コキア(ホウキグサ)の育て方|秋に赤く紅葉するホウキギの種まき・水やり・育て方
コキアの育て方|ふんわりした草姿と秋の紅葉を楽しむ種まき・水やりを解説
コキアは、春から夏にかけて明るい緑色の葉を茂らせ、秋になると赤く紅葉する一年草です。
丸くふんわりとした草姿が特徴で、花壇や鉢植え、庭のアクセントとして人気があります。複数株を並べて植えると、統一感のある景観を作れます。
夏の暑さに強く、生育も旺盛です。日当たりのよい場所と水はけのよい土を好み、比較的育てやすいため初心者にも向いています。
秋の紅葉後は茶色く変化し、種を作って枯れます。翌年は種をまき直すことで再び楽しめます。
この記事では、コキアの特徴、種類、種まき、植え付け、水やり、肥料、剪定、紅葉、増やし方、病害虫、枯れる原因まで解説します。
コキアの基本情報
・和名:ホウキギ
・流通名:コキア
・別名:ホウキグサ
・学名:Bassia scoparia
・科名:ヒユ科
・属名:バッシア属
・分類:一年草
・原産地:ユーラシア大陸
・草丈:50〜100cmほど
・観賞時期:5月〜11月頃
・紅葉時期:9月〜11月頃
・花色:淡い緑色
・種まき時期:4月〜5月頃
・植え付け時期:4月〜6月頃
・耐寒性:弱い
・耐暑性:強い
・栽培難易度:初心者向き
コキアとは?
コキアは、ヒユ科バッシア属に分類される一年草です。
春に発芽し、夏に大きく成長して、秋に紅葉した後に枯れる一年の生育サイクルを持ちます。
細い葉を密に付け、自然に丸みのある株姿へ育つことが特徴です。
花は非常に小さく目立ちません。
観賞の中心になるのは花ではなく、ふんわりとした草姿と、緑色から赤色へ変化する葉です。
コキアの特徴
丸くふんわりした草姿になる
コキアは、株元から多くの枝を伸ばします。
細い葉が枝いっぱいに付くことで、全体が球形や卵形に近い姿になります。
剪定しなくても自然にまとまりやすい植物です。
夏は鮮やかな緑色になる
春から夏は、明るい黄緑色から緑色の葉を楽しめます。
夏の強い日差しにも比較的強く、花が少なくなる真夏の庭でも存在感があります。
複数株を並べると、緑色の丸い株が連続する景観を作れます。
秋に赤く紅葉する
気温が下がり、日が短くなると葉が赤色へ変化します。
最初は葉先から赤みを帯び、徐々に株全体が赤くなります。
紅葉の色は、赤、濃赤色、赤紫色など環境によって異なります。
紅葉後は茶色になる
紅葉のピークを過ぎると、葉や茎は徐々に茶色く変化します。
一年草のため、これは自然な生育サイクルです。
種を作った後は株全体が枯れます。
夏の暑さに強い
コキアは暑さに強く、真夏でもよく成長します。
日当たりのよい場所へ植えると、枝数が増え、株も大きくなります。
夏の花壇へ利用しやすい植物です。
寒さに弱い
秋から冬に気温が下がると、紅葉後に枯れます。
一年草のため、株そのものを冬越しさせる必要はありません。
翌年も育てる場合は、種を採取して春にまきます。
コキアの名前の由来
コキアは、以前Kochia属に分類されていたことから、その旧属名が園芸名として残っています。
現在はBassia属に分類されています。
日本では、枯れた枝を束ねてほうきに利用したことから、ホウキギやホウキグサと呼ばれます。
丸く細かな枝を多数伸ばす草姿は、ほうきの材料として利用しやすい形をしています。
コキアは一年草?多年草?
