アブラムシ対策まとめ|葉のベタつき・すす病・新芽の縮れを防ぐ方法

アブラムシとは?植物の新芽や葉につく害虫の特徴・被害・駆除方法を解説

アブラムシ

アブラムシは、庭木、草花、野菜、果樹、観葉植物など、さまざまな植物に発生する代表的な害虫です。小さな体で植物の汁を吸い、新芽や若葉、つぼみ、茎に群がります。発生初期は目立ちにくいものの、増えるスピードが早く、気づいたときには株全体に広がっていることもあります。

アブラムシの被害を受けると、新芽が縮れる、葉が変形する、花が咲きにくくなる、株の生育が悪くなるなどの症状が出ます。さらに、排泄物によって葉や茎がベタつき、すす病が発生することもあります。ウイルス病を媒介することもあるため、家庭菜園や果樹では特に注意が必要です。

アブラムシ対策では、早期発見と早めの駆除が大切です。少数であれば手で取り除いたり、水で洗い流したりできます。発生が広がっている場合は、剪定、粘着テープ、天敵、薬剤などを組み合わせて対応します。

この記事では、アブラムシの特徴、被害症状、発生しやすい植物、発生時期、駆除方法、予防策、薬剤を使うときの注意点まで詳しく解説します。

アブラムシの基本情報

  • 名前:アブラムシ

  • 別名:アリマキ

  • 分類:カメムシ目アブラムシ上科の昆虫

  • 体長:1mm〜4mmほど

  • 体色:緑色、黒色、黄色、赤褐色、灰色など

  • 発生時期:主に3月〜11月頃

  • 被害部位:新芽、若葉、つぼみ、茎、葉裏、花、果実の周辺

  • 被害内容:吸汁、新芽の変形、葉の縮れ、生育不良、すす病、ウイルス病の媒介

  • 発生しやすい植物:バラ、ツツジ、サクラ、ウメ、キク、パンジー、ナス、トマト、キュウリ、キャベツ、ダイコン、柑橘類など

  • 発生しやすい環境:新芽が多い時期、風通しが悪い場所、肥料過多、窒素分が多い管理、乾燥気味の環境

  • 駆除の難易度:初期なら簡単。多発すると繰り返し防除が必要

  • 対策のポイント:早期発見、水で洗い流す、手で取る、剪定、天敵の保護、薬剤散布、肥料管理

アブラムシとは?

アブラムシは、植物の汁を吸って生きる小さな害虫です。新芽や若葉、つぼみ、茎など、柔らかい部分に集まりやすく、群れになって発生します。体は小さく、緑色や黒色、黄色など種類によって色が異なります。

アブラムシは繁殖力が非常に高い害虫です。春から秋にかけて短い期間で増え、暖かい時期には一気に数が増えることがあります。発生初期に数匹見つけた段階でも、放置するとすぐに広がるため注意が必要です。

アブラムシは吸汁によって植物を弱らせるだけでなく、すす病やウイルス病の原因にもなります。家庭菜園では収穫量や品質に影響し、庭木や草花では見た目の悪化や花つきの低下につながります。

アブラムシの特徴

新芽や若葉に集まりやすい

アブラムシは、柔らかい新芽や若葉を好みます。

植物の新しい部分は汁を吸いやすく、栄養も多いため、アブラムシが集まりやすくなります。春の芽吹き時期や、肥料を与えた後に新芽が伸びる時期は特に注意しましょう。

群れで発生する

アブラムシは一匹だけでいるより、群れで発生することが多い害虫です。

新芽の先端や葉裏をよく見ると、小さな虫がびっしりついていることがあります。発生初期は数が少なくても、短期間で増えるため早めの対策が必要です。

体色が種類によって違う

アブラムシの体色は種類によって異なります。

緑色、黒色、黄色、赤褐色、灰色などがあり、植物の色に紛れて見つけにくいこともあります。新芽が縮れる、葉がベタつくなどの症状があれば、葉裏や茎を確認しましょう。

羽のある個体もいる

アブラムシには、羽のある個体が出ることがあります。

環境が悪くなったり、数が増えすぎたりすると、羽のある個体が別の植物へ移動します。庭の中で次々と別の植物に発生する場合は、羽のあるアブラムシが移動している可能性があります。

