狭めに、自然な雰囲気で育てたい場合は広めに植えます。

剪定のポイント

生垣では、花後の5月〜6月頃に刈り込みます。

秋に強く刈り込むと翌年の花が少なくなるため、花を楽しみたい場合は花後剪定を中心にします。紅葉も楽しみたい場合は、夏以降に葉を傷めないように管理しましょう。

高さ管理

ドウダンツツジの生垣は、60cm〜1.5mほどで管理すると扱いやすくなります。

高くしすぎると刈り込み作業が大変になり、内部も蒸れやすくなります。低めから中くらいの生垣として使うと、花と紅葉を楽しみやすくなります。

ドウダンツツジを庭に植えるときの注意点

剪定時期を守る

ドウダンツツジは、剪定時期を間違えると花が少なくなります。

花後すぐに剪定し、夏以降の強い刈り込みは避けましょう。生垣でも花を楽しみたい場合は、秋の強剪定を控えます。

夏の乾燥に注意する

ドウダンツツジは乾燥しすぎると葉が傷みます。

夏に葉が傷むと、秋の紅葉もきれいに出にくくなります。乾燥しやすい場所では株元をマルチングし、必要に応じて水やりを行いましょう。

土壌pHに注意する

ドウダンツツジは酸性寄りの土を好みます。

コンクリート際や石灰を多く入れた場所では、生育が悪くなることがあります。植え付け時には鹿沼土や腐葉土を混ぜると育てやすくなります。

冬は落葉する

ドウダンツツジは落葉樹です。

冬は葉が落ちるため、目隠し目的の常緑生垣には向きません。冬も目隠しが必要な場所では、常緑樹との組み合わせを検討しましょう。

大きくなりすぎる前に整える

ドウダンツツジは刈り込みに強いですが、長年放任すると枝が太くなり、形を戻しにくくなることがあります。

毎年花後に軽く整えると、美しい姿を保ちやすくなります。

ドウダンツツジが枯れる原因

水切れ

ドウダンツツジが枯れる原因で多いのが水切れです。

植え付け直後、鉢植え、真夏の乾燥期では特に注意が必要です。葉がしおれる、葉先が茶色くなる、紅葉前に落葉する場合は乾燥が原因のことがあります。

根腐れ

水はけの悪い土では根腐れを起こすことがあります。

土が湿っているのに葉がしおれる場合は、根が傷んでいる可能性があります。粘土質の土や水がたまりやすい場所では土壌改良が必要です。

強い西日

真夏の強い西日が当たり続ける場所では、葉焼けや水切れが起こりやすくなります。

葉が茶色く傷む場合は、日差しが強すぎる可能性があります。鉢植えなら夏だけ半日陰へ移動すると安心です。

土が合わない

ドウダンツツジは酸性寄りの土を好みます。

アルカリ性に傾いた土では、葉色が悪くなったり、生育が鈍くなったりします。コンクリート近くや石灰を多く入れた場所では注意が必要です。

根詰まり

鉢植えでは根詰まりによって弱ることがあります。

水を与えてもすぐ乾く、葉色が悪い、新芽が少ない場合は植え替えを検討します。

病害虫の被害

アブラムシ、ハダニ、カイガラムシ、うどんこ病などで株が弱ることがあります。

葉や枝を定期的に確認し、早めに対処しましょう。

ドウダンツツジの葉が茶色くなる原因

水切れ

乾燥すると葉先や葉の縁が茶色くなることがあります。

鉢植えや夏の乾燥期では、水切れに注意します。

葉焼け

真夏の強い西日や照り返しで葉焼けすることがあります。

葉の表面が茶色く乾いたようになる場合は、日差しが強すぎる可能性があります。

根腐れ

土が湿っているのに葉が茶色くなる場合は、根腐れの可能性があります。

水はけの悪い土、水の与えすぎ、受け皿の水の放置を見直しましょう。

紅葉前の自然な変化

秋には葉が赤く色づき、やがて落葉します。

秋の終わりに茶色くなる場合は自然な変化のことがあります。夏前から急に葉が茶色くなる場合は、水切れや根の状態を確認しましょう。

害虫の被害

ハダニやカイガラムシの被害で葉色が悪くなることがあります。

葉裏や枝の付け根を確認し、発生初期に対処します。

ドウダンツツジの病害虫

比較的丈夫な庭木

ドウダンツツジは、環境が合えば比較的丈夫に育つ庭木です。

ただし、乾燥、風通しの悪さ、根の傷み、株の弱りによって病害虫が発生することがあります。

アブラムシ