コキアは一年草です。
春に種から発芽し、夏に成長します。
秋になると紅葉し、その後種を作って枯れます。
冬に地上部が枯れた株から、翌春に再び芽が出ることはありません。
翌年も育てたい場合は、種をまき直します。
環境が合えば、こぼれ種から自然に発芽することもあります。
コキアの主な種類
観賞用コキア
園芸店で一般的に販売されるタイプです。
丸くまとまりやすい草姿と、秋の紅葉を楽しめます。
花壇、鉢植え、景観植栽などに利用されます。
コンパクトタイプ
草丈や株幅が比較的小さくまとまるタイプです。
鉢植えや小さな花壇に向いています。
大きくなりすぎないため、玄関やベランダでも育てやすくなります。
大型タイプ
草丈80〜100cmほどまで成長することがあります。
広い花壇や庭へ植えると存在感があります。
株幅も大きくなるため、十分な間隔を空けて植えましょう。
コキアの苗の選び方
株が丸くまとまった苗を選ぶ
株元から多くの枝が出て、全体がこんもりとまとまった苗を選びます。
一方向だけに枝が伸びている苗は、植え付け後も形が整いにくい場合があります。
茎が太い苗を選ぶ
株元の茎がしっかりしている苗がおすすめです。
細く間延びした株は、日照不足によって徒長している可能性があります。
葉色を確認する
春から夏は、鮮やかな緑色の葉を持つ苗を選びます。
黄色い葉や茶色い葉が多い苗は、水切れや根傷みの可能性があります。
根詰まりしていない苗を選ぶ
コキアは成長が早く、ポットの中で根詰まりしやすい植物です。
鉢底から大量に根が出ている場合は、購入後すぐに植え付けましょう。
病害虫を確認する
葉、枝、株元を確認します。
ハダニ、アブラムシ、葉の変色などが少ない苗を選びます。
コキアの育て方
日当たり・置き場所
コキアは、日当たりと風通しのよい場所を好みます。
一日に6時間程度日光が当たる場所で育てると、株が締まり、丸くまとまりやすくなります。
日照不足になると枝が細長く伸び、株姿が乱れます。
秋の紅葉も、日当たりのよい場所のほうが鮮やかになりやすくなります。
半日陰で育てられる?
明るい半日陰でも育てられます。
午前中に数時間日光が当たる場所であれば生育できます。
日照時間が短すぎると、株が間延びし、紅葉も弱くなる場合があります。
用土
水はけのよい土を好みます。
市販の草花用培養土で育てられます。
土を配合する場合は、赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石小粒またはパーライト1が目安です。
極端に水がたまる土は避けましょう。
地植えの土作り
植え付け前に土を20〜30cmほど耕します。
腐葉土や完熟堆肥を適量混ぜます。
粘土質で水はけが悪い場合は、軽石や川砂などを加えます。
コキアは比較的土質を選びませんが、水はけを確保すると育てやすくなります。
水やり
鉢植えは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるまで十分に与えます。
夏は株が大きくなり、水分を多く使います。
真夏は朝の涼しい時間帯に水を与えましょう。
夕方に葉がしおれ、土も乾いている場合は再度水を与えます。
地植えの水やり
植え付け直後から根付くまでは、土が乾いたら水を与えます。
根付いた後は、基本的に降雨だけで育てられます。
真夏に長期間雨が降らない場合は、朝に十分な水を与えましょう。
肥料
植え付け時に、緩効性肥料を元肥として少量施します。
地植えでは、元肥を施していれば多くの追肥を必要としません。
鉢植えは、生育期に緩効性肥料を1〜2か月に1回程度与えます。
肥料を与えすぎると枝が伸びすぎ、株姿が乱れることがあります。
コキアの種まき
種まきの時期
種まきは、4月〜5月頃が適しています。
発芽適温は20℃前後です。
霜の心配がなくなり、十分に暖かくなってからまきましょう。
直まき
コキアは、花壇へ直接種をまけます。
土の表面を平らにし、種を数粒ずつまきます。
種は細かいため、土はごく薄くかぶせます。