アリが集まることがある

アブラムシが発生している植物には、アリが集まることがあります。

アブラムシは甘い排泄物を出し、アリはその甘い液を好みます。アリが枝や茎を頻繁に上り下りしている場合は、アブラムシがいる可能性があります。

アブラムシの被害症状

新芽が縮れる

アブラムシが新芽から汁を吸うと、新芽が縮れたり、正常に伸びなかったりします。

若い葉が丸まる、葉先が曲がる、芽の形が崩れる場合は、アブラムシの吸汁被害を疑いましょう。

葉が変形する

葉にアブラムシがつくと、葉が波打ったり、丸まったり、縮れたりします。

特に柔らかい葉では症状が出やすく、見た目が大きく悪くなります。葉裏に群がっていることが多いため、葉の表面だけでなく裏側も確認します。

つぼみや花が傷む

アブラムシは、つぼみや花にもつきます。

つぼみにつくと開花しにくくなったり、花が変形したりします。バラやキク、パンジーなどでは、花の観賞価値が落ちる原因になります。

株の生育が悪くなる

アブラムシが大量発生すると、植物の養分が奪われます。

葉の色が悪くなる、新芽の伸びが悪くなる、株全体が弱るなどの症状が出ます。小さな苗や若い株では、被害が大きくなりやすいです。

葉や茎がベタつく

アブラムシは甘い排泄物を出します。

葉や茎がベタベタする場合は、アブラムシが発生している可能性があります。このベタつきは、すす病の原因にもなります。

すす病が発生する

アブラムシの排泄物をもとに、黒いカビのようなすす病が発生することがあります。

葉や枝が黒く汚れ、光合成が妨げられます。すす病を防ぐには、原因となるアブラムシを減らすことが大切です。

ウイルス病を媒介することがある

アブラムシは、植物のウイルス病を媒介することがあります。

特に野菜では注意が必要です。ウイルス病にかかると、葉にモザイク状の模様が出る、株が萎縮する、収穫量が落ちるなどの症状が出ることがあります。

アブラムシが発生しやすい植物

アブラムシは非常に多くの植物に発生します。庭や家庭菜園で特に注意したい植物は次の通りです。

  • バラ

  • ツツジ

  • サツキ

  • サクラ

  • ウメ

  • モモ

  • カエデ

  • アジサイ

  • クチナシ

  • キク

  • パンジー

  • ビオラ

  • ペチュニア

  • マリーゴールド

  • ダリア

  • ナス

  • トマト

  • ミニトマト

  • キュウリ

  • ピーマン

  • オクラ

  • キャベツ

  • ハクサイ

  • ダイコン

  • カブ

  • ブロッコリー

  • エンドウ

  • ソラマメ

  • インゲン

  • レタス

  • イチゴ

  • ミカン

  • レモン

  • ユズ

  • 観葉植物の一部

新芽が柔らかい植物、窒素肥料で葉がよく伸びる植物、風通しの悪い場所にある植物では、アブラムシが発生しやすくなります。

アブラムシが発生しやすい時期

春に発生しやすい

アブラムシは、春に発生しやすい害虫です。

気温が上がり、新芽が伸びる時期に増え始めます。バラ、草花、野菜苗、庭木の新芽は特に注意します。

初夏に増えやすい

初夏は植物の生育が旺盛で、アブラムシも増えやすい時期です。

新芽やつぼみが多い植物では、群れになって発生することがあります。早めに見つけて駆除しましょう。

秋にも発生する

夏の高温期に一時的に減っても、秋に再び増えることがあります。

秋野菜や秋咲きの草花では、アブラムシ被害に注意が必要です。気温が穏やかで新芽が伸びる時期は、発生しやすくなります。

暖かい室内では冬も発生する

観葉植物や室内栽培では、冬でもアブラムシが発生することがあります。

暖房の効いた室内では、害虫が活動しやすい環境になる場合があります。室内の鉢植えも定期的に確認しましょう。

アブラムシが発生しやすい環境

風通しが悪い場所

風通しが悪い場所では、アブラムシが増えやすくなります。