春の新芽や若い枝にアブラムシがつくことがあります。

発生が少ないうちに水で洗い流すか、手で取り除きます。多発すると新芽が縮れたり、すす病の原因になったりします。

ハダニ

乾燥した環境ではハダニが発生しやすくなります。

葉がかすれたように見える場合は注意します。夏の乾燥期や鉢植えでは、葉裏を確認しましょう。

カイガラムシ

枝にカイガラムシがつくことがあります。

吸汁によって株が弱り、枝枯れの原因になることがあります。見つけたらブラシや布でこすり落とします。

うどんこ病

葉に白い粉をふいたような症状が出ることがあります。

風通しが悪い場所や、枝が混み合った状態で発生しやすくなります。混み合った枝を整理し、株の中まで風が通るようにしましょう。

すす病

アブラムシやカイガラムシの排泄物をもとに、葉が黒く汚れることがあります。

原因となる害虫を取り除き、風通しを改善します。

ドウダンツツジと相性のよい植物

ドウダンツツジは、和風の庭、雑木の庭、低木植栽に合う植物と相性がよいです。

相性のよい植物には、次のようなものがあります。

  • イロハモミジ

  • コハウチワカエデ

  • アオダモ

  • ヤマボウシ

  • エゴノキ

  • ヒメシャラ

  • クロモジ

  • ナツハゼ

  • ソヨゴ

  • アオキ

  • ナンテン

  • ツツジ

  • サツキ

  • アセビ

  • シャクナゲ

  • ヤブラン

  • フッキソウ

  • タマリュウ

  • ギボウシ

  • シダ類

  • シャガ

  • ツワブキ

  • ホトトギス

  • クリスマスローズ

  • アジュガ

  • ヒューケラ

  • カンスゲ

ドウダンツツジは春の白花と秋の紅葉が魅力です。足元には常緑の下草や半日陰に強い植物を合わせると、冬の落葉期も庭が寂しくなりにくくなります。雑木の庭では、イロハモミジやアオダモと組み合わせると、自然な季節感が出ます。

ドウダンツツジは初心者におすすめ?

ドウダンツツジは、比較的丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめできる庭木です。

ただし、花と紅葉を楽しむには、剪定時期と夏の水管理が大切です。花後すぐに剪定し、夏に水切れさせないようにすると、毎年美しい姿を楽しみやすくなります。

初心者が育てる場合は、次の点を意識しましょう。

  • 日当たりから明るい半日陰で育てる

  • 紅葉を楽しむなら日当たりを確保する

  • 酸性寄りで水はけのよい土に植える

  • 植え付け直後は水切れに注意する

  • 夏の乾燥を防ぐ

  • 肥料を与えすぎない

  • 剪定は花後すぐに行う

  • 冬の強剪定を避ける

  • 鉢植えでは根詰まりに注意する

  • 生垣では内部の枯れ枝も整理する

春の花、秋の紅葉、自然な枝ぶりを楽しみたい方に向いています。生垣にも雑木風の庭にも使える、扱いやすい落葉低木です。

まとめ|ドウダンツツジは春の花と秋の紅葉を楽しめる庭木

ドウダンツツジは、春に白い壺形の花を咲かせ、秋に鮮やかな紅葉を楽しめる落葉低木です。庭木、生垣、鉢植え、和風庭園、雑木の庭に使いやすく、季節感のある庭づくりに向いています。

育て方のポイントは、日当たりから明るい半日陰に植えること、酸性寄りで水はけのよい土で育てること、夏の乾燥を防ぐことです。紅葉を美しく楽しみたい場合は、日当たりを確保し、夏に葉を傷めないように管理します。

剪定は花後の5月〜6月頃が基本です。夏以降に強く刈り込むと、翌年の花芽を切ってしまうことがあります。花を楽しみたい場合は、冬や秋の強剪定を避けましょう。

ドウダンツツジは、刈り込みにも自然樹形にも向く庭木です。低い生垣として整えることも、雑木の庭で枝ぶりを活かすこともできます。白い花と赤い紅葉を楽しめる、庭に取り入れやすい落葉低木です。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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