種が流れないように静かに水を与えます。
ポットまき
育苗ポットへ2〜3粒ずつ種をまきます。
薄く土をかぶせ、土を乾燥させないようにします。
発芽後は生育のよい苗を一本残して間引きます。
発芽後の管理
発芽したら、日当たりのよい場所へ移します。
日照不足になると苗が細長く徒長します。
本葉が増え、株がしっかりしてから植え付けましょう。
コキアの植え付け
植え付けは、4月〜6月頃が適しています。
日当たりと水はけのよい場所を選びます。
苗をポットから静かに抜き、根鉢を大きく崩さず植え付けます。
根鉢の表面と地面の高さを合わせます。
植え付け後は、根が土になじむように十分な水を与えましょう。
コキアの株間
小型品種は、株間を30〜40cmほど確保します。
大型になる品種は、50〜70cmほど空けます。
苗の時点では小さくても、夏には株幅が大きく広がります。
密植しすぎると株同士がぶつかり、形が崩れることがあります。
丸い草姿を楽しむ場合は、十分な間隔を確保しましょう。
コキアの鉢植え
一株を育てる場合は、7〜10号程度の鉢が適しています。
小さな鉢では根詰まりや水切れを起こしやすくなります。
鉢底へ鉢底ネットと鉢底石を入れ、草花用培養土を使用します。
植え付け後は日当たりのよい場所へ置きます。
夏は鉢土が乾きやすいため、地植えより水管理に注意しましょう。
コキアの摘心
基本的に摘心は必要ない
コキアは、自然に枝分かれして丸い株姿を作ります。
一般的な観賞用コキアでは、摘心しなくても十分にまとまります。
形が乱れた場合
一部の枝だけが長く伸びた場合は、先端を軽く切れます。
周囲の枝と高さを合わせる程度にします。
強く摘心すると自然な丸みが崩れる場合があります。
コキアの剪定・刈り込み
剪定は基本的に不要
コキアは自然樹形を楽しむ植物です。
頻繁な剪定を行わなくても、丸くまとまった株になります。
飛び出した枝を整える
枝が一部だけ伸びた場合は、ハサミで軽く整えます。
株全体を見ながら、丸みを維持するように切ります。
強く刈り込まない
一度に大きく切り戻すと、株姿が回復するまで時間がかかります。
紅葉時期が近い夏の終わり以降は、強い剪定を避けましょう。
コキアを丸く育てる方法
日当たりを確保する
均等に光が当たる場所へ植えると、枝が一方向だけに伸びにくくなります。
壁際など、一方向からしか光が当たらない場所では株姿が偏ることがあります。
十分な株間を確保する
隣の植物と接触すると、枝が押されて形が崩れます。
株幅を予測して十分な空間を確保しましょう。
肥料を与えすぎない
肥料が多すぎると枝が急激に伸び、株が間延びします。
元肥を中心に、追肥は必要最小限にします。
鉢を回転させる
鉢植えは、同じ方向だけに日光が当たり続けることがあります。
数日から1週間に一度程度鉢を回転させると、全体へ均等に日光を当てやすくなります。
コキアの紅葉
紅葉する時期
一般的には9月頃から徐々に色付き始めます。
10月頃に赤色が鮮やかになり、11月頃には茶色へ変化します。
地域や気温によって時期は異なります。
緑色から赤色へ変化する
夏は明るい緑色です。
気温が下がると葉先から赤みが増し、徐々に株全体が赤くなります。
紅葉の途中では、緑と赤が混ざった色合いも楽しめます。
紅葉後は茶色になる
赤色のピークを過ぎると、葉や茎が茶色くなります。
これは枯れ始めた状態ですが、枯れ色になった草姿も観賞できます。
種を採取する場合は、株が十分に乾くまで残します。
コキアが赤くならない原因
気温が十分に下がっていない
コキアの紅葉は、秋の気温低下によって進みます。
気温が高い時期は、秋になっても緑色が残る場合があります。
日照不足
日照不足では、紅葉が鮮やかになりにくいことがあります。
日当たりのよい場所で育てましょう。
品種による違い
品種によって、紅葉の濃さや時期に違いがあります。
鮮やかな赤色になるタイプもあれば、赤紫色や褐色に近い色になるタイプもあります。
株の状態が悪い
夏に水切れや根腐れで株が弱ると、美しく紅葉する前に葉が茶色く枯れる場合があります。