枝葉が密になっている庭木や、株間が狭い花壇では注意が必要です。剪定や間引きで風通しをよくしましょう。

窒素肥料が多い

窒素分の多い肥料を与えすぎると、柔らかい新芽や葉が多くなります。

アブラムシは柔らかい部分を好むため、肥料過多の植物に集まりやすくなります。肥料は適量を守り、葉ばかり茂る状態にしないことが大切です。

新芽が多い時期

新芽が一斉に伸びる時期は、アブラムシが発生しやすくなります。

春の芽吹き、剪定後の新芽、追肥後の新葉には特に注意しましょう。

乾燥気味の環境

乾燥した環境では、アブラムシやハダニなどの吸汁性害虫が発生しやすくなることがあります。

鉢植えやプランターでは水切れに注意し、株を弱らせないように管理します。

アリが多い場所

アリが多い場所では、アブラムシが守られて増えやすくなることがあります。

アリはアブラムシの甘い排泄物を好み、天敵からアブラムシを守ることがあります。アリが頻繁に植物を上っている場合は、アブラムシの有無を確認しましょう。

アブラムシと似た害虫

カイガラムシ

カイガラムシも植物の汁を吸う害虫です。

枝や葉に張りつき、動かないように見えることが多いです。アブラムシより硬い殻のように見える種類もあります。すす病の原因になる点は共通しています。

ハダニ

ハダニは葉裏で吸汁し、葉を白っぽくかすれさせます。

乾燥した環境で発生しやすく、葉裏に細かい虫や糸が見えることがあります。アブラムシよりさらに小さく、葉の表面がかすれるような症状が出ます。

コナジラミ

コナジラミは、白い小さな虫が葉裏につく害虫です。

葉を揺らすと白い虫が飛び立つことがあります。アブラムシと同じく吸汁し、すす病の原因にもなります。

アザミウマ

アザミウマは、花や葉を吸汁する細長い小さな害虫です。

花弁が傷む、葉に銀白色の傷が出るなどの症状が見られます。アブラムシより動きが速く、花の中に隠れることがあります。

アブラムシの見つけ方

新芽の先端を見る

アブラムシは新芽の先端に集まりやすい害虫です。

枝先や茎の先端を確認し、小さな虫が群がっていないか見ます。特に春の新芽は重点的に確認しましょう。

葉裏を確認する

葉の表面に虫が見えなくても、葉裏に隠れていることがあります。

葉が縮れる、丸まる、色が悪い場合は、葉裏を確認します。葉裏に小さな虫が密集していればアブラムシの可能性があります。

つぼみの周りを見る

バラや草花では、つぼみの周りにアブラムシがつきやすくなります。

花が咲く前に被害が出ると、開花が乱れます。つぼみが多い時期はこまめに確認しましょう。

ベタつきを確認する

葉や茎がベタつく場合は、アブラムシの排泄物がついている可能性があります。

ベタつきの上に黒いすす病が出ることもあります。葉が汚れている場合は、原因となる害虫を探しましょう。

アリの動きを見る

アリが植物の枝や茎を頻繁に上り下りしている場合は、アブラムシがいる可能性があります。

アリの動きを追うと、アブラムシの群れを見つけやすいことがあります。

アブラムシの駆除方法

手で取り除く

発生が少ない場合は、手で取り除く方法が簡単です。

指でつぶす、手袋をしてこすり落とす、ティッシュで拭き取るなどの方法があります。新芽を傷つけないように注意しましょう。

水で洗い流す

ホースや霧吹きの水でアブラムシを洗い流す方法もあります。

葉裏や新芽に水を当て、虫を落とします。鉢植えや小さな苗では、水圧が強すぎると株を傷めるため、やさしく行います。

粘着テープで取る

少数のアブラムシなら、粘着テープで取る方法もあります。

新芽や茎に軽く当てて取り除きます。柔らかい葉を傷めないように、強く押しつけないことが大切です。

被害枝を剪定する

アブラムシが一部の枝に集中している場合は、被害枝を切り取る方法があります。

切り取った枝は庭に放置せず処分します。大量発生している部分を減らすことで、被害の拡大を抑えやすくなります。

牛乳や石けん水は注意して使う

家庭で牛乳や石けん水を使う方法が紹介されることがあります。

ただし、濃度や使い方を間違えると葉を傷めたり、植物に汚れが残ったりすることがあります。自己流で多用するより、園芸用に作られた薬剤や資材を使うほうが安全です。

薬剤を使う

発生が広がっている場合は、アブラムシに対応した園芸用殺虫剤を使う方法があります。

薬剤を使う場合は、対象植物に使えるか、食用作物では収穫前日数が守れるかを必ず確認します。葉裏や新芽にしっかりかかるように散布しましょう。

アブラムシに使える薬剤

アブラムシの防除には、園芸用の殺虫剤を使うことがあります。スプレータイプ、希釈して散布するタイプ、土にまく粒剤など、さまざまな種類があります。

薬剤を使うときのポイントは次の通りです。

  • 対象植物に使える薬剤を選ぶ

  • 「アブラムシ類」への効果が記載されているか確認する

  • 野菜や果樹では収穫前日数を必ず守る

  • 使用回数を守る

  • 希釈倍率を守る

  • 葉裏や新芽にも丁寧に散布する

  • 高温時や強風時の散布を避ける

  • 花に散布する場合はミツバチなど訪花昆虫に注意する

  • 子どもやペットが近づかない時間帯に作業する

  • 散布後は手や道具を洗う

食用作物では、観賞用植物と同じ感覚で薬剤を使わないようにします。必ず作物名、害虫名、使用方法、収穫前日数を確認しましょう。

アブラムシの予防方法

新芽をこまめに確認する

アブラムシ対策では、早期発見が最も重要です。

春から秋にかけて、新芽、若葉、つぼみ、葉裏を確認しましょう。数匹の段階で見つければ、簡単に取り除けます。

風通しをよくする

風通しの悪い環境では、アブラムシが増えやすくなります。

庭木は混み合った枝を剪定し、草花や野菜は株間を確保します。風が通ることで、病害虫の予防にもつながります。

肥料を与えすぎない

窒素肥料を与えすぎると、柔らかい葉が増え、アブラムシに狙われやすくなります。

葉ばかり茂る場合は、肥料の量や種類を見直しましょう。丈夫で締まった株に育てることが予防になります。

防虫ネットを使う

家庭菜園では、防虫ネットが効果的です。

苗を植え付けた直後からネットを使うと、アブラムシの飛来を減らせます。ネットの隙間から入ることがあるため、端をしっかり固定しましょう。

黄色粘着板を使う

アブラムシは黄色に誘引されることがあります。

家庭菜園や温室、鉢植えでは、黄色粘着板を設置すると発生状況の確認や成虫の捕殺に役立ちます。ただし、粘着板だけで完全に防除することは難しいため、ほかの対策と組み合わせます。

天敵を大切にする

アブラムシには天敵がいます。

テントウムシ、ヒラタアブの幼虫、クサカゲロウの幼虫、寄生バチなどはアブラムシを減らしてくれる存在です。薬剤をむやみに多用すると天敵も減るため、発生状況に応じた防除を心がけましょう。

アリ対策をする

アリがアブラムシを守ることがあります。

アリが多い場合は、株元の環境を整理し、アリの通り道を確認します。アブラムシ対策と同時に、アリが集まりにくい環境を作ることも大切です。

バラに発生するアブラムシ対策

バラはアブラムシが発生しやすい植物です。

春の新芽、つぼみ、若い茎に群がり、つぼみの変形や花の傷みを起こします。開花前に被害が出ると、花がきれいに咲かないことがあります。

バラでの対策は次の通りです。

  • 春の新芽とつぼみをこまめに確認する

  • 少数なら手で取る

  • 水で洗い流す

  • つぼみ周辺の密集部分を早めに駆除する

  • 風通しよく剪定する

  • 肥料を与えすぎない

  • テントウムシなどの天敵を活かす

  • 多発時はバラに使える薬剤を選ぶ

バラでは、アブラムシを早めに減らすことで、花をきれいに咲かせやすくなります。

野菜に発生するアブラムシ対策

家庭菜園では、ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、キャベツ、ダイコン、ブロッコリー、エンドウ、ソラマメなどにアブラムシが発生します。