夏の間に健康な株を育てることが大切です。
コキアの花
コキアにも花が咲きます。
花は非常に小さく、葉の付け根などに淡い緑色の花を付けます。
観賞価値は低く、注意して見なければ気付かないこともあります。
開花後に種を作り、秋から冬に種が成熟します。
コキアの増やし方
種まき
コキアは、種まきで増やします。
春に種をまき、秋まで一株を育てる方法が基本です。
種の採取
紅葉後、株が茶色く乾燥すると種が成熟します。
乾燥した枝を軽く振ると種が落ちるようになります。
株の下へ紙やシートを敷き、種を集める方法があります。
種の保存
採取した種は十分に乾燥させます。
紙袋や封筒へ入れ、涼しく乾燥した場所で保存します。
翌春に再び種をまきます。
こぼれ種
熟した種をそのままにすると、地面へ自然に落ちます。
翌春にこぼれ種から大量に発芽する場合があります。
不要な苗は早めに間引きましょう。
コキアの夏越し
コキアは暑さに強く、夏越しは比較的簡単です。
真夏も日当たりのよい場所で育てられます。
鉢植えは水切れしやすいため、朝を中心に土の状態を確認します。
地植えでは根付いた後、多少の乾燥には耐えます。
長期間雨が降らない場合は、水を与えましょう。
株が密集している場合は、風通しが悪くならないように周囲の雑草を取り除きます。
コキアの冬越し
コキアは一年草のため、株を冬越しさせません。
秋に紅葉し、種を作った後に株全体が枯れます。
冬になったら枯れた株を抜き取ります。
翌年も育てる場合は、採取した種を春まで保存します。
暖かい場所へ鉢を移しても、同じ株を多年草として維持することはできません。
コキアの病気
根腐れ
水の与えすぎや、水はけの悪い土で発生します。
土が湿っているのに葉がしおれる場合は、根が傷んでいる可能性があります。
水やりを控え、水はけを改善しましょう。
立枯病
苗や株の根元が傷み、急にしおれて枯れることがあります。
高温多湿、過湿、風通しの悪さなどが原因になる場合があります。
水はけのよい土で育て、密植を避けましょう。
うどんこ病
葉や茎に白い粉のようなものが付くことがあります。
風通しの悪い環境で発生しやすくなります。
症状のある部分を取り除き、周囲へ風を通しましょう。
コキアの害虫
ハダニ
コキアで注意したい害虫の一つです。
高温で乾燥した時期に発生し、葉から汁を吸います。
被害が進むと葉色が悪くなり、細かな白い斑点が現れます。
アブラムシ
新芽や柔らかい茎へ発生することがあります。
植物の汁を吸い、生育を悪くします。
発生初期に取り除きましょう。
カメムシ
茎や葉へ集まり、植物の汁を吸うことがあります。
数が少ないうちに取り除きます。
ヨトウムシ
幼虫が夜間に葉を食害することがあります。
葉が大きく食べられている場合は、夜間や株元を確認しましょう。
コキアが枯れる原因
水切れ
真夏の鉢植えでは、水切れを起こしやすくなります。
葉が垂れたり、枝先がしおれたりした場合は土を確認します。
水切れが長時間続くと、葉が茶色く枯れます。
水の与えすぎ
コキアは暑さに強いものの、常に湿った土を好む植物ではありません。
土が乾かない状態が続くと根腐れを起こします。
土の表面が乾いてから水を与えましょう。
日照不足
日照不足では枝が細長く伸び、株が弱くなります。
倒れやすくなるため、日当たりのよい場所へ移しましょう。
根詰まり
鉢が小さいと、夏までに根詰まりを起こすことがあります。
水やりをしてもすぐに土が乾く場合は、根詰まりの可能性があります。
生育初期であれば、一回り大きな鉢へ植え替えます。
肥料の与えすぎ
肥料が多いと枝が急激に伸び、株が軟弱になります。
倒れたり、株姿が乱れたりすることがあります。
肥料は控えめに与えましょう。
強風
コキアは大きくなると風を受けやすくなります。
台風や強風によって株ごと倒れることがあります。
風が強い場所では、株元へ支柱を立てて補助できます。
秋の自然な枯死
秋に紅葉した後、茶色く枯れることは自然な生育サイクルです。
病気ではありません。
翌年も育てたい場合は、種を採取しましょう。
コキアが倒れる原因
株が大きくなりすぎた
草丈や株幅が大きくなると、強風を受けやすくなります。
肥料を控え、過度に大きくしないようにします。
日照不足
日照不足で茎が細長くなると、倒れやすくなります。
十分な日光へ当てましょう。
肥料の与えすぎ
窒素肥料を与えすぎると、茎が軟弱になります。
葉色が十分によい場合は、追肥を控えます。
強風や大雨
台風や豪雨で根元から倒れる場合があります。
大型株は支柱を立て、株元を固定すると被害を抑えられます。
コキアを庭や鉢植えで楽しむ方法
一列に並べて植える
コキアを等間隔に並べると、丸い株が連続する特徴的な景観になります。
園路や花壇の縁へ並べる植栽に向いています。
複数株を群植する
広い場所へまとめて植えると、夏は緑、秋は赤い景観を楽しめます。
株間を十分に空け、一株ずつの丸い形が分かるように植えることがポイントです。
鉢植えで育てる
大型の鉢へ一株植えると、株全体の丸い形を楽しめます。
春から夏は緑色、秋は赤色へ変化するため、一鉢で季節の移り変わりを感じられます。
花壇のアクセントにする
背の低い草花と組み合わせると、コキアの立体的な形が引き立ちます。
丸い草姿そのものをオブジェのように利用できます。
相性のよい植物
コキアと組み合わせやすい植物には、次のようなものがあります。
・マリーゴールド
・ジニア
・センニチコウ
・サルビア
・ペチュニア
・ニチニチソウ
・ケイトウ
・コスモス
・アスター
・ルドベキア
春から夏の草花と組み合わせれば緑色のコキアを楽しめます。
秋咲きの花と組み合わせれば、赤く紅葉したコキアとの色彩を楽しめます。
コキアをほうきにする方法
枯れた株を利用する
秋から冬に株全体が茶色く乾燥したら、ほうきの材料として利用できます。
根元から株を切り取ります。
種を落とす
枝を軽くたたいたり振ったりして、残っている種を落とします。
種を翌年利用する場合は、シートなどの上で作業して集めましょう。
十分に乾燥させる
切った株を風通しのよい場所で乾燥させます。
雨に当てず、枝全体が十分に乾いた状態にします。
枝を束ねる
複数の株や枝を揃え、持ち手部分をひもなどで強く束ねます。
枝先の長さを整えると、昔ながらの草ぼうきとして利用できます。
コキアの実について
コキアの種子は、地域や品種によって食用利用されることがあります。
日本では、コキアの成熟した果実を加工した「とんぶり」が知られています。
ただし、観賞用として販売されている苗は食用栽培を前提としていない場合があります。
農薬の使用履歴や品種が不明な観賞用コキアを、そのまま食用に利用することは避けましょう。
食用にする場合は、食用栽培を前提とした種や栽培方法を選びます。
コキアの花言葉
コキアの代表的な花言葉には、「恵まれた生活」「夫婦円満」「あなたに全て打ち明けます」などがあります。
緑色から鮮やかな赤色へ大きく変化する姿に関連した花言葉も紹介されています。
丸く柔らかな草姿と、季節によって変わる葉色が印象的な植物です。
花言葉の内容は、資料によって異なる場合があります。
まとめ
コキアは、春から夏に鮮やかな緑色の葉を茂らせ、秋に赤く紅葉する一年草です。
ホウキギやホウキグサとも呼ばれ、自然に丸くまとまる草姿を楽しめます。
日当たりと水はけのよい場所を好み、夏の暑さにも強いため、初心者でも育てやすい植物です。
種まきは4月〜5月頃に行います。暖かくなってから種をまき、夏までに大きな株へ育てます。
地植えでは株間を十分に確保すると、一株ずつきれいな丸い形に育ちます。
鉢植えは7〜10号程度の大きめの鉢を使用し、真夏の水切れに注意しましょう。
剪定は基本的に必要ありません。一部の枝が飛び出した場合だけ軽く整えると、自然な丸い姿を維持できます。
秋になると緑色の葉が赤色へ変化します。紅葉後は茶色く枯れますが、一年草として正常な生育サイクルです。
翌年も育てたい場合は、成熟した種を採取して春にまき直します。
枯れた株は、昔ながらのほうき作りにも利用できます。