野菜では、吸汁被害だけでなく、ウイルス病の媒介が問題になります。苗の時期に発生すると、その後の生育に大きく影響することがあります。

野菜での対策は次の通りです。

  • 苗の植え付け直後から防虫ネットを使う

  • 葉裏や新芽をこまめに確認する

  • 少数なら手で取る

  • 水で洗い流す

  • 黄色粘着板で発生を確認する

  • 肥料を与えすぎない

  • 雑草を放置しない

  • 薬剤を使う場合は作物名と収穫前日数を確認する

野菜では、薬剤の使用条件を必ず守ります。収穫前日数や使用回数を確認し、安全に管理しましょう。

果樹に発生するアブラムシ対策

果樹では、ウメ、モモ、ミカン、レモン、ユズ、リンゴ、ナシ、カキ、ブルーベリーなどにアブラムシが発生することがあります。

新芽や若葉に発生すると、葉が縮れたり、新梢の伸びが悪くなったりします。幼木や鉢植え果樹では、被害が樹形づくりにも影響します。

果樹での対策は次の通りです。

  • 春の新芽をこまめに確認する

  • 葉が縮れたら葉裏を見る

  • 少数なら手で取る

  • 被害枝を整理する

  • 風通しのよい樹形にする

  • 窒素肥料を与えすぎない

  • アリが多い場合はアリ対策も行う

  • 薬剤を使う場合は果樹名に登録のあるものを選ぶ

  • 収穫前日数を必ず確認する

果樹では、食用部分に関わるため薬剤選びが重要です。観賞用庭木と同じ感覚で薬剤を使わないようにしましょう。

草花に発生するアブラムシ対策

草花では、パンジー、ビオラ、ペチュニア、キク、マリーゴールド、ダリア、サルビアなどにアブラムシが発生します。

つぼみや花茎に群がると、花がきれいに咲かなくなります。鉢植えや寄せ植えでは、株が密になりやすいため注意が必要です。

草花での対策は次の通りです。

  • つぼみや花茎を確認する

  • 葉裏を確認する

  • 少数なら手で取る

  • 水で洗い流す

  • 花がらや枯れ葉をこまめに片付ける

  • 株間を確保する

  • 肥料を与えすぎない

  • 多発時は草花に使える薬剤を選ぶ

草花では、見た目が重要です。発生初期にこまめに取り除くことで、美しい花を保ちやすくなります。

観葉植物に発生するアブラムシ対策

観葉植物にもアブラムシが発生することがあります。

室内では外敵が少なく、暖かい環境が続くため、発生すると増えやすい場合があります。新芽や柔らかい茎に集まりやすく、葉のベタつきで気づくこともあります。

観葉植物での対策は次の通りです。

  • 新芽や葉裏を確認する

  • 発生株をほかの植物から離す

  • 少数なら拭き取る

  • シャワーでやさしく洗い流す

  • 風通しをよくする

  • 肥料を与えすぎない

  • 室内で使える薬剤を選ぶ

  • 薬剤使用後は換気する

観葉植物では、ほかの鉢へ広がる前に隔離して対処すると被害を抑えやすくなります。

アブラムシ被害を放置するとどうなる?

数が急に増える

アブラムシは繁殖力が高い害虫です。

少数の発生を放置すると、短期間で新芽や葉裏にびっしり広がることがあります。

新芽が変形する

吸汁被害によって新芽が縮れ、正常に伸びなくなります。

庭木や果樹では樹形づくりに影響し、草花では花つきが悪くなることがあります。

花や実に影響する

つぼみや花に発生すると、開花不良や花の変形が起きます。

野菜や果樹では、生育不良によって収穫量や品質が落ちることがあります。

すす病が出る

アブラムシの排泄物に黒いすす状のカビが発生します。

葉が黒く汚れ、光合成が妨げられます。見た目も悪くなり、庭木や草花の観賞価値が下がります。

ウイルス病が広がることがある

アブラムシはウイルス病を媒介することがあります。

野菜では特に注意が必要です。ウイルス病にかかると、薬剤で治すことが難しいため、アブラムシを早めに防ぐことが大切です。

アブラムシ対策でやってはいけないこと

少数だからと放置する

アブラムシは増えるスピードが早い害虫です。

数匹のうちに取り除けば簡単ですが、放置すると一気に増えます。見つけた段階で対処しましょう。

葉の表面だけ見る

アブラムシは葉裏や新芽の奥に隠れていることがあります。

葉の表面だけを見て安心せず、葉裏、つぼみ、茎の先端も確認しましょう。

肥料を多く与えて回復させようとする

アブラムシ被害で弱った株に肥料を多く与えると、柔らかい新芽が増え、さらに発生しやすくなることがあります。

まずは害虫を減らし、株の状態を整えてから適量の肥料を与えましょう。

薬剤を同じものだけで使い続ける

同じ薬剤ばかり使うと、効果が落ちることがあります。

多発する場合は、発生環境の改善や物理的な除去を組み合わせます。薬剤はラベルを確認し、適切に使いましょう。

食用作物に登録外の薬剤を使う

野菜や果樹では、使用できる薬剤が決まっています。

対象作物に登録のない薬剤を使うことは避けましょう。収穫前日数や使用回数も必ず確認します。

アブラムシ対策の年間管理

春はアブラムシが発生しやすい時期です。

新芽、若葉、つぼみをこまめに確認します。バラ、野菜苗、果樹の新梢は特に注意しましょう。少数のうちに取り除くことが大切です。

初夏

初夏はアブラムシが増えやすい時期です。

風通しが悪い場所や肥料が効きすぎた株では発生が目立ちます。剪定や間引きで株をすっきりさせ、必要に応じて防除します。

真夏は高温で一時的に少なくなる場合もありますが、油断はできません。

水切れで株が弱ると害虫被害を受けやすくなります。鉢植えや家庭菜園では、水管理を丁寧に行います。

秋は再び発生しやすい時期です。

秋野菜、秋咲きの草花、伸び始めた新芽を確認します。暖かい日が続くと増えることがあるため、春と同じように早期発見を意識しましょう。

屋外では発生が少なくなります。

室内の観葉植物や温室では冬でも発生することがあります。暖房の効いた室内では、葉裏や新芽を定期的に確認しましょう。

まとめ|アブラムシは早期発見とこまめな駆除が大切

アブラムシは、植物の新芽や若葉、つぼみ、葉裏に発生する小さな吸汁性害虫です。庭木、草花、野菜、果樹、観葉植物など幅広い植物に発生し、放置すると短期間で数が増えます。

被害を受けると、新芽の縮れ、葉の変形、花の傷み、生育不良、すす病などが起こります。野菜や果樹ではウイルス病を媒介することもあるため、発生初期の対応が重要です。

駆除方法は、手で取る、水で洗い流す、粘着テープで取る、被害枝を剪定する、薬剤を使うなどがあります。少数なら物理的に取り除くだけでも効果があります。多発している場合は、対象植物に使える薬剤を選び、葉裏や新芽まで丁寧に散布しましょう。

予防では、風通しをよくすること、肥料を与えすぎないこと、新芽をこまめに確認することが大切です。アリが多い場合は、アブラムシの発生サインとして確認します。春から秋にかけて定期的に観察し、数が少ないうちに対処することで、植物を健康に保ちやすくなります。

botanny

「BOTANICA」の編集者です。本記事はAIを活用した記事です。内容に誤りがある場合には、コメント欄、あるいはお問合せよりお知らせください。

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